在日中国人留学生でつくる全日本中国留学生学友会が、26日に長野市で行う聖火リレーで、日本各地の留学生ら約2千人が沿道から声援を送ったり、「ありがとう長野、ようこそ北京へ」といったスローガンを掲げたりする計画を進めていることが17日、分かった。
学友会によると、留学生がいる全国約100大学の学生と日本で働く中国人を対象にホームページなどで参加を呼び掛けている。参加者数に応じて25日深夜、東京都内からバス30−40台をチャーターして長野に向かう予定。電車などで直接、長野入りする留学生もいるという。
当日は日中両国と五輪の小旗を持ち、希望者にはTシャツも販売して身に付ける。李光哲会長は「平和や友好を願う留学生の思いを伝え、聖火リレーやランナーを支援する目的」と話し、抗議行動や妨害活動があった場合には「衝突や暴力には決して訴えず、対応は日本政府や警察に任せる」としている。