だからこうやって、発表会が近くなると、父親の愛で皆さんにメッセージを送るのです。神様は、なかなか皆さんには直接はっきりと言っては下さいませんから、神の代わりに言う父親の愛です。父親は、普段は寡黙だけれど、ここ一番、子供のためと思ったら、とても厳しく強く言う。子供が反発しても「いや、この子のためだ」と思って、敢えて憎まれ役になってでも言う。自分が大人になってから、父親の厳しさに感謝する人は多いですけれど、まさに私の皆さんへの一喝はその「父の愛」なのです。
私の一喝「普段は少々さぼっていても、年に1度の発表会に出ないとは、許せませえええん。」また、別な一喝「何年間かブランクがあっても、永久に能をやらなくなるなど、許せませえええん。」というものです。つづく・・・。
はじめに戻る