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キャンベラで聖火リレー 厳戒、「防衛隊」も伴走
北京五輪の聖火リレーが24日朝、オーストラリアの首都キャンベラで厳戒態勢の中、行われた。
関係者によると、ロンドンやパリで起きたような妨害行為による混乱を防ぐため、コースはこれまでに10回変更され、当初予定より4キロ短い16キロでの実施。コース沿いに張り巡らされた高さ1メートルのフェンスの内側を、青いジャージー姿の中国の「聖火防衛隊」に伴走されランナーが走った。
オーストラリア側が防衛隊に警備の権限はないと主張するのに対し、中国側は防衛隊が「体を張って守る」との見解。妨害行為があった場合、混乱も予想される。
リレーは官庁街の広場から、先住民アボリジニによる歓迎儀式などの後出発。最終走者の元水泳選手イアン・ソープ氏ら五輪金メダリストら計80人が参加する。(共同)