御在所岳(6) 御在所山の家〜大黒岩〜御在所岳〜望湖台〜表道〜御在所山の家 |
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●H14.6.22、晴れ ●歩行時間 約4:00 ●出発 5:30 ●御在所山の家 6:40 ●大黒岩 8:15 ●御在所岳 9:00 ●望湖台 9:05 ●下山開始 9:40 ●御在所山の家 11:15 ●帰着 12:40 |
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■在所山の家〜大黒岩〜御在所岳〜望湖台 |
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キノコ石 |
大黒岩が見え始める |
大黒岩より御在所岳の岩塊群を見る |
今日は、久しぶりに御在所岳に登ろうと東名阪自動車道鈴鹿ICを降り、鈴鹿スカイライン御在所山の家に向かって車を走らせる。 スカイラインを上がり、御在所山の家の前の駐車場は、まだ朝早いので2台置いてあるだけである。 早々、身支度を整え、山の家の階段を登っていき、急登に取り付く。 約15分ぐらいで風化した花崗岩がまるでキノコのようになった奇岩の場所に来る。キノコ岩と呼ばれているが、ナニかを連想させるおもしろい岩だ!。 なおも木につかまりながらの急登が続く。汗が吹き出るが、冷風が気持ち良い。疲れないようにゆっくりしたペースで歩く。 途中、巨大な大岩の所は、その左をトラバースするように巻いていく。固定ロープが設置してあるので危険はない。 少し展望が開ける所からは、鎌ヶ岳と水沢に続く鎌尾根が美しく見える。また、右側には大黒岩が見え始める。 まだまだ胸突く思いの急登りが続く。やがてササの中のガレ場に到着。ここを右へ登って尾根へ出る。右へさらに約3〜4分下り大黒岩に到着。 |
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大黒岩より湯ノ山温泉を見る |
大黒岩より雲母峰、鎌ヶ岳を見る |
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尾根から突き出した感じの大黒岩は、垂直に本谷へ落ち込んでいる。注意しながら大きい岩の左側の方へ回って先に進む。突き出した岩に登ってみる。一瞬足がすくむが、素晴らしい眺望に圧倒される。伊勢湾はもちろん知多半島まで見える。また、御在所岳の岩塊群が目前に見える!。雲母峰から鎌ヶ岳の眺望も素晴らしい!。 通常ならゴンドラの乗客の姿を真近に見ることが出来るであろうが、今日はまだゴンドラは運転されていない。ここは御在所岳一番の景観を誇ると思われるが、高度感に弱い人には進められない。 何時までもここに留まって居たい気分であるが、後から登ってこられた単独の登山者と挨拶をして、大黒岩を後にする。 再び新道に戻って、御在所岳山頂を目指す。しばらくササ道を登ると、やがて喫茶アゼリアの左側に飛び出る。 |
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大黒岩 |
御在所岳三角点 |
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■御在所岳〜望湖台 |
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誰もいない喫茶アゼリアの前から舗装された遊歩道を通り、御在所岳三角点へ向かう。急な階段を上りきる上の画像の三角点に到着。ここも誰もいない。 さらにここから望湖台へ向かう。 望湖台の岩の上に立つが、吹き上げてくる風が強く、吹き飛ばされそうで、まともに立っていられない。岩陰から写真を撮って草々に退散。 途中、3〜4組の登山者とすれ違う。 |
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望湖台より雨乞岳方面を見る |
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望湖台より国見岳を見る |
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■表道〜御在所山の家 |
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展望岩より百間滝を見る |
下山は、表道に向かう。この道は、土砂崩れのような所やザレ場が多く、木の幹や木の根につかまりながらの転げ落ちそうな急降下が続く。途中のザレ場で、10人ぐらいの団体の登山者と挨拶を交わしながらすれ違う。 時折、樹林が開けて、左手に鎌ヶ岳が望めて気分も一新される。 やがて、小さな地蔵さんが設置された百間滝展望岩に出る。両側を樹林に囲まれて白い飛沫を上げる百間滝が見える。 急降下の道はやがてスカイラインに出るがスカイラインは歩かず、スカイラインの橋の下を通って鳥居を潜る。山岳宗教の名残であろうか、行者の社がある。また、ここは峠道との分岐点となっている。 スカイライン沿いの登山道を御在所山の家に向かう。スカイラインを行き交う車のエンジン音が耳障りではあるが、自然林が続く心良い歩きが続く。やがて、御在所山の家の駐車場に到着。 |
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行者の社 |
修験場跡の鳥居 |
スカイライン沿いの登山道 |