花斗さんの胸を覆うブラウスのボタンを一つずつ外してゆく。
一つボタンを外すにつれて、リンゴのように赤くなった花斗さんの瞳からは大粒の涙が
次から次へと溢れてくる。
笑顔で、涙を流す花斗さんの顔を眺め、僕は優越感に浸る。
僕の身体から滴り落ちた汗が花斗さんの頬に落ちる。
どうやら、相当汗をかいているらしい。
ようやくブラウスのボタンを全て外し終えると、僕は両手を前に揃えた。
「さあーてとっ、花斗さん・・・脱がすよ」
僕は性欲にまみれた汚れた瞳で花斗さんの涙で濡れた純粋な瞳を見つめた。
この純粋で汚れの無い身体を汚すことに快感を覚えるなんて俺も変態だな。
「・・・い・・・っ・・・いやあぁっ!」
泣いたら逆効果なのに、ますますこの美しい身体を汚してやりたくなるじゃないか。
ブラウスを肩の方から脱がすと、花斗さんの綺麗な肩が露出する。
「綺麗な肩だね〜」
餌を目の前にした犬のように舌を垂らして、僕は花斗さんの肩にしゃぶりついた。
「ひゃあっ・・・!」
舌とよだれの感触に身体を硬直させて花斗さんは声をあげた。
「ピシャ・・・ピシャ・・・ピシャ・・・」
よだれの音がいやらしく部屋中に響き渡る。
花斗さんの鎖骨の方へと舌を移動させて僕は首の周りを舐める。
「ぁっ・・・ひやぁ・・・ひやぁっ!」
(かわいい声出すなぁ〜・・・やっぱりかわいい子はこんな時でもかわいいんだな・・・
もっとかわいくしてあげよう。)
首から顎へと口を移動させ、唇の周りを線路を描くようにゆっくりゆっくりと舐めた。
そして・・・
「っんッ・・・!」
美しくピンク色に映える花斗さんの唇に僕は喰らいついた。
口の中で花斗さんの唾液と僕の唾液が混ざり合う。
「っんッ・・・んんッ・・・!」
必死にもがいて涙で一杯の眼を閉じて、僕のキスから逃れれようとする花斗さん。
花斗さんのよだれまみれになった肩に手を回し、僕はよだれ塗れになりながらも花斗さん
をしっかりと抱きしめた。花斗さんの胸が自分の胸にあたる。
(うわ〜・・・胸あたってる〜・・・すっごく気持ちいい・・・)
男の本能を刺激されて僕たちの抱擁はますます熱くなった。
「んっ・・・んっ・・・んんっ・・・!」
繋がった僕の口の中を伝わって頭の方へと花斗さんの声が響き渡る。
自分の胸を刺激されて出している声なのか・・・
明らかにキスだけで出している声とは思えない。
それにしても本当にエッチな声だ。
花斗さんのエッチな声が頭の中に共鳴して、ますます本能を刺激される。
僕の舌で花斗さんの舌を弄び、犯し、汚し、愛撫し、ますます僕は支配欲に燃えてゆく。
やがて、花斗さんの身体から力が抜け始め、花斗さんの瞳が開くと、再び大粒の涙が溢れた。
「・・・っはぁ!」
やがて熱い愛撫を終えると僕達は長いつながりを終えた。
僕にとって初めてのファーストキスであり、花斗さんにとってもファーストキスだった
であろう。キスは口と口での性交だ。
ファーストキスを奪われたせいか、胸を刺激されて出した声のせいか、
花斗さんの涙か
らは絶望と恥ずかしさが溢れ出していた。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・っ。」
キスのし過ぎで酸欠になったのか、僕達は口のまわりをよだれまみれにしながら、部屋
中の空気を吸い込まんばかりの勢いで呼吸を繰り返した。
口の周りをよだれまみれにしたせいで、きらきらと光る花斗さんの唇は
改めて僕たちが
一つに繋がっていたことを証明してくれる。
「花斗さん・・・僕たち、一つに繋がってたんだよ」
口からよだれを拭うことも忘れて、僕は花斗さんに訴えかけた。
「・・・最高だったよ。花斗さん。君は本当に美しい」
声の出なくなった花斗さんの顔を見つめて、僕は花斗さんの大切なものを奪った最初の
快感に酔いしれた。
「・・・でもね、これだけじゃ足りない・・・花斗さんをもっともっと可愛がってあげたい」
拭いきれないよだれが花斗さんの首に落ち、花斗さんが「うっ」と声をあげる。
「さてと・・・待ちに待った花斗さんの胸とのごたいめ〜ん。」
待ちに待った花斗さんの温かい胸の方へとブラウスをさらに脱がす。
そこにあたったのはまさに自分の思い描いていた光景の通り、
綺麗な白いブラ
ジャーに優しく包まれた花斗さんのあの温かい胸だった。
「うわ〜・・・かわいいブラだね〜」
早速顔を近付け、右手でその感触を味わい、顔でブラのにおいを嗅ぐ。
ブラからは花斗さんの胸のにおいが香っている。
「いやああっ!やめてッ!」
ブラの上からの刺激に少しばかり花斗さんも感じているのか、眼を閉じて必死に必死に
僕から顔をそらそうとする花斗さん・・・
ブラだけの感触に耐え切れなくなり、僕はブラから露出する肌の方へと手を移動させる。
ブラの中へと手を忍ばせて、花斗さんのやわらかい胸のふくらみを手で包み込んだ。
「うわぁあ〜・・・花斗さんのおっぱい、やわらか〜い」
包み込んだこの手が溶けてしまいそうになるくらいの柔らかい感触で僕は昇天しそうになった。
「いやああっ!」
胸を犯されることにかなり抵抗をしめし、花斗さんは僕の呪縛を振りほどこうとする。
しかし、それを抑え付けて、僕は顔をブラの上にうずめた。
「うわ・・・やわらか〜い・・・」
初めて女の子の胸に顔をうずめた感想はただやわらかくて温かくて、気持ちよかった。
ブラから露出している肌の部分を無性に舐めたくなって僕は胸にしゃぶりついた。
「ピシャ・・・ピシャ・・・ピシャ・・・」
やわらか〜い・・・あったかくて、本当に気持ちいい
舌がとろけそうだ・・・舐めた途端に全身の力が抜け、顔の表情筋もかなり緩む。
よだれの音がいやらしく響き渡り、僕の雄をさらに目覚めさせる。
「いゃあっ・・・あっ・・・いあっ・・・ああっ・・・」
女の子にとって胸はかなり繊細なところなのか、花斗さんは僕が胸を舐めるたびに
卑猥な喘ぎ声をあげる。その様子は本当にエロい。
「やぁあっ・・・はぁあっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・ああっ・・・」
よだれにまみれた口で僕は卑猥な言葉を放った。
「ハァ・・・ねぇ・・・花斗さん、気持ちいい?」
自分でもかなり意地悪な質問をしたと思う。でも、花斗さんが感じてくれていないと
こっちも気持ちよくない。
「・変・んもう・・やめ・・て・・」
花斗さんも僕の意地悪な質問に少し怒ったのか、呼吸が乱れて何とか出した声で言った。
必死に必死に涙で濡れた顔を赤くして、感じている様子なのは童貞の僕でも分かる。
レイプされてることに感じているのか、それとも恥ずかしさのあまりに
頭がおかしくな
りそうなのか、花斗さんの顔はいつものあのかわいい花斗さんとはもう何十倍も違う可
愛さをはなっていた。
「ハァ・・・ハァ・・・すっごくおいしいよ。花斗さんのおっぱい・・・」
さらに意地悪な言葉で花斗さんを攻め続ける。
「・い・わ・・ない・で」
花斗さんの恥ずかしがる声を聞いて、さらに舌への刺激を求めて僕はブラの中に指を入
れ、そこから顔を覗き込んだ。
「ひゃあっ・・・」
花斗さんの乳首は固くなっていて、興奮してることが手に取るように分かった。
「はぁっ・・・はぁっ・・・かわいい乳首だ〜・・・もうダメ・・・舐めていい?」
さらに意地悪な質問を花斗さんに繰り出す。
「お、願いっ、やだぁ・・・止めてぇ・・」
「だ〜めっ、舐めちゃうよ・・・。」
僕はもう耐え切れず乳首に吸い付いた。
「うっ、あぁ・ん」
もう僕には理性なんか無かった。ただ、夢のようなこの光景に酔いしれていた。