長野・聖火リレー3000人警備 青ジャージー隊お断り2008年04月18日03時06分 長野市で26日にある北京五輪の聖火リレーで、警察庁は17日、警視庁や近隣県警からの応援を含む3千人規模の警察官で警備する方針を固めた。トーチを守るため、警察官数十人をランナーを取り囲むように走らせる予定だ。一方、町村官房長官は、青色ジャージー姿の中国警備員の助けは借りないと宣言した。 長野県警は当初、約500人態勢で、交通規制や見物客の混乱防止を担う計画だった。しかし、各地で、チベット問題を背景にした妨害が頻発したため、抜本的な見直し作業をしていた。 現時点では、同県警は県内の警察官の半数近い約1500人を動員。200人を超える警視庁の機動隊員や、周辺県警の応援を受ける方針を決めた。コースとなる車道への立ち入りは、妨害行為の可能性があるとしてすべて制止する。石井隆之本部長が伴走車から陣頭指揮する。 民間警備員も当初計画の2.5倍にあたる約300カ所に配置される予定だ。 一方、町村氏は17日の記者会見で、中国側から「青い服を着たような人たち」の派遣の連絡はないとしたうえで、「仮にそういう話があっても、我が国はきちんとした法治国家だ。他国の警察などの力を借りなければならない治安状態ではない」と強調した。 PR情報この記事の関連情報社会
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