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国際

日本の歓迎ぶり強調 長野の聖火リレー終了で中国 主席訪日控え「反日」封印狙う(04/27 07:40)

 【北京26日佐々木学】二十六日の長野の北京五輪聖火リレーについて、中国の主要メディアは、妨害行為やチベット独立支持者の動きを伝えず、地元の歓迎ぶりの報道に終始した。胡錦濤国家主席の訪日を五月六日に控え、反日機運を抑え込みたい中国政府の意向が反映された。

 中国中央テレビはニュース番組で、リレーの沿道で中国人留学生が中国国旗を振って「北京、頑張れ」と声援を送る様子を放映。トーチを持って笑顔で走る北京五輪卓球日本代表の福原愛選手を「幼いころから中国で練習してきた」と好意的に紹介した。

 しかし、映像からチベット旗はカットされ、リレーへの男の乱入や中国人留学生とチベット独立支持者との小競り合いなど騒然とした雰囲気は伝えなかった。

 国営新華社通信も「集まった観衆は熱烈な拍手と声援を送った」と報じたが、妨害行為には触れていない。

 四月七日にパリで起きた激しい聖火リレー妨害が中国で報道されると、各地で反仏デモが発生した。中国政府は、長野の聖火リレー成功を強調することで、胡主席訪日を前に、中国の若者に高まる愛国主義の矛先が日本へ向かうのを避けたとみられる。

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