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舛添厚労相「年金省できてもいい」

2008年04月25日22時55分

 「省庁のエゴが先ではだめ。時代の要請にあわせ、内閣が代わったら省庁全部が変わるぐらいの気持ちがあってもいい。『年金省』ができてもいい」。福田首相が09年度の創設を宣言した「消費者庁」に関連し、舛添厚生労働相は25日、閣議後の記者会見で、こう語った。

 「消費者庁の発足で権限を奪われかねない」という省内の慎重論を牽制(けんせい)した発言。年金記録問題や後期高齢者医療制度への対応に連日追われる舛添氏は「省庁を再編し、厚労省を(年金、労働、医療の)三つに分割すべきだ」とも述べ、柔軟な対応の必要性を強調した。(小室浩幸)

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