【ワシントン=丸谷浩史】米ホワイトハウスは24日夕(日本時間25日早朝)、北朝鮮がシリアの核関連施設建設に秘密裏に協力していたと発表した。大統領報道官名の声明は「様々な情報を総合すると、北朝鮮がシリアの核関連活動を支援していたと確信する」と指摘したうえで「北朝鮮のシリアへの協力は危険な示威行動だ」と強調した。
同時に「この問題に対処する方法は核問題を巡る6カ国協議だ」と、多国間の枠組みを通じて問題解決に取り組むと表明した。ブッシュ政権は昨年9月にイスラエルがシリアの施設を空爆した後、7カ月にわたって沈黙を保ってきた。(06:38)