2008.04.23 Web posted at:  15:05  JST Updated - AP
ワールド

病院で毒グモが大発生 オーストラリア

シドニー(AP) オーストラリア北部クイーンズランド州の病院で毒グモが大量発生し、地元保健当局は23日、病院を一時閉鎖して駆除に乗り出すと発表した。

クモが繁殖したのは州都ブリスベンから約320キロ北西の町バララバの病院。セアカゴケグモという小型の毒グモが棟内で多数見つかったため、24日から丸1日、病院を閉鎖して薬剤を充満させ、クモと卵を駆除することにした。

セアカゴケグモはオーストラリア全土に生息する毒グモで、人を噛むこともある。暑さが続いたせいで、通常よりも多く卵がかえったとみられる。

州保健当局によれば、入院患者3、4人は別の病院に移す必要があるが、建物全体に薬剤を散布してクモと卵を駆除するのが職員と患者にとって最善の措置と判断した。

cnn mobile 携帯サイトCNNモバイルのご案内 CNN放送のご案内(別ウィンドウ) cnn.com
特集 米大統領選
sl.com cnnmoney asahi.com
English Express TIME