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ページ更新時間:2008年04月26日(土) 22時42分

ビクター、テレビ事業の大幅縮小を発表

ビジネス3837867
 日本ビクターは、経営の足かせとなっている国内のテレビ事業から事実上撤退すると正式に発表しました。
 「歴史のあるテレビ事業で歴史のある会社ですし、高柳健次郎先生のこともありますから、つらい決断です」(佐藤国彦 社長)

 日本ビクターは25日、これまで国内とイギリスの工場で行っていた家庭用テレビの生産を全面的に中止すると発表しました。

 今後は業務用や一部の高級液晶テレビなどの生産をタイ工場に移し、国内でのテレビ販売を現在の1割程度に縮小します。これにより、量販店からビクター製のテレビは姿を消すことになりそうです。

 日本ビクターの今年3月期の決算は475億円の最終赤字で、足かせとなっているテレビ事業からの事実上の撤退で経営の改善をはかりたい考えです。(26日17:21)

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