最もメガネが似合う「日本メガネベストドレッサー」の授賞式が10日開かれ、芸能界部門でタレントの眞鍋かをりさん(26)、サングラス部門で俳優の竹中直人さん(51)、今後メガネをかけてほしい著名人に贈られる特別賞にモデルの森泉さん(24)、政界部門は東国原英夫・宮崎県知事(50)が選ばれた。
同賞は、メガネ業界の関係者のノミネートで選ばれるもので、授賞式は、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれているメガネの国際総合展「IOFT2007」会場で開かれた。竹中さんは「ちょっぴり上がってます。賞に無縁の男なので、初めての受賞に緊張しています」と何度も声色と人格を変えながら照れ隠しをしていた、眞鍋さんはかぜのために声が枯れており、「せっかくの晴れ舞台にお聞き苦しくてすいません」と謝ってから、「3、4年前から眼鏡をかけてテレビに出ているけれど、一向に(この賞に)お声が掛からなかったので、自分には一生来ないものとあきらめていました」と喜びを語った。
東国原知事は「(鼻眼鏡は)みっともないと言われ続けてきたが、これが東国原スタイル。自信を持って続けていきたい」と語り、元妻で女優のかとうかずこさんが89年に同賞を受賞していることに触れられると、「どこかで結ばれているんですかね」とちょっぴり未練を感じさせる発言も飛び出した。ほかに、経済界部門で藤田晋・サイバーエージェント社長、文化界部門で養老孟司・東京大学名誉教授、スポーツ界部門でF1チームオーナーの鈴木亜久里さんがそれぞれ受賞した。【細田尚子】
2007年10月11日