深見東州です。前回の続きです。ところで、神事が続いたり、仕事や家庭があったり、僕ほど忙しい人はいないと思うけれども、皆それなりに忙しい。そんな状態と分かっていても、能を続けることは皆さんのすばらしい宝となるから、みんな忙しいから可哀想だなと思っても、敢えて父の愛で「続けなさい」と言い続けています。全て皆さんを愛しているからです。
中には、謡、仕舞、舞囃子どれでも、地道に毎月毎月必ずお稽古に来ている人もいます。そういう人はもう、ぱぁって輝いています。何も言わなくても、この能の道が素晴らしいご神業と信じて、神様に謙虚に向かい、道を貫いている。片道3時間以上かけてお稽古に通っている人もいます。この人たちは「忙しい」なんて口にしません。黙々と通い続けています。神様は全部お見通しだから、本当に皆さん輝いていますね。神様がニコニコして強く強く守っておられます。お稽古の前に祈り続けていることも、全て神様は受け取っておられます。続けている皆さんは、能を始めてから様々な変化があったと思いませんか?必ず思い当たると思います。能は六次元に通じる芸術です。

次のページへ