道路を問う
道路建設と巨額財源、そのあるべき姿を考える
【社会】高レベル最終処分地にせず 国が青森県に確約書2008年4月25日 10時57分 原発の使用済み核燃料の再処理で発生、青森県六ケ所村にある施設で貯蔵する高レベル放射性廃棄物について、甘利明経済産業相は25日、三村申吾青森県知事に「青森県を最終処分地にしないことをあらためて確約する」とする文書を経産省で手渡した。 青森県は、1990年代に同じ趣旨の文書を国から受けたが、六ケ所村にある日本原燃の再処理工場で試運転が進み操業開始が近づく中で、あらためて確約書を求めていた。従来の文書は、知事の了承なく最終処分地にしないとしていたが、今回は「知事の了承」の文言はなくなった。 この廃棄物は、既に海外に再処理を委託した分の保管が始まっており、六ケ所再処理工場が操業を始めると、大量に発生する。原子力発電環境整備機構が全国の市町村を対象に最終処分場を公募しているが、まだ決まっていない。 (共同)
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