2008.03.28 Web posted at:  11:48  JST Updated - CNN
ビジネス

WTC開発業者、航空会社などに損害賠償12兆円を請求

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WTC倒壊現場を調査する消防隊員

ニューヨーク(CNN) 2001年9月11日、米同時多発テロで倒壊したニューヨーク・マンハッタンの世界貿易センター(WTC)の開発業者が、ビルに突っ込んだ飛行機の航空会社などを相手取り、1230億ドル(約12兆3000億円)の損害賠償を求める訴えを起こした。

不動産開発業シルバースタイン・プロパティズのラリー・シルバースタイン社長兼最高経営責任者(CEO)の広報担当、バド・ペローン氏が27日、明らかにした。

ペローン氏によると、損害賠償を求める相手をすべて挙げることはできないとしながらも、ビルに突っ込んだ飛行機を運航していたアメリカン航空やユナイテッド航空、航空機製造大手ボーイングなどが対象だとしている。

また、WTCに突っ込んだ飛行機が飛び立った、ボストンのローガン国際空港を経営するマスポートも含まれている。

ペローン氏は、WTC倒壊による保険金46億ドルをすでに受領しているが、再建費用の84億ドルと、再建までの収入損失ならびに諸経費39億ドルが不足していると述べている。

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