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意見交換会記録(平成20年1月31日)

更新日 2008年04月09日

意見交換会記録


1 開会年月日
  平成20年1月31日(木)

2 開会場所
  第一委員会室

3 出席議員(34名)
  議長    橋本 直和
  副議長   堀内 喜司夫
  議員    田中 としかね
  議員    菊見 直広
  議員    海老澤 敬子
  議員    松下 純子
  議員    渡辺 智子
  議員    上田 由紀子
  議員    浅田 保雄
  議員    萬立 幹夫
  議員    国府田 久美子
  議員    高畑 久子
  議員    白石 英行
  議員    名取 顕一
  議員    高山 泰三
  議員    山本 一仁
  議員    若井 宣一
  議員    松丸 昌史
  議員    前田 くにひろ
  議員    田中 和子
  議員    板倉 美千代
  議員    関川 今朝子
  議員    田口 孝一
  議員    宮崎 文雄
  議員    武澤 房吉
  議員    戸井田 ひろし
  議員    渡辺 雅史
  議員    品田 ひでこ
  議員    藤野 美子
  議員    岡崎 義顕
  議員    角野 英毅
  議員    村越 まり子
  議員    小林   進
  議員    島元 雅夫

4 欠席議員
  なし

5 出席区民(文京区町会連合会)
  副会長    鷹田 芳郎
  副会長    浅利 幹郎
  副会長    鈴木 伸男
  副会長    村松 孝四郎
  副会長    諸岡 健至
  副会長    渡邊 泰男
  副会長代行 鈴木 富茂
  副会長    古谷 喜一
  役員      小川    弘
  役員      田上 侑司
  役員      小暮 幸次
  役員      土橋 正平
  役員      渡邉 秋彦
  役員      金輪 精梧
  役員      山口 貞二
  役員      渋木 禧雄
  役員      瀬戸 克己
  役員      秋羽 一雄
  役員      瀬川 長勝
  役員      小池 邦夫
  役員      橋口   賢
  会員      鈴木 八郎

(文京区町会連合会事務局職員)
  係長     石川 勝之
  職員     井出 平八郎

6 事務局職員
  事務局長   原口 洋志
  議事主査   木内 実三男
  議事主査   齋藤 勝美
  調査主査   諸   久子
  主任主事   坂田 賢司

7 意見交換会テーマ
  (1)各地区の現状と課題について
  (2)議会に対する意見等について
    ・町連との意見交換会の継続開催について
    ・町会に対する区議会の考えについて
  (3)町連に対する意見等について

  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


     午後 1時00分開会


○白石委員長
 皆様、こんにちは。定刻になりましたので、文京区議会と文京区町会連合会との意見交換会を開催させていただきたいと思います。

  本日はお忙しいところ、町連(「文京区町会連合会」をいう。以下同じ。)の皆様にはお集まりいただきまして、本当に心から感謝を申し上げております。ありがとうございます。

  3時まで2時間という決まった時間ではありますけれども、さまざまな御意見・御指摘をいただきながら、「文の京」文京区が繁栄され発展していくような形づくりをしてまいりたいと思っております。

  なお、本日司会進行を務めさせていただきますのは、議会運営委員会の委員長をしております白石と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。座って進行させていただいてよろしいですか。

  それでは、初めに議会側から議会を代表しまして、橋本議長よりごあいさつをさせていただきます。

○橋本議長 皆様、こんにちは。

  区議会議長を務めさせていただいております橋本でございます。

  本日は、町会連合会の皆様、意見交換会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。区議会も34名全員がそろっておりまして、欠席者ゼロでございます。そういう意味では、大変意義ある意見交換会になるように努めてまいりたいと思います。

  議会といたしましても、細かい話をしますと、自治基本条例第23条に基づきまして、区議会への区民参加を推進してまいりました。区議会の活性化を図るために平成17年度に策定いたしました意見交換会運営規定に基づき、こうした区民の皆様方との直接対話の場を設けてまいりました。今回町会連合会の皆様方とは初めてでございますが、町会はこれまでも区民と区を結ぶ重要な役割を果たしていただいておると感じております。区を初め消防、警察など、行政機関とともに防災活動やリサイクル活動、さらには安全・安心まちづくりへの対応など、地域の課題解決に大きな役割を担っていただいております。

  また、こうした活動を通じて、町会は地域の人と人とのふれあいを築いてまいりました。私は文京区が自治基本条例による協働・協治を進めている今こそ、町会の真価が発揮されると思っております。

  本日の意見交換会を皮切りにいたしまして、町会の繁栄や、また、区議会との協働・協治をますます進めていく会になると心から期待をしておる次第でございます。いい意見交換会になることを心から祈念いたしまして、ごあいさつとさせていただきます。

  ありがとうございました。

○白石委員長 それでは、続きまして、町連を代表いたしましてお願いいたしますが、現会長の菅沼会長様が病気療養中ということでございます。一日も早い御快復を願っておりますが、本日はごあいさつを村松副会長にお願いさせて、よろしいでしょうか。

○村松副会長 皆様、こんにちは。議員の方、こんにちは。

  私たち町会連合会も御存じのとおり、年に1回ずつ各派の代表の方と懇談を続けてまいりました。たまたま2年続きまして、今、議長さんからもありましたように、菅沼会長が会議を始めると同時に具合悪くなりまして、2年とも救急車を呼ぶような形になりまして、その目的が果たせずに終わっております。

  それで、今年度はどのようにしようか、また考えておかなければいけないかと思いましたら、たまたまこちらの方からこういう話がありまして、大変結構なことでございます。全員が集まるということはめったにございませんし、私たち役員としても議員の皆さんの全部のお顔を拝見するというのは、もうめったにないことでございますが、今後ともひとつ意思の疎通をよくして、区のためにひとつ協力していただきたいと。

  私ども初めてなものですから、ここに常任委員が全部そろっておりますが、どうしたらいいのか、戸惑っているような次第でございます。ですけれども、そんなに議会のようにテーマを決めませんで、リラックスしながら意見の交換、このようにしたいと思いますので、手抜かりもあるかと思いますが、御容赦いただきたいかと思います。

  話が長くなり、あれでございますので、また途中で改めさせていただくかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

○白石委員長 ありがとうございました。リラックスして進行させていただきたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。

   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

○白石委員長 それでは、配付させていただきました資料の方、次第に沿って進行してまいりたいと存じます。

  初めに、出席者の御紹介をさせていただきます。

  まず議会側からですけれども、町連の皆様のお手元に顔写真入りの議会だよりを配付させていただいて、そして、議員の方には役員名簿の方を配付させていただいておりますので、御参照いただきながら進めてまいりたいと思います。

  初めに、今ごあいさつを申し上げました橋本議長でございます。

  堀内副議長でございます。

  岡崎議会運営委員会副委員長でございます。

  あちらに行きまして、総務区民委員会、名取委員長でございます。

  小林副委員長でございます。

  厚生委員会、高畑委員長でございます。

  藤野副委員長でございます。

  建設委員会、山本委員長でございます。

  菊見副委員長でございます。

  文教委員会、松丸委員長でございます。

  田中副委員長でございます。

  続きまして、特別委員会の方ですが、清掃・リサイクル調査特別委員会、村越委員長でございます。

  板倉副委員長でございます。

  次に、自治制度・行財政システム調査特別委員会、高山委員長でございます。

  関川副委員長でございます。

  防災・安全安心まちづくり調査特別委員会、角野委員長でございます。

  浅田副委員長でございます。

  文京アカデミー推進調査特別委員会、国府田委員長でございます。

  若井副委員長でございます。

  あと各議員の所属の委員会は言いませんが、田中議員でございます。

  海老澤議員でございます。

  松下議員でございます。

  渡辺議員でございます。

  上田議員でございます。

  萬立議員でございます。

  前田議員でございます。

  田口議員でございます。

  後ろの席へまいりまして、宮崎議員でございます。

  武澤議員でございます。

  戸井田議員でございます。

  渡辺議員でございます。

  品田議員でございます。

  島元議員でございます。

  最後に、議会事務局から原口局長が来ておりますので。よろしくお願いします。

  本日は34名の、先ほど議長から言われましたが、全員の議員が出席しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

  では、町連側の方も皆様に簡単に自己紹介をいただけますでしょうか。自己紹介、簡単に1人ずつ、紹介でもいいです、紹介で。

○村松副会長 自己紹介ということでございますが、時間が限られております。私、音羽の方から出ております村松でございます。どうぞよろしく。

○鷹田副会長 (あいさつ)

○浅利副会長
 (あいさつ)

○鈴木(伸)副会長
 (あいさつ)

○諸岡副会長
 (あいさつ)

○渡邊(泰)副会長
 (あいさつ)

○鈴木(富)副会長代行
 (あいさつ)

○古谷副会長
 (あいさつ)

○小川役員
 (あいさつ)

○白石委員長
 では、後ろの席の方へ行かれますか。マイク押して、終わったら切ってください。よろしくお願いします。

○橋口役員 (あいさつ)

○小池役員
 (あいさつ)

○瀬川役員
 (あいさつ)

○鈴木(八)会員
 (あいさつ)

○秋羽役員
 (あいさつ)

○瀬戸役員
 (あいさつ)

○渋木役員
 (あいさつ)

○田上役員
 (あいさつ)

○小暮役員
 (あいさつ)

○土橋役員
 (あいさつ)

○金輪役員
 (あいさつ)

○山口役員
 (あいさつ)

○白石委員長
 ありがとうございます。

  本日は21名の町連の方々にお集まりをいただいております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

○白石委員長
 次に、3番の意見交換会の趣旨説明に入らせていただきますが、先ほど議長からもお話ありましたが、簡単に御説明をさせていただきたいと思います。

  現在、地方に権限が委任される地方分権と呼ばれておりますが、1999年に基礎的自治体になった文京区は、他の市と同等の立場・権限を有するようになり、住民に身近な行政は第一義的に文京区が担い、東京都は大都市の一体性を確保する上で必要な事務のみを行うこととなりました。

  その中、議会の方では機関委任事務制度が廃止されたことによって、議会の審議権、条例制定権が大幅に拡充されてまいりました。区長に対する議会の地位は相対的に上がっております。文京区議会は区民に身近な開かれた議会を目指し、文京区の自立と自律の責任に対応するために、議会改革を行いながら歩んでいるところでございます。

  そして、このたびの意見交換会は開催2回目ということで、先ほどから町連の皆さんが初めてだよという話でありますけれども、私どもにいたしましても、昨年の選挙以降初めてのこととなります。昨年には町連の皆様にはこのような防災地図等もおつくりになられておりまして、また、議員は各町会に参加をさせていただいているところでございますけれども、清掃や防災、防犯を初めとする人のふれあいを大事にしながら、住環境の整備を担っていただいております地域のオピニオンリーダーでもある皆様と開催させていただきながら、町会の抱えている課題解決に向けて、町連と議会が相互に認識を深めてアイデアを出せる意見交換会の場にしてまいりたいと思っております。

  打ち合わせの時点で副会長の方から、先ほどもありましたが、楽しく有意義な会にしたいというふうにお願いもされておりますので、どうぞ皆さん、肩の力を抜いて、さまざまな課題点について御提示を願えればと思います。

  なお、本日の会議は非公開としておりますが、会議記録は作成して、後日公表してまいりたいと思っております。また、議会広報のために写真撮影をさせていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。よろしいですね、写真撮影の方も。

   (「どうぞ」と言う人あり)

○白石委員長
 ありがとうございます。

   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

○白石委員長 それでは、次第4番に入らせていただきたいと思います。

  事前に大きくまちづくりというところでお願いをさせていただきました。4地区から事前に御質問があった内容について、添付資料として配付をさせていただいております。それ以外のことは、あとは当日でということで、副会長の方から強く言われておりますので、私たち議員もどのような御質問、御指摘があるか分かりませんけれども、それぞれ現状や抱えている課題、区政に望むことなどについて御提示をいただきながら、この意見交換会を進めさせていただきたいと思います。

  時間が大体おおむね1地区が10分程度のお時間はとれるかと思いますが、そのような形で進めさせていただきたいと思います。

  また、議会側の発言につきましては、各所管の今御紹介いたしましたが、委員会の委員長にお話しいただいて、今後の委員会への緊急課題とさせていただきたいと思いますので、各議員の皆様にはよろしくお願いいたします。

   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

○白石委員長 それでは、5番目の意見交換会、各地区の現状と課題についてというところに入らせていただきたいと思いますが、9地区の皆様にそれぞれお話をいただきたいと思いますが、10分も話さなくていいですよ。意見交換をしながら1地区10分ぐらいということで、よろしくお願いいたしたいと思います。出ている問題、その中で、この中で御提示いただければ。10分で、よろしいでしょうか。

  それでは、一番最初はどの地区から、礫川地区からでよろしいですか。

  それでは、礫川地区、鷹田副会長の方から。

○鷹田副会長 それでは、礫川地区が最初でございます。

  礫川地区というのは、毎年の恒例ですと「文京朝顔・ほおずき市」、先生方には大変お世話になっております。昨年は60周年記念で非常に変わったことをやりましたけれども、非常に評判がよかったので喜んでおります。ほかのことにつきましては、みんなで話し合いました結果、余りありませんでしたけれども、2、3人の方からちょっと葬祭場のことについて議員の先生方にお願いしたいことがあるということでしたので、代表に小川役員に説明していただきますから、小川さん、いい。

○小川役員 何かこれ見ていると、ひな壇にすばらしい先生がいっぱいいるんで、初めて会うんで、女性が多いんですね。パンフレット見ているときれいだなと思いますけれども、本物もきれいかなと。ちょっと目が悪いものですから、すみません。

  私、意見交換というより要望なんですけれども、斎場という形ですね、葬祭。文京区にはあそこにありますよね。あれは直系でもないんですけれども、東京都のは大抵調べたんですけれども、10個ぐらい調べたんですけれども、各区にかなり直系ではないけれども、区の斎場があるということで、うちの方の町会からも、また、私の友人なり知人なりからも、おまえ、ちょっと区議会議員の先生にお願いしたらどうだろうと。武澤議員に言おうかなと思っていたんですけれども、彼の力1人では無理かなと思って、皆さんの力をおかりしまして、ぜひこの……何か怒っていますね、先輩だからいいんです。そんな形でぜひ。前、煙山区長にも雑談的にそんな話をしたら、それいいな、なんて言って、場所がなかなかというような形で、僕なりに話をして、礫川公園とか東大とか、小石川保健サービスセンターとか、そういうことでまず皆さんの了解いただかないと斎場というのはなかなか難しいと思うんですけれども、ただ、著名の方とか、また、多くの友人・知人のある大勢の方はそれなりのお寺なり会場を使うからいいんですけれども、文京区は東京都でもお年寄りがかなり多いという数字聞いておりますので、大体弔問が100人前後の世帯だと、なかなか会場がなくて、伝通院さんなんかいうと30万、40万という会場費ですから、ちょっとそこでやりにくいと。ただ、たまたま文京区の葬儀屋さんが良心的だからいいんですけれども、中にはああいうとっさ的な事故ですから、葬儀の資料をランクの上を上をと言うんですよね。それで後で請求書を見てびっくりしてしまったということがありますので、区の斎場ならば、大体私が調べたら13万円というのが千代田区だけで、あとは7万から8万円前後の会場費で借りられるという形なので、ぜひ私が第一号にならないうちに検討していただきたいなと思います。

  よろしくお願いします。

○白石委員長 ありがとうございました。

  礫川地区のおそばの興善寺を文京区は借り上げていますが……。

○小川役員 あそこちょっと狭いのと、使いにくいというのが……。

○白石委員長 ちょっとその辺のことを含めて。

○小川役員 あそこ狭いというのと、駐車場がないという形なんですよね。だから、たとえ100人前後でも、ちょっとあそこは雨でも降っていると表で受付をしなくてはいけないと。大概どこの町会でも町会に受付を依頼するのが多いと思うんで、そういう点に不便だなというのは感じるので、といって、町屋まで行くとなると、町屋で町会受付やってくださいということだと、なかなか行く方もなかなかいらっしゃらないで、地元ならば、文京区ならばどこへ行ってもそんなに遠くないんで、そういうことも兼ねてお願いしたいと思います。

  よろしくお願いします。

  以上です。

○白石委員長 ありがとうございました。

  この御意見に対しては、所管委員会は厚生委員会だと思いますので、高畑委員長の方からお願いします。

○高畑厚生委員長 いろいろお調べいただいてありがとうございます。

  私の方も調べさせていただきました。本当に町会の皆さんが葬式というか、いつも取り仕切っていただいているので、本当に大変な課題だなと思ってお聞きをしたところです。23区でいきますと、借り上げとか区立とかって、ないところが7区でございました。それで近隣地区といいますと、先ほど言われました千代田区の千代田万世会館というのが、14万3,000円ということでしたね。それと、港区にやすらぎ会館というのがございます。これは区立です。万世会館は、指定管理者ということで管理しております。やすらぎ会館、これ港区の青山墓地のすぐそばですが、6万9,000円となっております。台東区は2カ所、これは借り上げですが、千松閣と徳雲会館というんですか、ありまして、借り上げで8万円と、それから20万円ということでございました。それから、北区に北区セレモニーホールというのがございまして6万円、豊島区が南池袋斎場が5万7,600円、新宿区には4カ所ございます。これは地域センターが兼ねておりまして、落合第一地域センター、牛込箪笥地域センター、榎町地域センター、若松地域センターということで2万800円から4万2,700円ということで、ここは安いですね。これは板倉議員にちょっともらってきていただいていますので、後でごらんいただければと思います。というところが近隣です。

  先ほど出ました文京区の興善寺会館、狭いということでしたが、文京区としては平成9年から契約をしておりまして、10年過ぎたところで3年契約ということで平成19年、平成20年、平成21年ということで3カ年の契約を今しているということで、これで様子を見てというのが区の答弁だったんですけれども、ここは9万円でございます。

  それで、平成14年度のときは、これは年間250日を確保しているということなんですけれども、平成14年のときは151日で平成18年は110日ということですか、という使われ方なんですね。ただ、お葬式も重なったら使えないしということがありますので、その辺の状況がちょっと、これがよく使われているのかどうなのかというのはちょっと私も判断しておりません。

  それで、文京区で要望等が出ていなかったかといいますと、やはり音羽の方、目白台の方で、新宿には安いところがあるんだと。文京区でも地域の会館を借りられないのかということがあったようです。でも、話が進まず、音羽会館、音羽出張所がなくなるころに、あそこ葬祭場というか、できないのかという話もあったようですけれども、それもそのままに断ち切れというか、そのままの状況だと思います。

  それで、やはり近くで、先ほどもお年寄りが文京区はたくさんだというお話もありましたので、やはり近くにあればお年寄りの方もお友達ということで、近くに行かれるけれども、余り遠いとなかなか出向くのも大変だということがありますので、やはり近くにあるというのは皆さんの御希望だと思うんですね。それでやはり皆さんの御意見を踏まえまして、議会としてもよく議論をして、議会としての課題とさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

○白石委員長 小川役員、よろしいんですか。

○小川役員 はい、結構です。

○白石委員長 よろしいですか。

○小川役員 白石さんがいるんで、前向きに検討して。来年あたり実現できるんではないかなと思っておりますので。

○白石委員長 今、委員長がお話ししましたけれども、興善寺の利用状況ですよね。実際にその利用頻度が高いのか、また、昔と違いまして各お寺さん等で各会館を設けて、結構値段は区より高いですけれども、やられるところが多くなってきたという時代背景もありますので、使われる区民の使いやすさと利用頻度、せっかくつくったけれども、余り利用されないのでは税金の無駄遣いになってしまいますので、その辺もうちょっと分析しながら進めさせていただくという高畑委員長の話ですので、御理解をいただきたいと思います。

○白石委員長 では、次に大原地区様から。もっと現状等々をお話しいただけると。よろしくお願いします。

○浅利副会長 私の方は、今日は大ざっぱな問題なんですけれども、その前にこの間、菅沼会長の渉外担当なもので、東京都の都町連へ行ってきましたら、この間地域力で3,000万円出ましたですね。今度議員さんが努力して、今年は7,000万円にするというふうに頑張ってやると言っていまして、町会というものを非常に認めてきたという感じがあるんですけれどもね。

  まずは、私はこの間、「はたちのつどい」というのに行って来ました。そのときに区議会の先生方も私も出たんですけれども、うちは1,810何名でしたけれども、彼らに結婚してから子どもをつくれるいい状態に何か援助しているのかどうかということを私知らないんで、ああいう若者に非常に文京区で結婚して子どもを産みたいというような環境づくりに少しでも何か役立っていることをしているのか、ちょっと伺いたいと思っております。

  以上です。

○白石委員長 それ、成人した後ですか。成人する前ですか。

○浅利副会長 した後。

○白石委員長 した後ですと、「はたちのつどい」も含めて考え方等があると思いますので、、とりあえずは「はたちのつどい」について、総務区民委員長。

○名取総務区民委員長 「はたちのつどい」ですね、ここ何年かずっとプリンセス天功のショーをやらせていただいて、子どもたちには大変人気がありましてね、非常におとなしく、暴れる子もいなくて、非常にいい「はたちのつどい」ができております。

  今、浅利副会長の御質問ですが、そのまま文京区で住み続けて子育てができるような施策はどういうのを文京区は考えているんだということのお話なんですけれども、今回の成澤新区長も、お年寄りと子育ての応援歌ということで、そのあたりは十分考えながら、この平成20年度予算はやっていくと思っておりますが、子育て支援の具体的なことにつきましては、松丸委員長の方から。

○白石委員長 では、松丸文教委員長。

○松丸文教委員長 私は文教委員会の委員長をやっています松丸と申します。

  今、子育て支援ということで、1つはこの経済面の支援ということにおきましては、国が今児童手当ということで小学校6年生まで児童手当があります。文京区としては、昨年10月1日から中学校3年生まで乳幼児の医療費助成制度ということで、いわゆるお医者さんにかかったときその医療費は無料であると。これは非常に23区の中でもかなり多くの区が導入をするようになってまいりました。昨年10月1日からやっていると。それ以外に、あと住宅政策としてはいろいろな借り上げに対する補助とかいうようなものも含めて、経済面のどちらかと言えば、今まででいきますと経済面での支援というのがかなり多かったなと。これからいろいろな意味での保育園、特に例えば緊急一時保育園とか、今4園でやっておりますけれども、今後これを拡充して、全園でやっていくとか、そういうようなハード面での子育て支援というものが1つ今後の課題かなということもあると思います。

  その辺も含めて、今後しっかりと子育てしやすいような、そういう環境をつくり上げていきたいと、このように思っております。

  以上です。

○浅利副会長 文京区は、23区成人の数は、ほかの区に比べてどうなんですか。多いんですか、少ないんですか。

○白石委員長 成人の数。

○浅利副会長 いや、成人式に出た……。

○白石委員長 成人式の出席率ですか。

○浅利副会長 いやいや、二十歳になった人が多いかどうか。

○白石委員長 人口的に二十歳になった人が多いか、23区的に。そのデータは、御存じの方いらっしゃいますか。

○浅利副会長 いいです、数値聞いて申しわけない。

○白石委員長 データ的なものはちょっと事前にいただかないと出せないものですから申しわけないんですけれども。

○浅利副会長 終わりです。

○白石委員長 終わりですか。議長の方からちょっと一言、「はたちのつどい」についてちょっと。

○橋本議長 すみません、「はたちのつどい」で私もごあいさつをさせていただきまして、我々というか、年代的に二十歳になって子どもというのもかわいいもので、できれば結婚して子どもをつくってくださいというようなごあいさつをしようと思ったんですが、これは完全にできなくて。それは個人のやはり自由というものがありまして、それはそれぞれの人の考え方、結婚しない自由、それから、子どもを産むとか産まないとか、それはそれぞれの考え方がありますので、私が書いた文は削られまして、それはそうなんだろうなと。昔だったらよかったのかもしれませんが、そういう時代に入っているんで、子育てをするということもいろいろな意味での大きな意味でのバックアップはできるんですが、やはり子どもを育てない人、それから、結婚しない人もいるんで、そういう人たちも二十歳過ぎて同じように育っていくんで、やはり考えていかなければいけないのかなというのはこの「はたちのつどい」のあいさつでつくづく思いました。

○白石委員長 人数的なことなんですけれども、私のうろ覚えで申しわけないんですけれども、たしか煙山区長のときに、出席者が2,000人を割ってしまうというような話があって、たしか今年の対象者は1,838人でしたっけ、ということで、成人者は年々減ってきているという減少傾向はあるということですね。少子化とともに。

  以上でよろしいでしょうか。ありがとうございました。

  続きまして、大塚地区、すみません。

○鈴木(伸)副会長 大塚地区の鈴木でございます。

  このテーマの中に、現在地区町連はどうなっているかというような現状を述べるということが言われていたんですが、ちょっと座らせていただきます。うちの地区としては22町会あるんですが、みんな何か仲よしクラブみたいなんで、それを不満だという方も中にはいらっしゃいまして、もう少し集まりをつくったらどうかということがあって、今年から集まりを、今までは何か用がある、そのたびに集まりをやっていたんですが、今度なくてもやろうではないかという、ここにいらっしゃる大原地区では毎月何か集まりをやっているそうなんで、私たち、どうもそれにはちょっとならえないけれども、年に3、4回はやろうではないかということで、2月からやることになっております。

  しかしながら、町連といいますか、町連というよりも、私たちは自分たちの町会のことを一生懸命やらないと、町連の方までいってしまうとなかなかそれぞれの違いがありまして、自分たちの地区の町会を一番大事にしてやらざるを得ないというふうに思っております。そのために、町連は仲よしクラブといいますか、それぞれの町会の今の現状をどういうふうになさっているか、そういうことをちょっと情報交換ぐらいの場として考えておりまして、自分たちはやはり町会の中へ入ってやっていきたいと。

  それで、今回ですか、町会・自治会への加入促進の条例をつくってくださったそうで、大変結構なことだと思っておるんですが、なかなか町会に入ってくれません。

  それで去年ちょっとこういうことがあったんですが、これは話がちょっと違うかもしれませんが、去年の11月ごろなんですけれども、うちの方ではあそこでもって行事をやる場合は場所がないものですから、道路を閉鎖してといいますか、日曜のたびに日曜天国というのができていまして、そこでもって行事の場合はやっているわけですけれども、そこへ我々はそんなに普通の日曜日はそこへ行かないんですが、結構そこでもってテニスやったりなんかして遊んでいたり、子どもたちがサッカーしてみたりして遊んでいるわけです。そうすると、親御さんがそこへ日曜天国の標識があるんで、標識を出してきて、そしてやっていて、それで朝8時から夕方5時ごろまでですか、やっているんですが、11月のすごい風の強い日に、そこへ車を置いた人がいまして、その標識がぶつかってしまいまして、そして大塚警察へ、そこの下に大塚警察って入っているんです、標識の下に。そして、大塚警察に文句言いに行ったらしいんですね。訴えてやるとか言って。それで10時ごろ大塚警察からうちへ電話かかってきて、おたくの方の町会ですかと言うから、ええ、そうですと言ったら、こういうわけですという話があったんですけれども、大塚警察としては、その標識は何十年前につくったんで、それは町会に渡してあるんだというふうに。そうしたら、今度その人が、では、おれは町会に訴えてやるとか言って、来るかなと思ったらなかなか来なかったんですけれどもね、それで何日かたったら電話がかかってきまして、そのときはやはり腹が立ってそう言ったんだけれども、実はこういうことがありましてということで、よく聞いたらば、その人の車が故障でもって代車を借りたらしいんです。外車のすばらしい代車だったらしいんで、ぶつかったのはその代車で、そうしたら頭が真っ白になってしまったらしくて、それでどこへ苦情を持っていくか分からないと。それで大塚警察へ持っていったんですが、大塚警察もうちの方ではもう何十年も前にやったもので、うちのではないと。町会にというようなことを言ってきたんで、まあ、しようがないではないですか。では、保険は入っていますかと言ったら、保険は当然ディーラーですから入っていますと。ところが若干費用がかかりますと。その分は町会で払いましょうという話で、ディーラーからまたかかってきて同じようなことを言ったので、いいですよ、町会の方へ回してくださいと言って、それが11月で、今日も会計に聞いたら来ていないんですね。ということは、やはりそのときに電話の方も言っていたけれども、近所の町会とけんかしてはまずいので、あんまり大ごとにしたくないということを私に言ったので、まあ、いいですよ、来たら払いますからと言ったんですが、来ないんですが、皆さんのところにも恐らくそういう標識みたいなものがあると思うんですが、ぜひ気をつけていただきたいと思います。これは、どこが責任者かというと、私よりも3代も4代も前の町会長のときにもらったので、もちろん警察署の署長というのは2年に一遍ぐらいかわりますから、先のことなんか全然分からないわけです。私たちも分からなければ、警察も分からない。そういう被害が出たらだれも分からないということになりますので、ぜひ検討していただきたいと思います。

  ちょっと長くなったんですが、もうちょっと細かいことなんですが、うちの方でその場所でもって毎年夏祭りというのを5カ所ぐらいでやっているんです。ここにいらっしゃる先生方も何人かいつも御参加くださっているんですが、そのときにみんなでいろいろなものを出してやるわけですけれども、綿菓子機を出した時に、電気のコードが、ちょっと破けていて、小さな子が、幼稚園の子が感電してやけどをしてしまったということがあった。そして、それを見ていた人達が「大丈夫だ、こんなものは」というようなことを言って、僕のところまで来なかったんです。祭りが終わってから「聞いた」と言うから、いや、「聞いていない」と言ったら、それはまずいというんで、一応そこへ、そのうちへ行きまして、平謝りに謝りましたけれども、その人は町会へ入っていないんです。それで町会へ入っていないんだけれども、けがさせて、訴えられたらおしまいですから、見舞金を持って、それでいいあんばいに区の方の保険というのが、ボランティア保険がありますので、ボランティア保険を申請して、そして、子どもの治療費とか、あるいはお母さんが私は仕事しているんで、収入補償しろというので、それもまた払ったりしましたけれども、そのときに言われた言葉が、うちの子が朝から楽しみにしていたのに、こんなことになってしまって、とても残念だと言うんです。町会に入っていない人がね。だから、町会に入っていないから関係ないとは言えないんですけれども、それで、また秋には秋祭りがありますから、同じようなことをやりますからぜひ来てくださいと言ったら、では、楽しみにしてるわとお母さんが言いまして、まさに何というか、町会というのを全然認めなくても、そういうときだけはきちんと来てくださると。そのためににぎやかにやっているんだからいいようなものだけれども、町会というのはそういうところが非常に何の権利もなければ、あるいは何の補償もないので、町会長になって、もしくは町会長が何かで訴えられたら、おしまいみたいなところがあるんですけれども、そこを考えていたら何もできませんので、そのことはもうしようがないということで、皆さんいろいろと行事を重ねていると思うんです。ぜひ先生方も何とか町会長の、村松副会長おっしゃると思うんですが、町会長の何か、町会長はこういうものだよということをちょっと知らせるものがありましたら、ぜひそれぞれの町会に言っていただきたいと思います。

  長くなってすみません。

○白石委員長 ありがとうございました。

  大塚の方から、本当に頭の下がる思いのさまざまなボランティアをしていただいておりますけれども、初めに出ました歩行者天国の看板の件は、区の場合には道路管理者が御提供させていただいていると思いますので、山本委員長の方から何かあれば。

○山本建設委員長 今お話を聞いていまして、最後の方の部分に非常に大変だなということで、非常に感銘を受けていた、聞かせていただいたんですけれども、前段の標識の部分で、事故で倒れたということでございますけれども、私も今聞きまして、町会の所有物だということを言われたというところがちょっと私も納得できないかなというふうに思っていまして、やはり道路管理者、標識が設置されている場所の道路の管理者という責任もありますけれども、そこの道路は区道でございますでしょうか。都道でございますか。

○白石委員長 区道ではないですか。

○山本建設委員長 大通りでございますか。

○白石委員長 いや、区道、区道。

○山本建設委員長 区道ですか。そうすると、やはり区もやはり責任があるのかなというふうにも思いますけれども、どちらにしてもやはり警察がそういった町会さんの方にお電話をして、そちらの所有物だということを言うこと自体が信じられませんし、協力をしてそういう場合はお互いに区と警察がしっかり連携をとって、早急な対応をしていただかなければというふうに私は思いました。

  以上です。

○白石委員長 非常に難しい問題ではございますけれども、その町会の会員さん方の意識というものが非常に左右されるのかなと思いますが、議会の方では今、委員長がお答えしましたが、今後警察と行政と町会との連携をさらに深めていただけるような体制づくりということで御理解いただいて進めてまいりたいと思います。

  また、町会長の立場というんですか、権利というんですか、これきっと行政との意見交換会でもお話が出たかと思うんですが、非常に町会様が行っていらっしゃいますさまざまな活動は、だれもが認めるところではありますけれども、形が任意団体という形の中でどこまでできるんだろうかというところがございますから、また、その辺はちょっと、後の方でもう一回皆さんの御意見聞いてから、お答えできればと思います。

  では、続きまして、音羽地区の方、だれが……。

○金輪役員 音羽地区町会連合会の金輪です。座らせて話させていただきます。

  きのうの夕方ですね、急に村松会長の方から何か話してくれということだったものですから、出かける間際だったので、ちょっと質問の内容なんかもほとんど考えていないものですから、素朴な質問なんですけれども、議員の皆さん方は区議会で質問するときに何を基準にして質問をなさるのか。もちろん区民の目線を持って、区民の意見を吸い上げてやっているんだろうと思うんです。そのとき、そういう吸い上げる組織とかブレーンというのをお持ちなのかどうかということをお聞きしたいということです。

  それと、やはり国があり都があり区があるわけですけれども、議員活動をしていて限界とか矛盾を感じるときはどんなときかということなんです。多分たくさんあると思うんでございますけれども。今、若い人には分からないと思うんですけれども、2月と4月と6月の偶数月に年金が我々の年代になると振り込まれてくるんです。そうすると、そこから介護保険とか所得税がばっちり引かれてくるんです。音羽通りは今再開発、区に大分協力をいただきましてできたものですから、親子同居だとか、別々の部屋に住んでいる方とかがたくさんいらっしゃるんです。同じマンションで同じ屋根の下に入っている方は、ほとんど介護保険というものは受けられないんだそうで、たまたま息子さんが少し離れたマンションに住んでいるという方は、ほとんどの介護保険が受けられるわけです。何人ものヘルパーさんが見えましてね、買い物から炊事から掃除とか皆さんやってくださるそうです。同じマンションに住んでいるということになりますと、せいぜいやっていただいても入浴のサービスぐらいしかないんだそうです。これはちょっとおかしいんではないかと思うんです。

  また、去年は自分の町会のところの副会長が倒れたんです。日通病院に入院したんですけれども、手に負えなくて日大の板橋病院に入院いたしました。相当重病で、まだ退院することができないんですけれども、3カ月たった今、今度は小竹向原の病院に移動させられました。3カ月でよくなることを前提にしているのかどうか分からないんですけれども、これからまた3カ月ごとに転々とさせられるということらしいんです。区でできるということではないと思うんですけれども、一応こういう矛盾があるということを知っていただいて、検討ぐらいはしていただきたいということでございます。

  以上です。

○白石委員長 ありがとうございました。

  大変難しい御質問を賜りましたけれども、一番最初のところなんですけれども、議員は何を基準にして各委員会等で質問をされていますかということなんですが、この点につきまして堀内副議長の方からちょっと。

○堀内副議長 全く初めて御質問を受けましたので、私の思いつくままで恐縮でございますけれども、国・都・区本当にそれぞれのところでやはり課題というのは持っているわけでして、国の制度が住民の皆さんに本当にいいものかどうかについては、それはもう皆さんが考えているそれぞれの立場でさまざまな意見があることも重々承知しております。我々も区議会議員として文京区のよりよい住みやすいまちのために努力をして、皆さんの意見を聞いているわけでございますが、そのときにおっしゃるように、もっと都に頑張っていただきたい、国に頑張っていただきたい、これございます。こういったことをやはりネットワークを作り、皆さんの声がストレートに、やはり国の問題は国に吸い上げられるような体制というのがやはり必要ではないかなと、こう思っております。

  それから、年金とか医療の問題、これはもう本当に大きな問題でして、具体的な今お話があったとおりでございますけれども、なかなか思うようにいっていないというのが現状かと思います。さまざまなレベルといいますか、段階があって、本当に一番大事なことは収入がなくて、本当に生活が厳しくて、それでお医者さんにかかってしまう、介護になってしまう。ここのところをやはり生きる権利といいますか、そういったところでの手当をしていくのは、これはもう当然行政にはあるわけですから、皆さんの町会員さんの中でそういった具体的なことについては、もう何でもやはり区議会議員に御相談をいただいて、一つひとつやはりこれを解決していく、これがやはり大事なことではないかと。そういう面で、今おっしゃたことは、非常に示唆に富んだ大事な御意見、御要望かと思いますので、改めてやはり今日の意見交換会を通して町会の皆さんが御苦労されていること、これを我々も共通認識として議会の中でしっかりと議論し合って、いい文京区、また、いい住みやすい環境づくりのために努力していくというのが我々の役目と、このように認識しておりますので、今後ともひとつそういった面で、具体的な問題をストレートにやはり議員に伝えていただきたい、これが率直な思いでございますので、よろしくお願いいたします。

○白石委員長 金輪さん、議員の質問について、ちょっと何かありましたら。よろしいですか。

○金輪役員 限界があるでしょうから。

○白石委員長 議長から発言があります。

○橋本議長 それぞれの議員が何を基準にといいますと、基本的にはどうしたら暮らしやすい文京区がつくれるかということを基準に全員が考えているわけでございます。ただ、そこに行く道が、では、ここの部分は右側から考えた方がいいんではないか、もしくはこういう方法の方がいいんではないかと、それぞれはその議員が違う方向で考えて意見を述べているわけで、結論としては、どのような暮らしができれば、この文京区に住んでいてよかったと感じられるかということを基準に考え、それぞれの議員が意見を発言しております。

○白石委員長 それでは、もう一点の御質問の介護保険にかかわるところですが、厚生委員長の高畑委員長から、現状を。

○高畑委員長 去年の4月に、生活援助に係る問題として変わったんですね、介護保険法が。それで、いろいろな苦情が、何で保険料を払って介護をやってもらえないんだという意見がいっぱい来ております。そうした中で、昨年12月に厚生労働省の通達で一律にそれはやるものではないということが出ておりますので、文京区としてもこれからどういうふうにしていくかというのは、これから考えていかなければいけないと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

○白石委員長 同じ料金を払ってですね、介護の内容が全然違うということはちょっとおかしいというふうに思うんですね。サービスが同等ではないというふうに。今、委員長からお話しさせていただきましたけれども、法改正があって、今後各自治体でどういうふうな運営をしていくのかというところが問われているところでございますので、今、委員長が今後の課題として検討していくということでございますので、よろしくお願いいたします。その際にはまた応援をしていただかないといけませんので、よろしくお願いします。よろしいですか、その2点で。

○金輪役員 そうですね、病院の問題なんかは厚生省の問題でしょうしね。

○白石委員長 病院の件は、そこまではいいですね。では、そのように。

  ありがとうございました。

  続きまして、では、湯島・本郷地区ですね。お願いいたします。

○諸岡副会長 湯島・本郷地区ですけれども、特別用意してこなかったんですが、1月1日号の区議会だよりをちょっと見てまいりました。私どもの地域では、多分こういうことが問題になるんではないかと思うんですけれども、文教委員会の活動の中で、学校選択制により通学区域外の中学校の入学希望者が増加していることは、各学校が魅力ある学校づくりに取り組んだ結果である、こういうことが書いてありまして、確かにそのとおりだと思うんですが、ですから、学校選択制によって学校入学希望者が偏在しているということがあるかもしれないんですね。

  例えば、私どもの地域の本郷台中学校は、校長先生の話によると希望者が143名だったと。しかし、皆さん来てしまうと教室がないから、80人ということになっていますので、100人を超えた43人はカットすると、こういうような結果になっておるようでございます。それとあわせて、本郷小学校でございますけれども、1学年が41人というところがあるんですね、たしか。それに、近くに間もなく100数十戸のマンションができる。今でももう満杯の状況ですから、これをどうするかということが課題になっていると。何かちょっと、非公式ですけれども、聞いたところによると、今の通学区域を変えるというような案が出ているようですけれども、何か随分おかしな話だなというふうに思うんですけれども、その辺のところをお伺いしたいと思います。

○白石委員長 それでは、教育のことですので、文教委員長、松丸委員長。

○松丸文教委員長 今の御意見を聞きまして、実は文京区、昨年10月24日に、この今、会長さん言われましたように、区立の小学校、それから、中学校、いわゆる区立小・中学校のあり方も含めて、将来ビジョンの策定検討協議会というのを立ち上げまして、今言われたようなさまざまな課題等々含めて、しっかりと今後よりよい学校環境をつくっていこうということで、検討協議会を立ち上げました。これは61名からのそれぞれのPTAの代表の方、それからまた、地域の代表の方、町会長も含めてですね、そういう方たちに入っていただきまして、今までの、会長さんが今言われたように、いろいろなさまざまな課題等々をしっかりとやはり検討していこうと、こういうことで、既に3回この会合が行われまして、今後しっかり小・中学校の将来ビジョンの検討委員会の中で今言った課題等々をきちっとやはり検討していこうと、こういうことなんで、少しお時間をちょっといただいて御理解していただきたいかなと、こういうふうに思っております。

○白石委員長 会長、いかがでしょう。

○諸岡副会長 私もそこに参加しているんですけれども、とても緊急の場合には間に合いませんよ。何年かかるか分かりません、今61人で、またこの4月になったらメンバーが変わりますよね。もう2年も3年もかかってしまうんではないかと思って。もう相手は待っていられないような状況ですよね。と思います。

  それと、学校についても、これどこかに書いてありましたね、この委員会活動ではなくて、文京区の財政の云々って、大分建物が老朽化しているものが多いわけですね。だから、ここらのことも考えなければいけないと思うんですね。もともと私は本郷台中学については、募集人員が80名となっていたときに、当時の後藤校長に、「何だ、3クラスあった学年もあるのに、どうして80人にしたんだ」と言ったら、「私もそういうことを言ったんですけれども、80になった」というような話だったんですね。ですから、1学年3クラスにすると教室が足らなくなってしまうと。ただ、教室も昔はあったんですよね。特殊教室といいますか、コンピューター教室とかそういうものがつくられたからだと思うんですけれども、何かもう少し待ってというような話にはいかないんではないかと思うんですけれども。

○白石委員長 もう一度、松丸委員長。

○松丸文教委員長 それは当然時間をかければいいかという問題ではないわけであって、当然やはりこういう協議会をつくった以上は、ある一定の期間を定めて、それはやはりしっかりと結論を出していかなければいけないなと、そういうふうに思っています。ですから、そういう意味では、これがもう10年も20年も協議会をやるという、そういうことではないので、やはり早急に喫緊の課題もやはりあると思います。ですから、そういうものも含めてしっかりと検討していく、こういう協議会にしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

○白石委員長 よろしくお願いします。よろしいですか。

○諸岡副会長 できるだけ私どもも頑張って、早くまとまるように持っていきます。

○白石委員長 よろしくお願いします。

  今お話しいただきましたけれども、中学校の学校選択制、文京区が導入した経緯等はもう町会の皆さん、よく御存じだと思います。また、23区の中で学校運営についてもさまざまなやり方をやられていますですよね。小学校を自由に選べるところもあれば、小中一貫校をつくっているところもあると。さまざまな新しい住民の方々や、保護者の方が求めていらっしゃる形なのかと思いますが、それが議論される場所が今、委員長がお話しした場でございますので、一方でその大きな話、でも、一方で今、会長がお話しされたような、本来だったら3クラスつくっておけばよかったものを2クラスを割いて、今まさに江東区のように人口が流入してきて、もし入れない子どもができたらどうするんだという御心配だと思うんですね。このことについては、きっと文教委員会の方で報告等もあり議論されていくと思いますので、しっかりやっていただきますが、協議会の方はしっかりよろしくお願いいたしたいと思います。

  続きまして、向丘地区の方。渡邊副会長、お願いします。

○渡邊(泰)副会長 向丘地区の渡邊と申します。

  諸岡副会長と同じなんですが、小・中学校の統廃合問題で、最初に示された地域に対する学校は、向丘地区は3校ございまして、小学校2校、中学校1校ですが、それがもう地元に全然最初の説明がなく、一方的に最初、第1回目の素案を押しつけられたようなあれで、大分向丘地区は反発しております。今、うちの地区も学習院の元の先生が出ておりまして、その経験を活かして、結論を急がず進めていこうというお話でございますので、その辺どうか御留意願いたいと思います。

  以上でございます。

○白石委員長 松丸委員長。

○松丸文教委員長 今、会長さんが言われましたように、一番最初の素案に対しましてやはりさまざまな意見がございまして、しっかり昨年議会の中でもこれは1回凍結をして、もう一回見直しをして、さっきの話と相反するかもしれませんけれども、拙速にいわゆるそれを導入するということではなくして、しっかりとやはりいろいろな意見を聞きながらやっていこうと。こういうふうに我々思っておりますので、今後いろいろな御意見等々お聞きしながら取り組んでいきたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。

○白石委員長 渡邊副会長、よろしいでしょうか。ありがとうございます。

  それでは、根津の方から。では、瀬戸さん、お願いします。

○瀬戸役員 根津地区は、私の方から地域の話で大変恐縮ですが、お願いしたいと思います。

  実は、根津二丁目12番地にあります赤札堂の周辺の自転車の駐輪の整備につきまして、お願いしたいと思います。

  根津交差点にあります赤札堂には、終日根津、弥生地区に限りませんで、台東区、あるいははるかに遠くからたくさんのお客様が御利用になって来店してございます。また、近くは根津地下鉄の駅がございますために、地下鉄の利用者も自転車を駐車しているのが現状でございます。

  現在、根津地区には区が管理して自転車駐車場が設置してございますが、一丁目と二丁目、それぞれ1カ所ずつ計2カ所ございますが、スペースが非常に少なく、1カ所25台しか駐車できない現状でございます。

  また、2丁目の駐車場は、赤札堂に接近しておりまして、赤札堂のお客様以外に使うお客様が置いてあるんですが、これもごちゃごちゃしておりまして、ほとんど買い物の客と区別ができないような現状でございます。

  また、一丁目の駐車場につきましては、赤札堂や根津駅から約200メートル近く離れておりまして、実際に役立っていないような現状でございます。

  この現状から、赤札堂周辺を歩行者優先の道路整備と自転車の駐車場の増設を要望するものでございます。スペースのない根津地区においては、なかなか難しい問題でございますが、どうぞよろしく御配慮賜りたいと思います。

  もう一点につきましては、あわせて赤札堂自身にも努力をしていただいて、駐車スペースと歩行者事故防止の努力をお願いしていただきたいと思います。地域の先生方には、御存じのように赤札堂を御利用のお客様は、駐車のスペースが現在ございませんために、不忍通り及び言問通りの狭い歩道上を駐輪場としているのが現状でございます。なおかつ赤札堂は自社スペースは全面的に販売活動に利用し、一層狭くしているのが現状なんです。もともと地元町会との協議のもとで、店外の店頭販売は土日以外はやらないという約束が現在も生きているのは事実でございますが、ほとんど無視されているような現状でございます。歩行者の安全確保の視点からも、善処方法を地域と一緒になりまして赤札堂に申し入れをお願いしたいと思います。

  以前、昭和61年ごろから平成の初めのころまで、ずっと自転車の整理のためにガードマンが常駐し、配置されて自転車の整備に当たっていたのでございますが、いつの間にか現在はほとんど来ておりません。当時と比べますと、自転車の駐輪してある台数もはるかに多くなっているのが現状なのですが、こういった対応を赤札堂はしておりません。

  したがいまして、この件につきましても、地元の我々と御一緒に区議会の先生方に同じ側に立ちまして、一緒にこの赤札堂に対しましても善処方法の申し入れをお願いしたいと思いますが、よろしくお願い申し上げます。

○白石委員長 地域の課題点ということでお話を伺いましたけれども、区内にも多く歩行道路の確保ができない部分での駐輪対策というものが求められておりまして、これも議会で議論をされておりますけれども、その辺を加味しまして、所管の委員会であります建設委員長の山本委員長、お願いします。

○山本建設委員長 お話しいただきました、まず根津周辺の自転車駐車場整備ということでいただきましたけれども、まずこちらの状況で言いますと、今現状は赤札堂の店舗の裏に数台、約25台ですか、駐輪スペースを確保しているのと、あとは八重垣第1児童遊園の方に1カ所確保しているという現状でございます。今、計約85台の駐輪場が確保されている状況でございまして、おっしゃるようにやはり赤札堂さんの交差点でもありますし、あの入り口の前に自転車がかなり日中放置されているという状況はかねてから承知しておりまして、その辺の対策をどうするかということでございます。

  まず、おっしゃられたように地域住民の方々が赤札堂さんにお申し入れしていただいているということも、今、お聞きしましたけれども、まず区側に対しては、用地の確保ということがまず大切だというふうに思っておりまして、議会側といたしましても、なるべくその用地確保を区ができるよう、取り組んでいるところでございます。

  今後の課題といたしましては、今、拡幅工事が都の計画どおり行っておりますが、根津交差点まで今伸びてきて、今進んでいる現状がございます。最近の話では、千石に自転車駐車場をつくったところでございまして、その千石自転車駐車場の4カ所の中の一部は、国道の歩道を一部利用させていただきまして、そちらに自転車駐車場の確保を区内でも初めてさせていただいたところでございまして、その辺の実績も踏まえながら、今後例えば都道に対してもそういったスペースの確保も要望していきたいと思いますし、また、区といたしましても地元の、例えばこれは御相談ですが、空き店舗などですとか、空き用地ですとか、その辺を区の方で借り上げられないのかというところも検討しているところでございます。特に根津の地元におきましては、まちづくりワークショップというのがもう既に立ち上がって、いろいろな角度から根津のまちづくりをどうしていくかということで、今、協議が進んでいるというふうに聞いておりますから、まずは地元の方たちが今、町会長さん大分御苦労されているお話も聞きましたけれども、ぜひ住民が一丸となってそうした赤札堂さんに対する、民間でございますので、区の方からまたどういった拘束力がかけられるかという課題もありますけれども、まず住民の方から、地域の方々から積極的にアプローチをしていく中で、我々議会もまちの地域の代表でもございますので、できる限りサポートはしていきたいなというふうに思っています。取り急ぎは用地の確保について、これからも全力で当たりたいというふうに思っています。

  自転車駐車場全般の話でいきますと、今、文京区内にある地下鉄の駅、全部で16数カ所あります。文京区が地下鉄の出口にかかる、文京区に入る出口のところでいいますと全駅18駅ありまして、このうち今15駅で自転車駐車場の確保・整備が進んでおります。あと残り3つの駅に関しても、今後順次整備をしていきますので、現在合計で2,412台の自転車駐車場を確保しているところでございますので、これもあわせて全駅の自転車駐車場確保という形で進めていきますので、どうぞ御理解をいただければというふうに思います。

○白石委員長 今、委員長が御答弁させていただきました内容の中に、駅に関する自転車駐車場の対策というのがほとんど今含まれていたと思いますけれども、根津駅周辺ということで区が土地を探して設置しなければ、利用者がいつまでも自転車をその辺に放置してしまうということであります。帰りにぜひとも後楽園見ていただくとよく分かるんですが、春日通りの下に大きな自転車駐車場を用意してあって、礫川公園の下にも自転車駐車場を用意してあるんですが、シビックセンターの前と礫川公園のところにはいっぱいの自転車がとまっていると。こういうところで、区民の自転車の利用に対する意識も変えていかなければ、一方ではいけないのかなと、建設委員会でも安全・安心の面で議論されていますけれども、また、個別の赤札堂さんという店舗に関しましては、町会の皆さんから御意見を申し入れるとともに、やはりその辺のことも用意できないんであれば、利用者には歩いて買いに来ていただくとか、そういうことも店舗としてやっていただかなければ解決していかないのかなと思っております。不忍通りが拡幅されて自転車駐車場ができるというのも、それは赤札堂のためではなくて、根津駅を使われる方々のためのものというふうに御理解をいただきたいと思います。

  よろしいでしょうか。

○瀬戸役員 赤札堂自体にも改善策をやはり要望したいと思って、再三やっておるんですが、やはり住民の声はなかなか届きにくいんで、できれば地域の先生方と連名でお願いできればなと思っているんですが、その点いかがでございましょう。

○白石委員長 渡辺議員。

○渡辺(雅)議員 瀬戸さんの地域の住民の議員として、今のお話については、2つに分けなければいけないと思います。1つは買い物客のための自転車駐車場の設置は、赤札堂がやらなければならない義務でありますので、これについては地域の議員も一緒になって皆さんと要請をしていきたいというふうに思っています。

  以上です。

○瀬戸役員 ありがとうございます。結構でございます。

○白石委員長 よろしいでしょうか。そのようにさせていただきます。よろしくお願いします。

  続きまして、汐見地区から。

○鈴木(富)副会長代行 今日は鈴木八郎さんがいろいろ井岡会長と打ち合わせして、資料を持ってまいっておりますから、鈴木八郎さんの方から御説明をしていただくようにいたします。鈴木八郎さん、よろしくお願いいたします。

○白石委員長 では、よろしくお願いします。

○鈴木(八)会員 ただいま御紹介いただきました井岡副会長さんの代行でございます上千駄木町会の鈴木でございます。よろしくお願いいたします。

  歩道中央部に設置されている電柱の移設について、要望。

  千駄木二丁目、不忍通りの汐見地区、人口が19万人という大きな地区があります。それにつきまして、現状における問題点……1万9,000人、失礼しました。現状における問題点、電柱が歩道の中央部分に設置されているため、歩行者や自転車、利用者の通行の妨げになり、極めて危険な状況にあります。

  2としまして、移設問題。該当道路は道路につき、東京都の管理している歩道の埋設物が多岐にわたっている。

  3としまして、改善に向けての要望事項。該当地域の不忍通り拡幅工事については、今後10数年という長期にわたるものであります。この間、現状のまま放置すれば大きな事故が発生しかねない。通行人が安全で安心して通行のできるその対応策について、できる限り早い段階で改善を要望する。

  4といたしまして、団子坂の中間点、特に渡辺雅史先生の玄関から出てくる道路でございますね。御存じですか。道路の幅が1.45メートルという非常に狭いところもあります。この道路は駒込高校、向丘高校、郁文館高校の通学路になっております。また、近くには保育園もあります。また、近々日本医科大学付属病院の本体工事も始まると聞いております。下請業者の車も集中すると思われます。納得のいく回答をお願いいたしたいと思います。

  以上でございます。

○白石委員長 ありがとうございました。

  非常に具体的なお話をいただきましたけれども、建設委員会等で議論が一定されていますので、山本建設委員長。

○山本建設委員長 ありがとうございます。納得のいく答えということでございますけれども、何点かいただいた御質問に対しまして、まとめてお答えをさせていただきたいと思いますが、地元の不忍通りの件だと思いますけれども、現在不忍通り、電柱等々の移設事業を既に現在行っているところでございまして、地元の不忍通り歩道適正化検討会というのが東京電力さん、NTTさん、水道局、下水道局、そして、東京ガスによる共同の適正化検討会がもう既に設置されまして、その中で順次計画を進めてまいりました。

  御指摘の不忍通りの区間におきましては、東電の電柱が24本、これはもう既に23本を移設させていただいたところでございます。そしてまた、NTTの柱も20本あるんですが、これを20本のうち6本を移設いたしまして、3本は不忍通りの今後の拡幅工事に合わせまして、電線類の地中化工事の際に解決をしていくところになっております。6本と3本を足して9本、NTT側の20本のうち9本、残りの11本に関しましては、今後地下に下水管等埋設物があるということでございまして、なかなか移設可能場所予定地が確保できないところが現状で、今、苦慮しているところでございます。これらの残りの柱に関しましては、今のところ地域の住民の皆様の合意がとれずに、移動することができない状況となっているところでございます。今後は、この住民の皆様の御理解をさらに深めるとともに、一日も早くそうした拡幅、安心して通れる歩道の確保に努力してまいりたいと思っております。

  そして、これは質問の中には今出ていなかったかもしれません。団子坂の途中にカーブのちょうど曲がったところが非常に狭隘で狭い歩道の中に電柱が何本か立っているということでございます。この件に関しましても、引き続きまして行政側に強く働きかけを我々もいたしまして、電柱の3本の移設について早急に対応してまいりたいと思っております。いずれにしても、都道のことでございます。区側から都の方へ、そして、我々議会も一丸となって、この幅員の確保については努力をしてまいりたいと思います。

  余談ですけれども、電柱の地中化の事業につきましては、既に千駄木の旧保健所通り前のところで、コミュニティ道路ということで、数年前に完成をさせていただいております。地中化をしますと、外の歩道の部分にボックス型の変圧器を置かなくてはいけないという、そういった大きな課題がありましたが、そのコミュニティ道路に関しましては、技術の発達によりまして、電柱の街路灯の上に乗せられるタイプのものを使わせていただきまして、今後そういった技術開発等もありますので、その辺も加味しながら、順次都の計画道路でございますので、それに合わせながら区の方も共同して移設に取り組んでまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

○白石委員長 では、その地区から角野委員。

○角野防災・安全安心まちづくり調査特別委員長 建設委員長が地元ではないので、私からちょっと言わせていただきますが、まず不忍通りの拡幅は、千駄木二丁目のみずほ銀行の手前でストップいたします。これは議会でも共通認識持っておいていただきたいんですが、向こう20年間は検討されません。で、不忍通りの狭隘な電信柱と歩道の関係は、確かに埋設物があるんで、道路側には寄せられないというところと、拡幅ができないということでもう二重苦も三重苦もありましてね、地中化も20年先になる。だから、東京都第六建設事務所の話ですから、我々議会と地元の皆さん、協議会つくっていただきましてね、20年間ということはそこから検討ですから、30年も40年も拡幅しないかもしれない。というのは、やはり地域の問題として共通認識持っておいていただいて、我々と一緒に区もひっくるめて考えていかなくてはいけない話ですから、これはこれからの課題にいたしましょう、御一緒に。

  それと、団子坂の途中、1本だけあるんですよね。渡辺議員の出てくるところでもあるし、私の出てくるところでもあります。あれも都道で東京都第六建設事務所で東電に言わなくてはいけないんですが、恐らく向かい側の電信柱か何かにつなげて、あれ引っこ抜いてしまうしかないんだと思うんですね。そういうこともひっくるめて、地域の議員それぞれの立場の人がいますから、協力してやっていければなと思っております。皆さんの御意見聞いて、我々も一緒に行動するのが議員の立場でございますので、よろしくお願いします。

○白石委員長 鈴木さん、どうぞ。

○鈴木(富)副会長代行 日本医科大の付属病院で工事が始まるということを理事長さんから耳にしました。そうしますと、下請業者の車があの地域に集中するんではないかなと思うんです。そうしますと、低学年の子どもさん、そして、後期高齢者の自転車に乗る方々が自然と通れなくなると思うんですよ。非常に危険な状況になりますよ。特に渡辺先生、ひとつ自分の玄関の出口ですから、ひとついかがなものでしょうか。

○白石委員長 では、地元議員の渡辺議員。

○渡辺(雅)議員 日本医科大学の建築の件は、ものすごく大きな案件でありまして、もう既に看護婦寮が大学院に変わりましたし、いよいよ本体の工事が始まって、病院棟の工事が始まります。それにつきましては、実は事前に日本医科大学の方から地域の議員にぜひ説明を聞いてほしいという機会を持ってほしいというお話がもう既にございまして、一度地域の議員が集まりまして、その計画内容については説明を聞いております。その際に、工事については配慮をするようにということは強く要請をいたしておりますし、今後も大きな案件ですので、多分これ建設委員会の報告事項の中に必ず出てくると思いますので、その際も委員会の方から周辺の住民に対する配慮等については、強く要請をしていくべきだというふうに私は思っております。

  よろしくお願いいたします。

○白石委員長 ありがとうございました。続きまして、駒込地区の方、お願いいたします。

○古谷副会長 駒込地区の古谷です。

  私はいつも橋本議長を初め議員の皆様が、この文京区民のために御尽力を尽くしていることを僕は感謝をしています。駒込地域は優秀な区議会議員さん3人がいらっしゃるので、あんまり大きな問題ないんですよ。だけれども、1つだけ、不忍通りの拡幅は、今ちょっと何か議員さんが言って、20年ぐらいやらないというと何か悲観的になってしまったんですけれどもね、本郷通りと不忍通りの交差する、要するに富士前交差点ですね、あそこ六義園のところです。あそこから団子坂へ行くところの左側の道路がちょっと斜めになっているんですよ。それをずっとおりてきまして、ちょうど右側に勤労福祉会館というのがありまして、そこの上にちょうど若駒の里という知的障害者の人が結構いて、車いすで通ったり、その人たちがたまたま天気のいいときは散歩したりなんかするんですよ。そういうときに、左側の道路だけは狭くて、電柱もあるんですけれども、斜めになっているんですよ、道路が。だから、それがこの間の、先週ですか、行政と意見交換をしたんですけれども、行政の方に言うより議員さんの方に言った方がいいんではないかというんで、今日は駒込地域はこの問題を議員さんの方に申し入れたわけです。

  我々はできるかできないか分からないんですけれども、区の方の中にも建設委員会というのがありまして、今どのようになって、できるのかできないのか。それが平らにできるのか。とりあえず競輪でいうとバンクがありますね、あんなようになっているから、自転車が何というんですか、斜めに走るんですよ。車いすなんかの人というのはちょっとこうなるわけですよ。山本議員も知っていると思うんですけれども、ちょうど本田モーターですか、あそこから動坂の左側の道路が斜めになっているから、あれを何とかできないかと。結局あれもやはり都道なんですよ。だから、どうしたらいいのかなと思っているわけで、我々はできるかできないか分からないけれども、例えば要望、もしくはお願いすることで、どうなるのかということでもって、一応質問をさせてもらいたいと思っているので、よろしくお願いいたします。

○白石委員長 それでは、山本建設委員長。

○山本建設委員長 御指摘いただきました案件でございますけれども、大体皆さん場所が、今の説明でお分かりかと思いますけれども、歩道のところが特にいわゆる傾斜が、勾配が強くなっているということで、車いすの方が特に通行がしづらいということで、かねてから我々議会といたしましても、そういった声をずっと聞いておりまして、早速都道でもございますので、区並びに都に対して申し出をさせていただいているところでございます。そして、先般、東京都の第六建設事務所の方からその御返事が返ってきてまいりまして、部分的に言いますと、勤労福祉会館の前から道灌山下までの約700メートルに関しましては、歩道にプラスして車道の方も全面的に整備をするという返事をいただきました。そして、近々工事説明を地域住民の方に行うということでございますので、どうぞ御安心をいただければというふうに思っております。やはり御指摘の部分の地下にも埋設物等々があって、ずっとこの間対応が遅れておりましたけれども、ようやく都の方も腰を上げていただきまして、今年度の予算、平成19年度の予算で反映させていただくこととなりましたので、御安心をいただければというふうに思っております。

  方法ですとか、その具体的などういうものになるのかというものは、ちょっと図面等々で説明しないと分かりづらい点もあるかと思いますが、いただいたお話の件に関しましては、全面的に改良されるというふうに、これはお約束できると思っておりますので、どうぞ御安心をいただきたいというふうに思っております。

  以上です。

○古谷副会長 ありがとうございます。

○白石委員長 では、地元議員、渡辺さん、何かありますか。

○小池役員 すみません、よろしいでしょうか。今の駒込地区の歩道の件なんですけれども、今、山本議員さんの話ですと、勤福会館の前から700メートル動坂の方へ向かってということなんですけれども、私、昨夜歩いてきたんですけれども、ずっと向こうの三業地の方ですね、昔の三業地に入る、あそこのところからもずっとそうなんですよね。同じような状態なので、単に勤労福祉会館から先でなくて、ずっと三業地の入り口のところからずっとやっていただきたいんですよね。

○白石委員長 戸井田議員。

○戸井田議員 今のお話ですが、この間、不忍通りの歩道整備については、私ども議会も東京都に対してかなり陳情等々行ってきたわけですけれども、やはり予算がございますので、今年度予算について、一応その部分が何か特別についたという形でありまして、勤労福祉会館を越えてあっちの方のものについても、順次予算づけを東京都の方でして整備をしていくというようなお話になっております。

○白石委員長 地元の渡辺議員。

○渡辺(智)議員 少し補足させていただきたいと思っております。お世話になっております。

  この件につきまして、前々から議会でお話が出ているようでございました。昨年4月に都議会議員に視察をしていただきまして、角度等全部調査をしたところ、本当にその角度が厳しいということで、都の方に申し出をしてくださいました。視察をし、写真を撮り、提出をしたところ、11月ごろ予算がとれたので、今年度中にという回答をいただいたという返事をいただきましたが、まだ業者等は決まらず、そういう意味で4月にかかるかもしれないというお返事もいただいております。

  ただ、もう測量等も少しずつ行っておりますので、その意味からも、地域の方々の説明会もじきに行われる予定であります。そのときには、町会長の皆様にもお力添えをいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

○白石委員長 ありがとうございました。

  地元議員の方がよく知っているということで、今言われましたけれども、この意見交換会の難しいところは、各地元議員がしゃべり出すといろいろ出てきてしまうというのがございまして、その点で各委員長に御答弁をさせていただいてきたわけなんですけれども、次の質問事項にもございますけれども、今、各地区の皆さんから現状・課題についてお話をいただいて、議会に対する意見の中に町連との意見交換会の継続開催についてということも言われています。その点についてちょっとお話しさせていただきたいと思いますが、これは議会運営委員会の方でお願いしているものですから、私の方からお話しさせていただきますが、本日の進行を見ていただいて、初めてなものですから、どうだったでしょうかという、逆に私から皆さんにお聞きしたいなと思っております。もうやらなくていいよと思うのか、それともやはり地元の議員、地元のことよく知っているから、もっと意見交換してまちをよくしようよというふうに御理解されたのか、その点御意見あったら教えていただけませんでしょうか。

  では、鷹田副会長、お願いします。

○鷹田副会長 今日は初めての経験で、大変参考になりました。私は結構、委員会、それから議会傍聴に行きますけれども、そのときより先生方全然優しいですね。それと、お行儀がいい。私たちはね、もう少しあるんですよね。もう少し言えるんですけれども、半分ぐらいしかしゃべっていませんね。そういうことで、これは続けなければいけないかなというふうに感じますけれども。非常にいい経験だったと思いますけれども、私は続けたいと思いますけれども。

○白石委員長 副会長の方から一定の御評価をいただいたというふうに思っておりますけれども、今回これらの意見交換会、先ほども言いましたけれども、議会始まって第2回目ということでございます。これからさまざまな団体と議員が意見交換していくことが、またさらなる議会改革、また、区のためと思っておりますので、定例的に開けるかというのは非常に難しいことがございます。また、皆さんは幹事長との意見交換会も年に1回行っていただいておりますので、それらとの関係の中で、また今お話しいただきましたので、機会ができれば開催をしていただきたいと思いますが、町会ばかりやっていますと、私の団体となぜやらないのという話もきっと町場で上がってくると思いますので、その点は御理解していただいてと思いますが、よろしいですか。すみません、ありがとうございます。

  それでは、議会に対する意見について、次にやります町会に対する区議会の考えについては、最後に議長の方からお話をさせていただきたいと思います。(3)の町会・町連に対する意見等についてというところに入らせていただきますが、あと25分ありますので、ちょっと質問をさせていただきたいと思います。

  議会運営委員会でこの町会さんとの意見交換をしようという話になったときに、確かに個別案件、今みたいなさまざまな個別なお話が出てくるというふうに予測もしていました。しかしながら、それ一つひとつ取り扱っていくと時間が幾らあっても足りないなという話の中で、今の現状の町会の本当の御苦労されている部分は何なんだろうというふうなお話が出てまいりまして、その中には今、文京区の人口が多いときには20万人を越えていた時もありましたが、現在が、18万5,782人。最も人口が減ったのが平成10年で16万5,864人というところがありますけれども、人口増えていますね。増えている中で、新しい区民を迎え入れての御苦労もきっとあると思います。その点の実情をちょっとお聞かせいただけないかなと思います。これもまた地区ごとに結構違うと思うんですね。ですので、地区ごとに今、町会さんが町会に対して区民が参加してくれているのかどうか、また、町会運営に当たって、昔は青年部・婦人部というものが活動されて、たしかこの文京区公会堂で婦人大会とか町会婦人大会とか盆踊りとかいろいろやっていたと思うんですが、それらの活動が今はちょっと見えないなと思いますが、その点の活動がどういうふうになってきているのかというのを地区ごとお話しいただければと思いますが、よろしいでしょうか。

  では、最初に礫川地区からお話しいただけますか。

○鷹田副会長 私どもの方は、もう恐らく45%ぐらいは新住民だと……こういう言い方はいけません。ここの場所だけで、うちの地域に帰っては絶対禁句でございます。だから、新住民と旧住民とで逆転しそうな状態でございます。

  それで、マンションの方の町会費は必ず入る前に建設者側と話し合って、最初は管理費の中に入れるというのが第一の条件で、最初はいただけます。ただ、越していきますと次に入ってくる方が相当のベテランですと、町会というのは任意団体でしょうと言われます。それでも大体入っていただけまして、続いてはいますけれども、それでもうちは90%以上は町会費いただいています。町会によっては半分とらないところもあるんです。

  それから、町会の行事についても、19部ありますから、各部から部長の部長会というのが毎月ございますので、そのときになるべくマンションの方をと言っているんですけれども、これは来ませんね。19部のうちに新住民は5人ぐらいですか。ですから、どうしても話が2つに分かれます。どうしても古い人たち、だから、私、町会長として旧住民のことなら何でも知っています。どこの人が透析か、どこの人が医師利用何時間おきかと、そういうのもみんな知っています。ですから、旧住民は大丈夫なんですけれども、新住民はちょっと分かりません。ただ、仲間に入れまして、ちょっとこの間何か中途就職に困っていらっしゃるから手を挙げて保証人になりました。それで、課税証明ですか、要るというからとってやりました。それで大分恩に着せたから、あの辺の若いのは大分来ると。そういうふうな状況で、新住民の取り込むことに苦労しています。

  それで、祭りについてはあんまり出てきませんけれども、徐々に取り込む。まず子どもから入れようかなというふうに考えています。

○白石委員長 役員はどうですか。役員さん。

○鷹田副会長 役員ですか、役員はやはりいません。まだ。

○白石委員長 役員、参加してこないと。

○鷹田副会長 ええ、参加していません。そのうち、そのうちということになっていますが。

○白石委員長 分かりました。ありがとうございます。

  続きまして、大原地区さんから。

○浅利副会長 うちの、大原全体のことではなくて、うちの周りのまちのことで言いますと、今、鷹田副会長が言われたように増えてくるのはマンションとかですよね。一軒家を持つというのはまずないとは思うんで、その人たちをいかにやっていくかというのは一番考えるところで、マンションには結構お年寄りがいるんですよね。そのお年寄りを何とか調べて、敬老の日に5,000円程度のものを毎年配っているんですね。その人たちが結構応援してくれるんですけれども、若い人の方は子どもに入学時に文具券3,000円渡したりなんかしているんですけれども、まずその若い役員さんというのはなかなか難しいと。うちは商店街なんですけれども、70歳でもまだ青年部というのをやっていますので、私たちやめたらもうつぶれるというような状況なので、そういう点で何というかな、町会としても若い人に入ってもらいたいけれども、なかなか入らない。この間1,500円で新年会というのをやったんですけれども、やはり来てくれるのは1人か2人だということで、役員の跡継ぎということで苦慮しております。

  以上です。

○白石委員長 ありがとうございます。

  続きまして、大塚地区さん。

○鈴木(伸)副会長 大体今おっしゃっていたようなこと、同じようなことなんですけれども、増えるのはマンション族ばかりでして、今うちの町会は835世帯おります。835世帯というのはなぜかというと区報を配りますので、それで町会に何世帯入っているかというと530世帯ですから、約300世帯ぐらいは入っておりません。ワンルームマンションなんていうのがありますから、それを含めてですけれども、ですから、新しく町会に入ってくれるというのは本当に皆無ではありませんが、年間に1人、2人というぐらいで、幾ら人数が増えても、町会には増えてきません。それが現状です。

○白石委員長 ありがとうございます。

  続きまして、音羽地区さん、お願いします。村松副会長が席をはずされているので、後にしましょうか。では、湯島・本郷地区さん。

○諸岡副会長 私どもも、湯島・本郷地区ですけれども、言うなれば交通の便のいいところですから、最近できるのは全部、全部でもないんですけれども、ワンルームマンションばかりですから、一応町会には強制的ではないですけれども、入っていただいています。新しくできたところ。でも、旧のところは余りそういう交渉をしていなかったので、それから、役員についても、ファミリーマンションが私が町会長になってからなんですけれども、4棟入っていただきました。でも、一応説明に行って納得していただいたところが毎年かわるんですね、管理組合の役員というのが。その中で、1つのマンションだけは、町会担当の役員というのを決めていただいているところがあるんです。そういうこともありましてね。それと私ども資源回収を一生懸命やっていますので、年に2回おしょう油を配っているんですね。ですから、それとか敬老の祝いとか、入学祝い、そういうものを町会で出していますので、1つのマンションについては、行くとほとんどの人に初めて会う、敬老の祝い持っていったら、町会がよくしていただいてと感謝される。同じようにやっているんですけれども、その場所では町会の担当の役員というのを出していただいている。あるところでは、500円の町会費をいただいていたんですけれども、私ども最低300円という町会費ですから、私のところ多過ぎるから減らしてくれ、そういうようなことを言って減らされたところがあるんですけれども、そこには減らす代わりに、あなたたち町会の役員に出て協力してくれと言っても、そちらの方はしないんですね。そういうことで、実際、では自分がどういうことをやっているかというと、これまた大変なんですね。

  私は水曜日、今日は木曜日ですけれども、資源回収の日ですから、資源回収車と一緒に資源回収して積み込んでいきます。そういうことを朝して、9時から10時半過ぎまで回収して歩きます。12カ所ぐらい回るんですけれども、大体1回回るごとに2トン、毎週やっていますから、月8トン、4万8,000円というような状況です。月そのぐらい稼いでいるということです。そんなような活動をしているわけです。

  ということと同時に、だんだん先ほどもお話しの旧来の、鷹田さんではないけれども、役員とか住民については把握しているんですけれども、その方たちが不幸にして町会を去ることになると、今度役員の人がいなくなってしまうんですね。ですから、私、自分の住んでいる場所ではないところも班長をしていましてね、町会費を集めて区報を配り、それから、会計の方が長くやっていたんですが、どうも具合が悪いから、もう10年もやったから会計やめさせてくれと。どうも病気だ、しようがないと。この会計も実はやっているわけです。そんな状況ですから。

○白石委員長 会長、分かりました、思いは大変伝わってまいりましたんで。本当御苦労されていると思います。

○諸岡副会長 一月のうち大体25日間は活動しております。こういうような状況でございます。

○白石委員長 大変よく分かりました。ありがとうございます。

  では、続いて、戻りまして音羽地区の方からお願いできますか。

○村松副会長 村松でございますが、別に3人で打ち合わせしたわけではございません。私の町会のことを申しますと、御存じのように護国寺の山の上におりまして、世帯数が850世帯、区報を配るのが1,100配っておりますが、そのうちの850、すなわち算数していただくと分かると思いますが、非町会員ということでございます。余り動きはありませんで、大体昔の方が大体70%住んでいると。幸いにマンションも25世帯ぐらいのが2つあります。47が1つかな、そういうことで、マンションも余りありませんので、それほどの苦労はありませんが、今お話しになったとおり、新しくマンションに入った方は町会に協力しないことはございません。町会費は払っておりますが、私は皆さんとちょっと違った意見なんです。マンションの方はマンションができる時に説明をしますが、絶対に町会に入ってくれと私申しておりません。なぜならば、マンションの方が町会に入るということは、私と町会長、町会がいざというときどういうふうにその方々の面倒を見るかということなんです。私の町会の方で今マンションについて申し上げましたけれども、1つのマンションだけはどういうわけか入れてくれということを5年間言ってこられませんでした。昨年入れてください、入りたいからと申し出があった。どうしてですかと。非常の場合助けてもらいたいからと。私、今、菅沼さんの代わりやっていますが、来年度になったらマンションの町会員と普通の単独といいますか、1戸ずつ住んでいる町会員とどういうふうにやっていったらいいかということで、町連の話題として話し合いをしていこうと。それと、町会によってはマンションの費用ですね、会費が違うというふうなことがありますし、入らないところもあるし、中には年間50円なら入るよという人もいるというようなマンションもあるらしい。そこの調整・統一がとれていないと。それから、非常の場合はどういうふうに町会長さん考えているんですかと。入れ、入れと言ってどてっと来た場合、食料なんか間に合うのか。

  この間もちょっと話がそれますけれども、避難の訓練もしていないではないかと。水はどうするんだと言ったら蛇口ひねるんだと、給水車が来たら。その給水車はどこから来るんだと。来ない場合はどこからその水を引くんですかという質問もあったと。そういうことを我々町連の連中もまだ話し合いをしていませんので、徐々にそういうようなことを話していこうと、このように思っておりますが、うちの町会はおかげさまと言っていいんですか、どうですか、旧態依然というか、そのようなことでやっております。今のところ不便はございません。

  また、なるべく町会の予算を切り詰めようということで、自慢ではございませんが、うちの町会独自で800万の預金がございます。何に使うんだと。非常の場合どうするんですかと。850世帯だから1世帯が1万円ずつでもまだ1万円になってこないと。非常の場合、買うにはお金があれば、地震があってもお金出せば何か入ってくるだろうというようなことですね。ですから、なるべく無駄な町会費は使わずにということでやっております。

  今、私のところの町会の現状でございますが、参考になるかどうか分かりませんが、私は私の考えでやっておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

○白石委員長 ありがとうございました。

  では、向丘地区さんから、お願いします。

○渡邊(泰)副会長 向丘地区、渡邊です。

  私の町会の課題は、やはり役員の高齢化でございまして、その中で苦情の一番多いのは赤十字等募金を含めた回数の多さです。町会が大きければ、それなら町会から会計から出すよということができるんですが、小さい町会はなかなかそれが難しくて、やはり1軒1軒に袋を回すなりなんなりして、募金を集めているのが現状でございます。これは皆さんの町会員の好意のあれですから、回数が多かろうが少なかろうが、好意があればいいという問題でございますので、私はそのまま続けていきたいと思っております。

  それから、向丘地区としての問題は何1つもございません。向丘地区の町連の会長になってまだちょうど1年でございますが、うちの地区は小学校、先ほど申しました学校が多い、それから、私立高校もあり、公立高校もある、そして、目の前には天下の東大もあるということで、学校の先生、東大の学生さんを取り囲んだそんなような行事をとり行うとものすごく盛り上がります。そして、今地域の学校では東大生のアルバイトを無償でお願いしたり、そんなようなことも地域でやっております。その一番の源になるのは、私は地域活動センターだと思っております。そこで各町会の会長さんが意見があっても、地域活動センターに来てもらって、そこで話し合って決めると。そんなような考えで、何も現在のところは問題がなく進んでおります。引き続き地域活動センターを活用させていただくよう、議会の方にもお願いしたいと思います。

  以上でございます。

○白石委員長 ありがとうございます。

  続きまして、根津地区の方。

○瀬戸役員 根津地区につきましては、私の方から。

  根津地区は不忍通りのふれあい館と根津神社を中心にしまして、7カ町の結束が非常にかたく、下町の風情と人情も豊かなところでございます。私のところ7カ町はございますが、ほかの町会は以上の観点から、すごくすべて町会が主体性を持って運営してございます。祭りにつきましても、何でも町会が主導権を握ってやってございます。

  それに私のまちのことで申し上げたいと思いますが、私どものまちは根津7カ町で唯一の法人組織になってございます。平成13年に区の指導をいただいて、法人組織を立ち上げまして、現在法人の宮永町会として運営してございます。世帯数は加盟世帯が約700から900に増えまして、現在900世帯で宮永町会を構成してございます。マンション等におきましても、ほとんどのマンションが加入していただいてございます。ただ、ワンルームマンションにつきましては、いろいろな問題点からほとんどのマンションが加入されていない現状でございますが、去年あたり2、3のワンルームマンションが加入していただいて、現在は大きなマンション、単身のワンルームマンションとしましては2棟だけ加入してございませんが、非常に加入率もようございます。特に、平成20年、今年3月には弥生会館の跡にできます大京マンション、ザ・ライオンズ上野の森というのができまして、これが約220世帯のマンションでございますが、これは既に町会加入も確約してございまして、現在建設途上でございますが、建設作業員の会合、それから、会社の会合にすべて私どもの宮永会館を利用して会議を続けてございまして、この会費も利・使用料というものはほんの光熱費だけいただいて、公共性を持った使い方をお願いしてございます。この土地を平成13年に買い取りましたものですから、その借金が平成23年までお払いしてございますが、順調に支払いは終わっておりまして、あともう少しのところにたどり着いてございます。至極順調に運営されている状態でございますので、区の方にも大変感謝をしている現状でございます。どうもありがとうございます。

○白石委員長 ありがとうございました。

  残り時間、あと3時まで3分となっていますけれども、あと5分程度延長させていただいて進めてまいりたいと思います。

  それでは、次に汐見地区の方、お願いいたします。

○鈴木(富)副会長代行 先ほどうちの方の先生、角野先生からお話ございました不忍通りの角地、日本医科大学からおりていった坂と根津の境界線のところの角地ですね、あれなかなか、先ほど角野先生からお話ございましたので、もう20年たっても30年たっても、私があそこへ越してきたのが昭和37年2月11日ですが、そのときからもう計画が出ておるんだけれども、依然としてそのまま進行していないんですね。そういう状況の中で、角野先生さっき発言されたのだろうと思いますけれども、あそこは1つ、最近やっと何かちょっとまた整備しているようですが、根津の方は全部整備があるというんですが、あの境界線からこちらのあの角地からが全然引っかかってしまって、交通の便も悪いし、あれをひとつぜひ文京区としてひとつ先生方に都の方へ申し入れしていただいて、何とかあれを早く広げてもらうように、そうしないと交通事故の問題も……。

○白石委員長 その点につきましては、角野議員がお話ししたように十分理解をしておりますので……。

○鈴木(富)副会長代行 これをひとつぜひお願いしたいということと、それから、私がいつも思っておるのが、先ほど皆さん方からお話ございました道路の問題ですね。裏側の細い道路も含めてですね、これの問題で先ほどからあれしたんですが、この前もやはりちょっと角野先生にも質問したことがあるんですが、区は建築基準法で許可する場合は、必ずセットバックを条件にちゃんと確認申請をおろしているではないかと。それにもかかわらず、そういう場合、その都度何で区は境界線を入れてしまわないんだと。何でそういうことをやらないのかねという話もしたんですが、これひとつ考えてください。

○白石委員長 分かりました。会長、時間がないので、その点また違うときに御答弁をさせていただきます。

  地域の課題点は、ほかの地区と同様に何かございますか。よろしいですか。では、ちょっと簡単にお願いいたします。

○鈴木(八)会員 団子坂交差点を上りますと、森鴎外の図書館がございます。知っていると思うんですよね。図書館がですね……。

○白石委員長 質問が……、個別案件ではなくて、各地区にお尋ねした町会の問題を……。

○鈴木(八)会員 その問題がね、うちの町会はネックになっているんですよ。上千駄木町会になっておりますので、それで950世帯あるんですよ。でも、上千駄木一丁目町会というのは旧なんですけれども、向丘の一部と、それから千駄木五丁目の一部が入っているんですよね。それでなかなか融合というのが難しいんですよ。それで町会費を集めるのにもかなり抵抗があるんです。だけれども、公平に扱っているつもりなんですけれども、向丘の一部の方と、それから五丁目の一部の方は何かつまはじきにされているというような、そういう態度をとるんですよね。だけれども、楠山さんが21年間町会長を務めておりましたから、もう公平にということがもう365日、口にしておるんですが、その辺のところの町会費の問題も非常に格差があるということ。

  それと、今、森鴎外の記念室が老朽化が大変進んでいるんですよ。それで図書館も移りましたし、あれが崩壊したら、だれが責任持つんだということで、私のところに毒矢が突き刺さるような意見があるんですけれども、私は町会長になってからまだ9カ月ですから、そこまで責任を追及されても、まだしばらく勉強させてくださいというような形で、あと角野先生と協議いたしますからというようなことで、角野先生におんぶにだっこしようと、このような計画でおります。

○白石委員長 ありがとうございました。

  個別案件はもう時間がないので、後で、後ほど御説明を申し上げたいと思いますが、最後に駒込地区の方。

○古谷副会長 駒込地区は、各町会の町会長さんがもうしっかりしているので、あんまり課題ありません。僕の町会も何にもありません。

  以上です。

○白石委員長 本当ですか。ありがとうございます。

  今9地区の皆さんからさまざまな現状をお聞きさせていただきました。地区によって文京区も広いなというところも感じさせていただきましたけれども、課題点、課題といいますか、町会の区民との接点ですね、もっともっとこれからやっていかなければいけない点があるかと思いますが、一方で町会の掲示板もあったり、区報を御利用いただいたり、または地域によっては町会で新聞出されているところもあって、御努力いただいている、または今いろいろな中で町会担当役員を決めてもらって参加をしていただいているとか、さまざまな御意見いただきました。また、私たちとしましても、何かできればなと思っておりますが、もうちょっと時間がないものですから、最後に議長から町会に対する御意見ということで御質問をいただいておりますので、その辺を加味してお話しさせていただきたいと思います。

○橋本議長 いろいろな御意見をいただき、本当にありがとうございました。何となくかたい話から始まりまして、最後の方は和やかな感じになりまして、それこそ意見がいろいろ出て、大変多くの道路や電柱、区だけでは解決できない問題や、また地域の問題、それから、斎場の問題、本当に多岐にわたりましていろいろな御意見をいただきまして、自転車駐車場の問題など大変ありがとうございます。やはり今、白石委員長も言いましたように、新しい方が多く文京区に越してこられているのが現状でありまして、4年間ぐらいで4万人ぐらいが転居して5万人ぐらいの新しい方が入ってきている。総計すると1万人増えているということになるんですが、実質は約4分の1ぐらいの方が入れかわっているという現状があります。そういう中でやはり多様な区民の要望だとか、さまざまな利害の対立、また区や議会が住民の皆様方の意思の集約を図っていくためには、町会との連携はより重要になってきているものだとつくづく感じております。これからも議会と町会とのつながりを生かしまして、例えば区長への協働の提案とか、町会と議会との協働体制のやり方次第で、区民にとって大きく意味あるものになってくるのではないかということをつくづく感じました。

  昨今のさまざまな利害や意見が対立するこの大都市の中の地域社会において、良好なコミュニティを確保するということが区長だけでは当然無理な状態にあります。今こそやはり議会の力と町会の皆さんとの協力関係が不可欠であると考えています。町会との連携、協力体制を強化していくためには、先ほども町会の課題としてお話がありましたが、加入促進とか若い区民の力など、町会の組織力の強化が必要であるとつくづく感じております。

  そこで、議会としてもホームページを活用した町会のPRなど、可能な限りバックアップをして、町会組織の強化に協力して、お互いにいい文京区をつくってまいりたいと、今日の意見交換会を通じまして、よりしっかりしたパートナーシップをとってまいりたいということを考えております。

  本日はどうもありがとうございました。

○白石委員長 最後に、町会の方からも一言お言葉をいただければと思いますが、鷹田副会長、よろしいでしょうか。

○鷹田副会長 どうも本日はありがとうございました。大変勉強になりました。

  それで、やはり24日に理事者と話があったんですがね、やはりよく聞いていただいたんですけれども、ぴったり絶対動いていないですね。鉄壁です、やはりしっかりしていらっしゃって、やはり本当にものにするには議会の先生方と一緒になって、両方でプラス2でやっと太刀打ちできるかなぐらいの鉄壁でございます。ですからひとつ、これからもひとつ一緒に仲よくやっていただければありがたいと思いますが、よろしくお願いいたします。

   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

○白石委員長 ありがとうございました。

  時間が7分ほど過ぎてしまいましたが、これで意見交換会を終了させていただきたいと思います。町会役員の皆様にはお忙しい中、貴重なお時間を賜りましてまことにありがとうございました。私ども議員も、今日いただいた意見をしっかりと議会活動に活かしてまいりますので、どうぞ地元でお会いしたときには激励をいただきますように、よろしくお願いいたします。本日はまことにありがとうございました。


     午後 3時08分閉会


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