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厳戒態勢の中、いよいよ聖火リレーが長野でスタート (1/2ページ)
このニュースのトピックス:五輪の中国
国内外から注目を浴びる長野市の聖火リレーは、26日朝から午後まで、4時間弱程度をかけて行われる予定だ。善光寺の辞退により出発地点は「長野県勤労者福祉センター跡地」に急遽(きゅうきょ)変更。午前8時半、第1走者の野球日本代表監督、星野仙一さんがスタートする。
聖火リレーの総距離は18.7キロ。聖火は、公募で集まった市民ランナーを含む80人の手でリレーされる。1人当たりの走行距離は、200〜300メートル程度となる。
星野さんのほか、野口みずきさん(女子マラソン)▽吉田沙保里さん(レスリング)▽北島康介さん(水泳)−ら、北京五輪に出場するトップ選手もリレーに参加。このほかにも、萩本欽一さん▽有森裕子さん▽岡崎朋美さん▽荻原健司さん−ら、華々しいメンバーもトーチを手にし、聖火リレーに花を添える。
また、最高齢の山岸重治さん(76)は10年前の長野五輪でも聖火リレーを務めた“ベテラン”だ。
聖火は出発後、善光寺参道にある大門やJR長野駅前、長野運動公園脇などを通り、午前10時20分ごろに、長野五輪スピードスケート会場として使用された競技施設「エムウェーブ」に到着。約30分の休憩時間には、長野市立緑ケ丘小金管バンドによるアトラクションなどが披露される。
聖火リレーの再開は午前10時50分ごろ。午後0時15分ごろには、ゴール地点の若里公園・県民文化会館に聖火が到着。聖火台への点火などを経た後、聖火は次のリレー地、ソウルに送られることになっている。
厳しい警備態勢が敷かれるのが、今回の聖火リレーの特徴だ。長野県警の警備態勢は、警視庁や他県警の応援1000人弱を加え、約3000人。