硫化水素を発生させて自殺を図るケースが全国で相次いでいますが、北九州市小倉北区でもきょう夕方、車の中で、硫化水素を発生させて自殺を図っているのが見つかりました。

男性は、先ほど死亡が確認されています。

きょう午後4時過ぎ、北九州市小倉北区井堀の交通公園の駐車場で、「硫化水素発生中」と書かれた紙が張られた車があると、公園の職員から消防に通報がありました。

消防が駆けつけたところ、普通乗用車の中で40代の男性がぐったりしているのがみつかり、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

消防は、現場付近の人たちに避難するよう指示しましたが、これまでのところ体調不良を訴える人などは出ていません。

警察は硫化水素を発生させて自殺を図ったとみて、詳しく調べています。