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【コラム】 まわるまわるよ回転寿司その歴史と未来とは?

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なんとなーく、身近に存在するのがあたりまえになってる回転寿司。でも誕生からしばらくは、回るお寿司を食べるのって、けっこう貴重な体験だったらしい。東日本に回転寿司店がお目見えしたのは1967年。回転寿司誕生から実に10年近くが経っていた。

そもそも世界初の回転寿司『元禄寿司』が大阪に誕生したのは今から約50年前、1958年のこと。創業者・白石義明氏が回転寿司のコンベア(正式名称=コンベヤ旋回食事台)の特許を取得し、それが切れる78年までの20年間、フランチャイズ店以外は回転寿司店をオープンできなかった。

特許が切れて他店の参入が本格的にはじまると、それまで駅前などの小型店が主力だった店舗形態は、郊外の大規模店などにバリエーションを拡大。客層も、ファミリー層や女性層などを取り込むことでより幅広くなっていく。90年代以降は、高級・グルメ化と低価格・均一化という二大潮流が回転寿司業界の主流となった。

あの『TVチャンピオン』の回転寿司選手権での優勝経験もある回転寿司評論家・米川伸生さんに話を聞いた。

「最近では、大規模仕入れや漁港での直接買い付けを売りにする店も多く、上質で新鮮なネタを提供している回転寿司店が全国に多数ある状況です。フレンチやイタリアン、和食の技術を用いた創作寿司も人気があります。タッチパネルで注文すると専用の“特急レーン”で自分の前まで寿司が運ばれて来る、といったエンタメ色の濃いシステムも登場していますし、各店舗が独自性を打ち出している。好みに応じてあれこれ楽しめる、とてもいい時期なのでは」

現状の問題点とは?

「相対的に見ると、やはり職人の質でしょうか。比較的短い期間で寿司職人を養成する学校もありますが、技術・サービスの向上は、今後の大きな課題のひとつ」(同)

このところ、異業種からの参入もちらほら目立っている回転寿司業界。はたして、次なる“ネタ”やいかに。
(R25編集部)

簡易版・回転寿司50年ヒストリーはコチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです

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