ルイジアナ州バトンルージュ(AP) ルイジアナ州上院司法委員会は22日、ズボンをずり下げて着用することを禁止する法案を、全会一致で否決した。
法案は、公衆の面前で「意図的に下着を露出したり、でん部や陰部を露出する」ズボンのはき方を禁止する内容で、違反した場合は175ドルの罰金と8日間の奉仕活動を定めていた。
法案を提出したデリック・シェパード議員(民主党)はずり下げズボンについて、みだらな服装が広がっている現状を示すものだと主張。「パンツはますます短かく、トップスはますます小さく、胸の谷間はますます大きくなっている。いつになったらもう十分、と言えるのだろう」と述べ、州としての対策を訴えた。
これに対しイボンヌ・ドーシー議員(民主党)は、バギーパンツは個人的に嫌いだとしながらも、好きなように服を着る権利は守りたいと話した。
ルイジアナ州では10以上の自治体がずり下げズボンを禁止したり、禁止を検討している。