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| 開店と同時に大勢の人たちが食事に訪れた「ファーマーズレストラン くまどん」。「安くておいしい」と評判も上々＝熊谷市上川上のスポーツ文化公園 |
熊谷市上川上の熊谷スポーツ文化公園内に「ファーマーズレストラン くまどん」が二十三日オープンした。地元農家らでつくった会社が運営。地元農家が生産した農産物を使い、来園者に料理を提供する。
地産地消による農業振興と、公園の付近に飲食店が少なく、利用者の利便性を図るために開設された。八人の地元農家や酪農家で株式会社「熊谷グルメファーマーズ」（八木原敏夫社長）を組織。市と協定を結び、国と市の補助を受けて「くまどん」を開設した。
食材は同市上中条などの二十軒の農家が有機・低農薬野菜などを提供。うどんは上中条産小麦の農林６１号とあやひかりをブレンドした地粉で自家製麺している。米も地元の彩のかがやきなどを使用。メニューは各種うどんやてんぷら、カレー、牛乳ソフトクリームなど。値段は五百円前後が中心。
「くまどん」の名は一般公募で決定。熊谷のうどん、どんぶりという意味と合わせ、ドン（首領、トップ）になりたいという願いも込めているという。
オープン初日の二十三日は富岡清市長らを招いてテープカット。八木原社長は「地産地消の地域に密着したレストランになるのが狙い。皆に親しまれ、愛される店になるよう、スタッフ一同頑張りたい」と話していた。
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