福岡放送局

2008年4月27日 6時42分更新

長崎帆船まつり 操帆訓練披露

長崎港で帆船が白い帆を一斉にマストに張る、操帆訓練が26日、披露されました。

長崎港では日本と韓国の帆船あわせて6隻が集まって24日から、長崎帆船まつりがはじまり、連日、大勢の人でにぎわっています。
26日は、まつりの呼び物の1つで、36枚の白い帆を一斉にマストに張る操帆訓練が日本最大の帆船、「日本丸」と「海王丸」で披露されました。
それぞれの帆船には航海訓練中の実習生およそ100人が乗り込み、高さ50メートルのマストに登りました。
そして帆を固定しているロープを手際よくほどいた後、甲板に降り、号令をかけながらロープを引いて帆を張っていきました。
帆は大きなもので畳110畳分もあり、1時間ほどかけてすべての帆が張られると見学に訪れた家族連れや観光客が、優雅な船体をバックに記念写真を撮っていました。福岡県から夫婦で訪れた男性は「初めて見ましたが、迫力があって圧倒されました」と話していました。
操帆訓練は27日午後も帆船「あこがれ」と「コリアナ」の2隻で行われます。