●闇サイトで復讐の女に実刑(04/25 16:14:20)
インターネットの闇サイトで知り合った男に依頼し、元交際相手の男性に硫酸をかけて大やけどを負わせたとして、傷害罪に問われた福岡県中間市の無職大原千浪被告(36)に対し、福岡地裁は25日、懲役2年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。 判決理由で大庭和久裁判官は「復讐心を満足させるためにインターネット上の復讐請負人に依頼し、自ら方法も提案した安易で自己中心的な犯行だ」と指摘。「動機に同情の余地もあるが、責任の重さに照らすと実刑はやむを得ない」と述べた。 判決によると、大原被告は、実行役の無職四十物谷久志被告(50)=分離公判中=と共謀し、昨年8月9日夜、福岡市東区の路上で、歩いて帰宅中の40代の会社員の顔などに硫酸を浴びせ、大やけどを負わせた。 |