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2008/04/27

ひとりでできるもん!

アジア雑貨屋さんの仕入れ術―あなたの旅を変えるプロの全ノウハウ アジア雑貨屋さんの仕入れ術―あなたの旅を変えるプロの全ノウハウ
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:1998-05
ほもかっちゃんによると、この件についてマトモに報道したのは産経だけだそうだが、例の、福原愛ちゃんの前に飛び出したチベット系台湾人タシィ・ツゥリンさん(42)について、だ
 ハプニングは突然起きた。JR長野駅や善光寺周辺と比べて、比較的観客の数が少ないコース中ごろの沿道。「フリーチベット!」。チベットの旗を握りしめた男がロープをまたいで車道へ飛び出し、聖火ランナーの列に飛び込んだ。警官隊に取り押さえられ、地面に顔を押さえつけられながらも、「フリーチベット」の泣き叫ぶような声は消えない。
このサイトでも、このチベタンの生い立ちについては書いたんだが、父親がチベット騒乱で死刑判決を受け、脱獄して逃げてきたわけだ。で、難民として暮らしていたインドで生まれる。
 「チベット独立は両親の悲願でもある。それを実現するためには、残りすべての人生を犠牲にする覚悟がある」

 チベット難民として暮らしたインドでは、常に「どこにも所属しないホームレスのような感じだった」。しかし、ダライ・ラマ14世の言葉に接し、考え方が変わった。「チベットはチベット人のもの。暴力を使わず、平和的に訴えることで、私たちの『自由』を取り戻したい」。

 タシィさんは25日夜に長野入り。タイの聖火リレーでも抗議活動に参加したが、そのときと比べると、日本のほうがチベット支援者が多いことに驚いたといい、「応援してくれる日本のみなさんに感謝している」と述べていた。
驚いた事に、このオッサン、タイでも抗議活動していたわけだ。多くもない収入を注ぎ込んで中国政府に抗議するために追いかけてきたわけだな。で、今でも留置場にいるらしいが、まぁ、アレだ、胡錦濤が帰国するまでは釈放されないかも知れない。何か困った事があったら言ってください。カネ以外だったら相談に乗ります。

で、おいら、バンコクでバイヤーやってるんだが、ちょくちょくこういう人と会うわけだ。ネパール難民の成れの果てとか、カチン族ゲリラの親分とか、タイの非合法共産党の末裔とか、市民活動家とかだが、ああいう国で「反体制派」とか「政治的難民」とかのインテリがやれる仕事というと限られているわけだ。で、民芸品みたいなモノを外国人に売るという商売は、その少ない稼業のひとつなわけで、必然的にそういう人ともつきあいが多い。で、「日本とは違うな」とつくづく感じた事があるんだが。

サンデーマーケットで銀の細工物を売っているオバチャンがいるんだが、珍しい少数民族のアクセサリーなんぞ仕入れたりしながら世間話していたんだが、「山の人たちに作り方を教えて作らせている」というわけだ。で、詳しく聞いてみると、そもそも、このオバチャンは大学を卒業してすぐ、一人で
少数民族の子供たちに勉強を教えに行った、というんだが、それが、何のバックもなく、全くの個人ボランティアなのが驚くわけだ。実は、タイでは、こういうのは珍しくない。日本人は仲間を集めて組織を作ってボランティアをやるが、タイ人は勝手に一人でやる。で、オバチャン、カネがなくなったのでバンコクに戻り、山の人たちが作ったモノを売るところから、商売として始まったというんだが、オバチャンのところには市民活動家の洋服屋さんとか辣腕弁護士でフラワーアレンジメントが趣味のオッサンとか、微妙なヒトたちが出入りしていて可笑しいです。で、何が言いたいのかと言うと、人間、一人でもやろうと思えばやれる事がある、という事だな。

コメント

先ずは乾坤一擲、孤軍奮闘せよと言うことだな・・・うんw

>カネ以外だったら相談に乗ります。

伊豆総業で雇ってやれやw

>カネ以外だったら相談に乗ります。

 で、わたしは忙しすぎて義勇軍はできないし、ほかにできることを今は思いつかないので、少ないけどお金を寄付したいです。ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(http://www.tibethouse.jp/home.html)にすればいいんでしょうか?検索したけどここ以外はわからなかった・・・・・田舎者で東京へ行けないので、ここの評判とか知ってる人いたら教えてください。あとこのブログ(チベット式 http://tibet.cocolog-nifty.com/blog_tibet/)がくわしいみたい。この中の「よく聞かれる質問集」ってのが勉強になったです。
 自由チベットに栄光あれ。

島国日本は、国境がはっきりしており、「難民」というの知らない。
世界には、「難民」が多く居る。
政治的対立・民族紛争で、国を追われた民族だ。
大陸は、どうしても国境がはっきりしないので、異民族や異宗教と紛争がおきる。

現在では、一つの国家に多数の異民族が混在して、尚対立していたりする。
家族構成に、異民族が混じっていたりして、家族間で対立したりする。
トルコがアルメニア人を虐殺した時も、凄惨な抹殺が起きた。
一列に並べたアルメニア人を、斧で後頭部を割っていったという。
あまりの流血に、血の川が出現し、死体が流された

民族問題を抱える巨大な国家は、なかなか中国を批判できないのが現状だ。
強力な政治権力と軍事力で、押さえ込むしかない。
だから、ロシアが中国を批判するわけには行かないのだ。

このような民族対立を抱える国では、経済発展に大きな較差が起きる。
少数民族や、二等国民の立場にある民族は、相変わらず所得が低い。
しかも、経済が発展すると、インフレが起きる。

この所得格差が、さらに民族の対立・独立の気運を高めるのだ。
この緊張感の高まっているピークに、しかも株価・物価がコントロールを失っているときに、
五輪や万国博を開催するのは、最悪のタイミングだ。
中国としては、今が絶好の機会だと思ったのだから、「頂点に魔物は住んでいる」のである。

そのタイのオバチャン、すごいですね~カッコイイわ。
そうですよね、やろうと思えばひとりで出来るんですよね。
私もボランティアでもやりたいな~なんて思って
市報を見て、どこか団体が募集してるのかな~なんて
探したりしてましたが、一人で勝手にやればいいんですよね~。
団体になると人間関係の摩擦も出てきてメンドクサイし。
「ひとりでやっても委員会」って名前で(笑)頑張ります?!


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