北京オリンピックの聖火リレーが26日、長野市で行われている。コース沿道では小競り合いが相次ぎ、沿道の3か所から飛び出した男が逮捕されたほか、ケガ人も出ているもよう。
沿道に中国人やチベット人のグループが集まり、小競り合いが続くJR長野駅前では、タレント・萩本欽一さんが走った。警察によると、萩本さんに向けて紙や物が投げ込まれたほか、沿道に飛び出した日本人の男が現行犯逮捕された。
さらに、卓球・福原愛選手が走っている最中にも男が沿道から飛び出し、威力業務妨害で現行犯逮捕された。男はアジア系外国人で、「フリーチベット」などと叫んでいたという。
また、休憩後のリレー後半でも、沿道から飛び出した男が逮捕された。
そのほか、午前10時半ごろ、JR長野駅近くで中国人と右翼団体が衝突し、1人がケガをした。市内のあちこちで小競り合いが起き、緊迫した状況が続いている。
(04/26 12:01)