MacにMovable Typeを設置
ローカル環境で検証出来るようにと、MacにMovable Type 4のベータ版を設置したので、その覚え書きです。
モジュールとデータベースをMacにインストール
MacをサーバーにしてMovable Typeを構築する場合に必要な、モジュールとデータベースとそのソフト。
- MAMP
- Xcode
- DBI
- DBD-SQLite
データベースにMySQLを使用する場合、MAMPのみで良い。SQLiteを使用する場合、Xcode、DBI、DBD-SQLiteが必要。
MAMPをインストール
Apache・MySQL・PHPがパッケージとなっているMAMPをダウロード。インストーラーの手順に従い、インストール。
MAMPを起動させ、ブラウザに「MAMPへようこそ!」の画面が表示されたら、インストール成功。
Xcodeをインストール
Xcodeは、Mac OSX 10.4xのInstall disk1に入っている。
XcodeTools.mpkgをクリックするとインストーラーが起動するので、手順に従ってインストール。
DBIとDBD-SQLiteを入手
以下のサイトからDBIとDBD-SQLiteをダウンロードし、解凍。
- DBI
- » http://search.cpan.org/dist/DBI/
- DBD-SQLite
- » http://search.cpan.org/dist/DBD-SQLite/
DBIをインストール
ターミナルを使って、DBIをインストールする。
- ターミナルを起動
- cdと半角スペースを入力
し、returnキーを押す - 解凍したDBIのフォルダをターミナル画面へドラッグアンドドロップし、returnキーを押す
perl Makefile.PL
と入力しreturnキーを押すと、コマンドが実行されるmake; make test
と入力しreturnキーを押すと、コマンドが実行されるsudo make install
と入力しreturnキーを押すと、コマンドが実行される
DBD-SQLiteをインストール
ターミナルを使って、DBD-SQLiteをインストールする。
- ターミナルを起動
- cdと半角スペースを入力
し、returnキーを押す - 解凍したDBD-SQLiteのフォルダをターミナル画面へドラッグアンドドロップし、returnキーを押す
perl Makefile.PL
と入力しreturnキーを押すと、コマンドが実行されるmake; make test
と入力しreturnキーを押すと、コマンドが実行されるsudo make install
と入力しreturnキーを押すと、コマンドが実行される
以上で、Macをサーバーとして利用できるようになった。
Movable Typeの設置
アプリケーション/MAMP/cgi-bin/ の中にMovable Typeを設置するフォルダを作成し、Movable Typeの本体を保存。
データベースファイルを保存するためのフォルダを、アプリケーション/MAMP/cgi-bin/ の中に作成(フォルダ名は、dbとしておく)。
mt-static フォルダに含まれるファイルは、フォルダごとアプリケーション/MAMP/htdocs/ の中に保存。
mt-config.cgiの設定
CGIPathと、StaticWebPathの項目を編集する。
CGIPath http://localhost:8888/cgi-bin/MT4/
StaticWebPath /mt-static/
SQLiteを使用するので、MYSQLとPOSTGRESQLの項目はコメントアウトする。
SQLiteのデータベースファイルを設置する場所を指定する。
ObjectDriver DBI::sqlite
Database ./db/file
Movable Typeを起動
MAMPを起動しサーバーに接続したら、ブラウザでhttp://localhost:8888/cgi-bin/MT4/mt.cgi にアクセス。
インストール画面が動いたら、Movable Typeの設置は終わり。
先にmt-config.cgiの設定をしないでも、mt-wizard.cgiを使用すればインストーラーが起動して簡単にMovable Typeを設置出来るはずなのですが、ベータ版のためか、Mac上からはmt-wizard.cgiがうまく動きませんでした。その為テキストエディタでmt-config.cgiを編集しています。
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