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【独女通信】ガンダム好き男との付き合い方

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【独女通信】ガンダム好き男との付き合い方
 昨年、週刊誌アエラの人物ルポ「現代の肖像」で、「シャア・アズナブル」が取り上げられていた。シャア・アズナブルとは、機動戦士ガンダムの登場人物の一人。架空の人物であるキャラクターが人物ルポで取り上げられるのは異例のことだ。

昨年末には、ソフトバンクが10万円もするガンダム(正確にはシャア専用ザクをコンセプトとした)携帯がデビューし、ビックカメラではガンダム年賀状が発売されるなど、相変わらずガンダムブームが続いている。

編集者の雅紀さん(仮名・35歳)が、「ガンダムは人生の一部」と語るように、昭和47年生まれの人たちのガンダムの思い入れは強い。
今から25年ほど前に最初のガンダムブームは、おもちゃ屋にガンプラ(ガンダムのプラモデル)が入荷するとすぐに売り切れ、「ガンダムの時間には子供が街から消える」と言われるほどすさまじかった。そのブームの中心にいたのが、当時、小学校中学年から高学年の少年たち。つまり、昭和47年前後に生まれた人たちというわけだ。

 「たまにDVDを見る」とうい人からコレクターまで、ハマり具合は人それぞれだが、彼らにとってガンダムは単なる「お気に入りのアニメ」の枠を超えている。

 それを象徴するのが、「名セリフ」だ。ガンダム世代の男子は、会話の中にさりげなくガンダムの名セリフを盛り込む。その時、相手から「おっ!」という反応が返ってくると、気分がいいのだという。つまり、彼らにとってガンダムとは、同世代とわかちあえる「共通の記憶」ともいえるのではないだろうか。

 しかし、同世代でも「大好き!」とガンダムへの思いを共有できる女性は少ない。ガンダム世代と年齢が近い独女世代の綾子さんは、これまで付き合った彼や男友達など、ガンダム好きに囲まれてきた。そのため、何とかガンダムを理解し、思いを共有しようとしたのだが…。

「ガンダムって、やっぱり男性的な世界観なんですよね。私も一生懸命好きになろうと思ったけど、やっぱりモビルスーツのカッコよさを理解できず、挫折しました」。

 そこで、綾子さんは「ガンダム好き男」との接し方を変えたという。
「彼らはこだわりがあるから、こちらが浅い知識じゃ太刀打ちできません。適当なことを言ったばかりに、ウンチクをずっと聞く羽目になることも。だから、基本的に私からは何も言わず、そっとしておく。それで、彼から『一緒にDVDを見よう』とか『ガンダムのゲームしない?』と誘われたら適当にお付き合いする。結局、これがベストでした」。

綾子さんのこの判断は的を射ているようで、前出の雅紀さんは「経験上、付き合う相手にはわかってもらえない、と身にしみてわかってます」と言う。また、昭和48年生まれの会社員、智晴さん(仮名)も「彼女にガンダムトークをしろとは言いません。温かく見守ってくれればそれでいいです」とのこと。
しかし、それでも「やっぱり彼と価値観を共有したい!」という人はどうすればいいのだろうか? すると、綾子さんがこんなことを教えてくれた。

「男子はガンダムのモビルスーツにハマるけど、女子は登場人物のキャラクターにハマる人が多いんですよ。ガンダムでは、戦うことへの葛藤を抱く人がいたり、主人公が逃亡してしまったり、複雑な人間の心理も描かれています。そんな『人間ドラマ』を楽しむ感覚で見ると、ガンダムにハマることができると思いますよ」。

 男たちの心のサンクチュアリとも言えるガンダムワールド。その世界は、やはり奥深かった。(吉田渓)

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