本日、大阪地裁は沖縄集団自決訴訟をめぐり、被告で作家の大江健三郎氏を勝訴させるという不当な判決を下しました。これまでの法廷での議論などを通じ、原告側は間違いなく勝つつもりでいたでしょうから、さぞや驚き、失望したことと思います。それでも原告側は当然控訴し、舞台は高裁へと移ることになるのでしょうが、判決文の要旨を読んでいて、ひっかかることがありました。いや、はっきり言えばひっかかるところだらけなのですが、その中で一点、次の部分を取り上げます。
《原告らの主張に沿う照屋昇雄の発言はその経歴等に照らし採用できず…》
採用できないというのは、どういうことでしょうか。この照屋氏に関しては、私も昨年12月に沖縄でインタビューし、12月27日付の「詳説・戦後 沖縄の言論」という特集記事で、次のように書きました。
《(前略)取材を受けないまま、地元メディアに一方的な記事を書かれた点では、戦後の琉球政府で旧軍人軍属資格審査委員として軍人・軍属や遺族の援護事業に携わった照屋昇雄氏(83)も同様だ。
照屋氏は昨年8月(※平成18年)、産経新聞の取材に対し、「遺族たちに戦傷病者戦没者遺族等援護法を適用するため、軍による命令ということにし、自分たちで書類をつくった」と証言し、当事者として軍命令説を否定した。
それに対し、沖縄タイムスは今年(※19年)5月26日付朝刊で、慶良間諸島の集団自決をめぐり、当時の隊長らが作家の大江健三郎氏らに損害賠償などを求めている裁判での被告側主張を引用。「『捏造』証言の元援護課職員 国の方針決定時 担当外 人事記録で指摘」などと、4段見出しで大きく報じた。証言を否定する趣旨の記事で、名指しこそしていないが、すぐに照屋氏だと分かる書き方だ。
しかし、照屋氏は当時の琉球政府辞令、関係書類などをきちんと保管している。被告側が提示した記録について、照屋氏は「人名の上にあるべき職名が伏せられていたり、全員、庶務係となっていたり不自然だ」と指摘するが、こうした反論は地元メディアには取り上げられない。
照屋氏は渡嘉敷島に1週間滞在して住民の聞き取り調査を実施しており、「隊長命令があったと言った人は1人もいない。これは断言する」と述べている。「捏造」と決めつけた沖縄タイムスから謝罪や訂正の申し入れは一切ないという。》
この沖縄タイムスの記事には、《被告側は同職員の採用時期が証言にある昭和20年代後半ではなく昭和30年で、援護課職員ではなく中部社会福祉事務所職員として採用されたことなどの人事記録を証拠として提出、「元職員の証言は信用できない」と反論した。》《被告側は「(19)58年10月まで援護事務に携わる援護課に在籍していない元職員が、渡嘉敷島住民から聞き取りをしたり、援護法適用のため自決命令があったことにしたとは考えられない」と指摘した》とあります。
つまり、大阪地裁は、この照屋氏よりも被告側が出してきた証拠書類を信用できると判断したということでしょうか。判決がいう「その経歴」とは、何のことなのでしょう。私は納得ができません。そこで、照屋氏が今も保管している当時の辞令などの写真(コピー)を改めて掲載します。これを見ると、上の記事と明らかに矛盾し、照屋氏が少なくとも昭和29年10月からは援護事務に就いていたことが分かりますが、裁判官はこっちの方が、偽物だとでも言いたいのか…。
明日の新聞各紙は、この判決のことを大きく取り上げるでしょう。特に、地元紙2紙は、判決がどう出るか、今までの自分たちの報道ぶりが否定されるような結論になるのではないかとびくびくしていたでしょうから、大喜びして鬼の首を獲ったかのように大騒ぎすることでしょうね。そこで、ついでに琉球新報の社是を紹介します。ここにある「不偏不党」「公正」「品格」などの言葉が、本当であるのかどうか、明日の紙面を見ればよく分かることだと思います。
きょうは夕刊当番なので、会社で他の記者が書いてきた原稿をチェックしたり、簡単な手直しを入れたりする作業をしています。いままた、新しい原稿が到着したので、とりあえずここまでにしますが、私は正直、怒っているのです。
※追記 午後3時10分すぎ、霞が関の外務省(右側の建物)前に到着したところ、桜がほぼ満開状態でした。きょうは、上の沖縄集団自決の裁判のほかに、KSD事件をめぐる裁判で、村上正邦元労相に対する実刑が確定しましたが、私は実はこの裁判にも疑問を持っています。はっきり言えば、功を焦った検察の決めつけによる無理筋の立件ではないかと。私は社会部記者ではないので、裁判の詳細については承知していませんが、村上氏に対しては、取材その他を通じ、話を聞く機会が幾度もあり、そんな印象を受けています。二つの裁判について考え、沈んだ気持ちで歩いていたのですが、桜の花には少し癒されました。季節はめぐりうつろい、人もまたうつろい行くのでしょうね…。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/trackback/525680
2008/03/28 12:49
2008/03/28 13:10
2008/03/28 13:11
佐衛門様
常識では考えにくい判決ですね。裁判長についてはまだ調べていないのでよく分かりませんが、左派メディア・勢力の圧力に屈したのかもともとそういう人なのか…。
2008/03/28 13:13
hinohiroken様
私は婉曲な表現が得意でなく、つい思ったままを書いてしまうのですいません。しかし、心からこれは「不当だろう」と思ってそう書きました。
2008/03/28 13:28
阿比留記者、ありがとうございます。
そうですか。大江側が勝ったのですか。怒って当然です。不当です。
この裁判官は、まさにレフトウィングにいる人ですね。この裁判官の経歴・判決歴を調べれば、その思想がわかりますか。
ここに掲げられている辞令その他は、裁判に証拠として提示されたのでしょう? どこをどうすれば、こうまで曲解あるいは誤解できるのか…。左斜め読みしたか…!?
2008/03/28 13:31
こんにちは。
阿比留様
昼前のニュースで知りました。
必ず阿比留さんから何らかのエントリが有ると思って抜け出して自宅に帰ってきました。
詳しくは明日にでも外出の許可をもらって拝見させて頂きますが、本当に裁判官は何を考えているのでしょうか、今夕の検査では血圧上昇、血糖値上昇で安静指示が出ること間違い有りません(笑)
悔しいですね。日本のどこかが狂っています。
2008/03/28 13:40
jess-kun様
この判決やそれに関連する問題については、いずれまた調べ直して報告できることがあれば報告したいと思います。照屋氏からは、経歴の話や、被告側が出してきた資料のインチキ性、また被告側証言者の正体などについても詳しく聞いたのですが…。私はもともと司法をそれほど信用してはいないのですが、それにしても、と思います。
2008/03/28 13:41
くぼた様
こんにちは。>必ず阿比留さんから何らかのエントリが有ると思って抜け出して自宅に帰ってきました。…わざわざそんなことまでさせてしまって、たいしたエントリではなく申し訳なく思います。ご自愛くださるようにお願いします。>日本のどこかが狂っています…。全く同感です。
2008/03/28 13:49
To 阿比留瑠比さん
お久しぶりです。
心配しておりましたが、
阿比留さんもご家族も健康を快復されたようで、なによりです。
さて、今日の書き込みですが、
辞令のお写真を見ると益々不思議です。
そうすると照屋さんは、
(1)渡嘉敷島に1週間滞在して調査したのは何年何月なのですか? この2年間貴紙産経新聞の記者さんは誰一人それを明らかにしていませんね。
(2)そのときの調査ノートの写真はないのですか? ビデオでも照屋さんは「あっちにある」とかいったっきり、見せてはくれませんね。阿比留さんは見たのでしょう。お写真は撮らなかったんですか?
(3)照屋さんは東京の審査会に出席して東大総長の茅誠司さんの話を聞いたそうですが、それはいつだったのですか? 赤松元隊長もその場に居て、劇的な感動発言をしたそうですが、同行者はだれだったのですか?
(4)照屋さんはある年の暮れ、村長の玉井さんに頼まれ、年明けの内閣閣議に間に合わせる為、急いで偽の赤松命令報告書をしたためたそうですが、それは何内閣の閣議だったのですか? 閣議は何月ですか? いったい何年のことだったのですか? そのとき照屋さんは渡嘉敷島にいて、村長の玉井さんに提出したのですか?
(5)それらは皆、お写真の辞令の期間でやりおおせたことなのですか?
とりあえず、阿比留瑠比さんなら当然知っている筈の幾つかについて、お答えいただければ幸いです。
2008/03/28 13:53
争われたのは、命令が在ったのか、無かったのか、であったはず。
無かったを、認めながら、その解釈はもっもだ、だなんて。
殺しても良いと感じたら、殺しても良いのか。
2008/03/28 13:53
阿比留様、こんにちは。
私も怒り心頭に発しましたが、地裁がおかしいのは良くあること(それはそれで大いに問題ありですが)と思い直しました。
原告側は控訴するようですので高裁以降の良識を信じることにします。
2008/03/28 13:58
悲しいけれど、ぐだぐだした空気が何事も主導権をにぎる参院選以後のながれのなかでは、十分予想された判決でしたね。教科書を書き換えることすら政治が認めてしまった以上、司法が原則論を貫くことはないでしょう。
こうしてまた一つ既成事実がつみかさねられ、国民が思考を停止する大義名分ができた。裁判所もみとめたんだと。
年金やガソリンの値段のことで毎日大盛りあがりっていう国民ですもの。
2008/03/28 14:16
また差別の好きなni0615か(藁
慰安婦問題でも大騒ぎしたが、venomさんに完璧に論破されて敗退
この手の話になると必ず出てくるが、頭は大丈夫かい?
おまぃの母ちゃんは脳味噌の代わりに赤味噌入れたんだろ?
人のブログに乗り込んでぎゃーぎゃー言う暇があったら、例の府職員の
おばちゃんと一緒に「革命」運動しテロって(藁
おまぃの親友が出てるぞ(藁
http://jp.youtube.com/watch?v=bqTmiEXdzYY
2008/03/28 14:28
To izaydさん
>阿比留様、こんにちは。
>
>私も怒り心頭に発しましたが、地裁がおかしいのは良くあること(それはそれで大いに問題ありですが)と思い直しました。
>原告側は控訴するようですので高裁以降の良識を信じることにします。
地裁当たりには司法修習生時代の左翼洗脳が抜け切らないか、完全に『フニャ脳」になっている裁判官が、結構いるかもしれませんね。
2008/03/28 14:36
阿比留様、こんにちは。
裁判というものは、本当に正しいものダケが勝つとは限らないのですネ。
裁判長が自分の思想や感情を盛り込んだ上での判決ならば、証拠や資料は要らないということですか…。へぇ~。フ-ン。
大ボ○…、あ、失礼しました。
大江健三郎側には一体どんな正しい資料や証拠があるというのでしょうか。
コイツ海外では日本人の事をボロクソに言うそうですが、こんなヤツを支援している日本人は、自分がボロクソに言われてるのも知らずに諸手を挙げて喜んで何が嬉しいんでしょうか?
在りもしない事実を本にしてカネ儲けした意地汚いコイツをさも正義感ぶって支援しているサヨク連中や、コイツ等に騙されて、間違った考えを持たされた可哀想な人達。
こんな奴等を野放しにしたまま、何も出来ない自分が恥ずかしいです。
2008/03/28 14:38
阿比留さん
う~む、血圧の上がるようなニュースが続きますね。100%原告勝利を信じていたので、また左巻きの裁判官に当たったのかとがっくり来ます。
裁判官は思想調査して、中立から左よりは全員クビにしろ!と怒鳴りたい気分です。しかし、司法もこのザマでは先は長そう…。
2008/03/28 14:44
判決の要点
1.手榴弾と軍の滞在
2.学術文献
が判決に大きな影響を与えたように思う
特に「文献」について、どの文献なのか我々も調べて、それが事実と
どう違うのか、解釈がどう変わるのかを考査する必要がある
その上で裁判長個人がイデオロギーに侵されている輩なのか、単に勉強不足
なのか、それとも保守側が理解していないのかがわかるだろう
1.については単に憶測の域を出ない話であり、裁判長の思い込みである
2008/03/28 15:06
大江がやった事は中共や南朝鮮がやっている事とあまり変わりません。
このような事は歴史学の観点で究明される部分であるべきです。「死人に口なし」でテメエの私腹を肥やす為で、下手に判官づらした、物書きを名乗る傲慢な河原乞食です。
人間も例え一端の物書きとして、ある程度まで並よりはましに出来ても、棺桶に片足突っ込んでから、こういうポカをやるのは墓荒らしをした天罰でしょう。
ノーベル賞もだんだん重みがなくなって来ましたね。
2008/03/28 15:27
2008/03/28 15:37
結論ありきの裁判だったと言う事でしょう
原告側の証拠、証言は全て信用に値しない、ので
不確かな伝聞や不透明な証拠のみを採用する・・・
ま、この手の裁判は今までの常識とされた考えから1歩も前に進もうとしません
例え、今までの常識を覆す証拠、証言が出てきてもw
アサヒには「元戦隊長の命令があったとは断定できないが・・・」とありましたが断定できないのに棄却とは?
旧日本軍の関与を言うなら米軍の関与が重いのでは?
私はこの事件は集団による「心中」だと思っています
旧日本軍により追い詰められての自殺?
違うでしょ
米軍の砲撃、上陸によって追い詰められての心中でしょ
今の考えかたで過去を判断すべきではないでしょうに
高裁、最高裁の裁判官がマトモな常識を持っている事を願うだけです
2008/03/28 15:41
izayd様
確かに高裁の良心と良識に期待するしかありませんが…。高裁が、何が何でも軍命令で住民が自決したことにしたい主流派マスコミやサヨク活動家の圧力に負けずに、理性的な判断を下してくれるかどうか、この一審の判決を見ると不安も募ります。
2008/03/28 15:44
eisenbahn様
>年金やガソリンの値段のことで毎日大盛りあがりっていう国民ですもの。 …確かに、こうした国民一人ひとりの財布には直接関係のない話は、多くの人の関心と注意をひかない傾向はありますね。左派と保守派の一部が騒いだり、論争したりしても、大部分の人は興味を示さないと。これだけメディアで報道されても…。
2008/03/28 15:53
阿比留様、こんにちは。
地裁のわけわからん左巻き判決を高裁が覆した例は過去多数ありますので、司法の良心を信じたいです。
parkmount様、私のコメントへのコメントありがとうございます。
ノーベル賞に関しては平和賞、文学賞はもはや価値なしと思っています。
2008/03/28 15:57
残念な判決ですね。
昭和20年の今頃、沖縄を守るために多くの若者たちが沖縄周辺海域で散華したことを思うと、今回の判決は怒りを禁じえません。昭和20年4月7日に撃沈した戦艦大和も・・・・
私は「下級審」というものは、裁判官の質も「下級」であると思っています。ですから、こうした判決が出てもそれほど驚きませんが、時期が時期だけに・・・・
この判決で左翼メディアが「軍=悪」という構図でまた騒ぎ出すのかと思うと悲しくなります。
今日は沖縄集団自決の慰霊の日でもあるそうですが、判決がこの日と決まった時点で既に結果は出ていたのかもしれませんね。
2008/03/28 15:59
SOUL D.J. Syue様
こんにちは。>大江健三郎側には一体どんな正しい資料や証拠があるというのでしょうか。…大江氏は、間違いだらけで米軍推薦の本でもあった「鉄の暴風」を孫引きして、あとは文学的センスとやらで「沖縄ノート」を書いたのでしょう。こうなったら、高裁での裁判闘争と、良識ある判断を待つしかありませんね。
2008/03/28 16:01
hanausagi様
司法も行政も立法府も、さらに言えば言論界も土台が腐っているという印象です。これでは日本が何に対しても戦えない国である現状は、無理がないのかもしれません。少しでもよくしたいのですが…。
2008/03/28 16:55
阿比留様ご苦労様です。
大江健三郎に対する損害賠償請求は認められなくても、せめて岩波書店の本の回収くらいは命じて欲しかったです。回収しないと現に生存している元隊長の名誉を今後も毀損し続けるのですから。
総理の靖国参拝も、判例は違憲ではないことに確定しているのに、高裁にまで及んでいるサヨクな裁判官がたまに判決書傍論で違憲と書きます。そこに期待する反日勢力(朝日新聞・アジア共産主義者等)がいるんですね。
橋下弁護士が知事になる前に、上記の靖国違憲を傍論で書いた大阪高裁大谷裁判長について「高裁判事といえども、傍論に書いてることなんか寝言ですから、無視してよいです。え、大谷判事ですか。大谷判事とは、法廷で裁判長と弁護士という立場でよく対面します。」と発言していました。今回は、暴論どころでなく判決書の主文と理由ですから、困ったものです。
大阪の川にゃ
2008/03/28 16:57
裁判長といえど人の子。結局は教育が大きいのでは。
深見敏正裁判長という方の年齢は知りませんが、戦後教育を受けた世代だろうと思います。安易な正義感が作用したのではと疑ってしまいます。
それにしても、遺族補償を受け取るための手段だったという原告主張に対して「捏造は認められない」とは、どういう意味なのでしょう。
保障を受け取る為の捏造は無かったという意味か、原告の主張が捏造であり認められないという意味か。
どちらにしても、この裁判に出た資料でそこまで断定出来るとは思えません。公平な姿勢だったのかと、疑問を感じるのは自然だと思います。
2008/03/28 17:00
こんにちは。
凄い判決ですね。このブログにコメントを書き込む前に色々とクグッて、この裁判のことを勉強してきたのですけど、やはり不当判決としか言いようが無いですね。確かに裁判も人間が判断することですから間違いもあるでしょう。しかし、素人目から観ても客観的な証拠が存在するのに・・・何を信用していいのやら
2008/03/28 17:03
staro様
文献と言えば、この判決では、沖縄ノートの原典とも言える沖縄タイムス刊「鉄の暴風」について、誤記がたくさんあるということは認めているんですよね。それでいて、それに関する裏付け取材一つせずに書かれた沖縄ノートは問題はない、というのも素直に考えて変な話ですね。
2008/03/28 17:09
parkmount様
この大江という人は、やはり作家の柳美里氏の小説「石に泳ぐ魚」が名誉毀損等で裁判沙汰になった際には、柳氏に対し、月刊「世界」に寄せた文章で「柳さんがウソをついている、とは私は思いません。しかし、いったんそのまま小説に書き、それがKさんを傷つけ苦しめていると本人から告げられた以上、柳さんはその小説をあらためてもう一度、はっきり読みなおすべきではなかったでしょうか?それこそが、つまり何事に対しても、目を逸らさず、あるがままの自分と他者を正面からきちんと受けとめること、ではなかったでしょうか?」として、書き直すことを求めています。自分はこの裁判で、一切の間違いや他人を傷つけたことを認めなかったのに、です。
2008/03/28 17:11
take8様
>結論ありきの裁判だったと言う事でしょう…。そうなのかもしれません。ある一定の結論にもっていくためだけに情報資料を取捨選択し、都合の悪い話は信用できないとして採用しない…。しかし、本当に失望を感じた判決でした。上級審に期待するしかありませんが…。
2008/03/28 17:22
2008/03/28 17:23
阿比留様
>というのも素直に考えて変な話ですね。
やはりそうですよね
色々確認しているのですが、少しおかしいですね
ここは建前は感情的になって、本音では冷静沈着に行きましょう(笑
さて、裁判官が特定の思想に染まっているとしたら大問題
2008/03/28 17:27
安原美吾様
これもまた、司法をも支配する強固な戦後レジームのなせるわざなのでしょう。いったい、いつまでこんなことが続くのかと思うと気が遠くなります。夕刊各紙を読んでいて、この判決を高く持ち上げる解説記事などを読むと、なかなか日本は変わらないなあという気がします。しかし、次こそはと思い直さないといけませんね。
2008/03/28 17:55
私はこのニュースを聞いた瞬間に、
「それでも僕はやってない」という映画を思い出しました。
原告の側の「またもや虚構の前に真実は敗れ去った」という悔しい思いは、いかばかりだったことでしょう。
話は変わりますが、本日中国国内で『チベット人に放火されて死亡した犠牲者の追悼が行われた』とのニュースが流れました。
昨日のテレビでも、15、6歳のチベット人の少女が中国の警察に尋問を受け、
「私はお店に入ってジーンズに火をつけ、放火しました」と言わせているシーンが流れていた。
数人の中国人警察官に取り調べられる、年端も行かないチベット人の少女の自白の絵・・・
あまりにも痛ましい映像に、中国人の冷酷さを再度確認いsたように思います。
彼らのやり口はいつも同じです。
嘘・捏造をうまく映像や写真にして、世界に発信する。
自分たちは被害者ヅラ、その一方で本当の被害者を悪人に仕立て上げるのです。
本当に、怒り心頭の日々です。
2008/03/28 18:02
突然ですが、最近読んで感動した本「日本の皆様、靖国神社を守ってください」から、著者の真倫子・川村さんの文を紹介させてください。
この本はブラジルの中学、高校生が日本に使節団として来日し、美しい日本を見て、自分のルーツの国に誇りを持とうと靖国神社など各地を回った子供たちの手紙が収録されています。
手紙の内容は、日本で靖国神社に代わる追悼施設をつくる動きがあると知って靖国神社を守ってくださいと日本語で書かれたものが24通収められています。
以下はその先生の文からです。
今、心ある日本人は非常に苦しんでいらつしゃいますね。
靖国神社に素直にお参りすることができない日本人の姿を、地球の裏側のブラジルで拝見しながら、そう思います。
ブラジルでは、日本人の体型や素質を受け継いだ日系人を「かわいらしい」「美しい」とほめます。
それなのに、当の日本では、若者たちは髪を染め、カラーコンタクトをつけて、日本人としての容貌を否定しているように見えます。自分の血に対する劣等感が、そのようにさせているのでしょうか。(続く)
2008/03/28 18:05
日本のマスコミの影響で、ブラジルの日系社会にもその傾向は表れてきています。外国系の容貌をまねる若い人たちが増えているのです。
ブラジルは単一民族ではありません。それぞれの民族がそれぞれのよさを持ち寄ってブラジルの歴史を創っていかなければなりません。
日系人も日系人のよさをもって若いブラジルの建設に貢献しなければならないのに、ルーツの日本国の日本人が自分たちを卑下し、日本のマスコミもそれを扇動する記事ばかり載せるようでは困ります。
私ども日系ブラジル人は、ブラジルと日本、二つの祖国を持つ幸せに恵まれたことを神に感謝しています。二倍の幸福に恵まれたことをエネルギーにして、ブラジル人として、国際社会にはばたいていく子供たちを送り出すことが、私の教育者としての使命であると考えています。
日本のみなさま、日本国をよろしくお願いいたします。私ども日系人は、祈るような気持ちで、もう一つの祖国「日本」の行く末を心から案じております。(以上)
何とかしたいと思っているのですが、道は遠そうです。申し訳ございません、真倫子・川村さま。
2008/03/28 18:09
kawanya62様
きょうの夕刊各紙を読むと、明らかにこの判決を喜び、はしゃいでいる新聞もあります。そして、そういう新聞などの存在自体が、こういう判決を後押ししている部分もあるのだろうと思います。平成3年だったか、私が取材した岩手靖国訴訟でも、主文で原告の訴えを棄却した上で、一方で玉串奉納などは違憲にあたるという判決を出した判事がいました。この判事は判決後、すぐに判事を辞めて弁護士となりましたが、辞任記者会見で「本当は朝日新聞の記者になりたかった」と述べました。
2008/03/28 18:12
やせ我慢様
疑問を感じるというよりも、もっとはっきりとおかしいと感じたので「不当」と書きました。新聞記事ではそう断言できませんが、記者個人の考えを記すブログだからこそ、本音を書いてみました。>安易な正義感が作用したのではと疑ってしまいます。…そうかもしれませんし、何かに脅えたのかもしれません。現時点では分かりませんが。
2008/03/28 18:15
最近、本当に胃によくないことばかり続いていますね。
キリキリというべきか、しくしくというべきか・・・
チベット関連のとあるブログのコメント欄で、
「情報操作・意図的な事実歪曲なんて、どこの国にもあるあたりまえのこと」
と匿名の自称中国人が言い放っていましたが、こんな判決出てしまうと、あの中国人に向かって
「お前の国といっしょにするなー!」
って、心の底から反論できない気がしてきます。とほほ・・・
2008/03/28 18:19
こんばんは、いつもご苦労様です。
大荒れの年度末、桜は無言のまま美しい花を咲かせいます。
やはり、日本の花なのですね。
さて、今回の判決には私も引っかかる点が多々有ります。
特に、「命令が有ったと信じても仕方の無い事だ。」のくだりは
無理があると思います。
誰も居ないと信じて石を投げても、人を傷つければ謝罪は当然でしょう。
最高裁の良識に期待します。
2008/03/28 18:23
裏の桜様
こんにちは。大江氏は例えば、渡嘉敷島の赤松隊長について「集団自決を強制したと記憶される男」「ペテン」「戦争犯罪者」などと書いていますが、照屋氏はこの赤松氏について「神様みたいな人だ」と語っています。人は多面的でいろんな顔を持つものだとしても、だったら何を書いてもいいのか、という話になりかねないと思います。
2008/03/28 18:26
staro様
>ここは建前は感情的になって、本音では冷静沈着に行きましょう(笑
…はい、そうですね。おっしゃる通りです。しかし、一般論として言えば、司法に裏切られたという思いを抱かされた人は、本当に苦しいでしょうね。法とその執行とは何なのかと考えざるをえない…。
2008/03/28 18:59
こんにちは。
だいたい8割がた、こんな判決でくだされるのではないかとかんがへてをりましたので、おどろきはしません。「ああ、やっぱりかういふ裁判官だったか」ですね。先日の教科書再検定も後押ししたんでせうね。「関与」といふ「責任」があるんだと。朝日夕刊一面に大江の笑顔がおおきく掲載されてます。オイオイ、一審判決としてははしゃぎすぎやないかwと笑えてきます。
2008/03/28 19:32
To 西田三郎さん
>そんな、自分たちに都合の悪い判決が出たら「不当判決」ってサヨクみたいな(笑)
ここに集う方々はウヨクの仮面を被ったサヨクかもしれませんね(笑)
気をつけないと反日思想を植えつけられる可能性があります。
2008/03/28 19:39
To 阿比留瑠比さん
> 疑問を感じるというよりも、もっとはっきりとおかしいと感じたので
そうですか。
この件に関して、断片的な知識しかありませんでした。
100人斬り訴訟といい、おかしな判決が続きます。
上級審では、少しマシになると思いますが、最初の判決のインパクトは大きいし、メディアによるイメージ付けが心配です。
2008/03/28 20:02
この判決には私も驚きました。
この裁判長は東大閥でしょうか、それとも京大閥なのでしょうか。
それにしても、日本の大学に加えて法曹界もここまで左翼に汚染されてしまいましたか。
私は幸い日本の大学では学問を修めなかったので、旧帝大の左翼教官陣から汚染されることはなかったのですが、この先日本の子供たちが心配です。
それから大江健三郎についてですが、この方は他人の言論の自由は侵害するくせに、自分は言いたい放題です。
ご存じでしょうか?
彼には障害児の息子がいて、音楽活動をしているのですが、その事や作品について評論家の山口昌男から実に辛口の、そして正論でもある批判をされたら逆切れして、山口に抗議して絶交したのは有名な話です。
山口は、“大江の息子の作品は、日曜音楽家に毛が生えた程度で、芸術以前である。天才でも何でもない”という趣旨の批評をしたのに対し、大江は大人げない猛抗議をしたんですよ。
こういう胡散臭いものに対して、物が言いにくくなる世の中は本当にいやですね。
以前も、毎日新聞の学芸部記者の三田晴夫さんが、慰安婦やレズなどジェンダーをテーマにした女性アート展を、“ある種の党派性を感じる”“作品自体が造形として稚拙である”と、あくまでも「作品」の批判をしたのにもかかわらず、サヨクやフェミ・ナチたちから集団リンチに会いましたから。
まったく嫌な世の中になったものです。
2008/03/28 20:15
To 阿比留瑠比さん
>parkmount様
> あるがままの自分と他者を正面からきちんと受けとめること、ではなかったでしょうか?」として、書き直すことを求めています。自分はこの裁判で、一切の間違いや他人を傷つけたことを認めなかったのに、です。
人間は誰でもなかなか他人への厳しさと同じくらい、自分自信には出来ないものです。が、曲がりなりにも認められた自己の社会的立場を考えれば、このように無責任かつ、当事者が直接弁明できない事を主張する事は、自らの無責任かつ卑怯な態度をさらけ出しているとしか云えません。 左翼の論壇にあるような日和見的な物さえ感じますね。 マスコミも同じですが、ペンの威力と云うものへの自覚がもう少し必要ではないでしょうか。
日頃の清廉潔白で誠実という仮面がはずれ、修辞論に終始して逃げを打つなど、老獪を晒すようで、哀れな事です。 最近、高齢者の犯罪ニュースをしばしば聞きますが、同じような何とも云えない嫌な気分です。
2008/03/28 20:15
国内の反日勢力の広さ深さに今更ながら驚きます。 アメリカの占領政策は大成功だったのですね。
私はもう、間に合わないところまで侵食されているので、ほとんど日本の立ち直りは無理だと思ってます。 立ち直れるとすれば、一気に国民が危機感に立つときでしょう。それは支那の沖縄占領だと思います。その時点で憂国のリーダーが現れるかどうかに日本の将来がかかっています。
2008/03/28 20:25
To 阿比留瑠比さん
To staro様
>
>…はい、そうですね。おっしゃる通りです。しかし、一般論として言えば、司法に裏切られたという思いを抱かされた人は、本当に苦しいでしょうね。法とその執行とは何なのかと考えざるをえない…。
でも、結局行き着くところは、良きにつけ悪しきにつけ、戦後レジームなんだと思います。 それから脱却出来ないと、何事につけ益々悪化して行くでしょうね。
2008/03/28 20:30
阿比留さん、こんばんは。超能力者でございます(笑)。
今日出た地裁判決は、正直私の予想通りでした。
日本の法曹界は日教組や日本の大多数のマスコミよりも左翼的であり、共産主義者や社会主義者がウヨウヨ居るのですから。もう救いようが無いほどでしょう。
だから、私は歴史が絡む裁判では何も期待してません。
いや、自虐史観や「旧軍=何か酷い事をしたに“違いない”」と言う先入観・歴史観に沿った判決が出るものだ、と思ってます。
そもそも、司法試験に歴史の専門的な知識なんか必要ありませんから、司法試験を受ける人間は、司法試験に不必要な歴史の勉強なんかしないでしょう。
だから、司法試験を受ける人間は歴史に無知だと断言して構わないと思います。
原告は即日控訴したそうですが、はっきり言って望む薄だと思ってます。日本の司法は死んでます。
2008/03/28 20:33
阿比留様
わたしも地方の夕刊を読んで、ガッカリしました。
今の裁判は、世論の声の大きい方に引きずられていく傾向が強いように思います。どこかの組合じゃないですけど、赤い人たちは動員力が巧みですからね。赤いメディアと結託して。
いずれにせよ、最高裁までもつれるでしょうが、そこでどう判決がくだされるか、祈るような気持ちで経過を追うことにします。
2008/03/28 20:53
すでに地裁の裁判官に期待はしていません。彼らは法の忠実な使徒ではなく、政治イデオロギの実行者ですから(´・ω・`)いつだったか、福岡地裁ででた裁判の判決にも唖然とした記憶があります。彼らには、法律に忠実であることより、自らの政治信念に忠実であることが大事なように思えます。
『20歳までに左翼に傾倒しない者は情熱が足りない。20歳を過ぎて左翼に傾倒している者は知能が足りない』という言葉がありますけども、いわゆる『知識人』と呼ばれる人たちに赤い人たちが多いのは、若い日の己の考えを変えることのできない、頭の硬直があるのでは?と思うようになりました。『君子』ならば豹変することも厭わないものなんですけどね。
2008/03/28 20:55
判定で喜ぶのもいるし落胆する者もいる。至極真っ当な日本だと俺はおもうが。裁判官の裁定が正邪の判定を下すのは彼らの職業です。しかし正邪ならぬ恐る恐るがやりきれない。沖縄の混沌のなかで60年の年月を裁定するのは
裁判官としても判定に苦しむでしょう。しかし正邪を求めてはいけないち思います。俺は半分は強制は半分は自己判断と思っています。
要は戦争とはそうゆうものだ。と自己納得すべきだとかんがえています。
戦争が正邪で割り切れるほど単純であれば戦争なぞ起こりっこないではないですか。国益と国益が正面から激突し国益のためなら何が実行されてもおかしくないのです。まして敗戦必至の沖縄で日本軍と住民の葛藤と苦難を今頃
一作家のノートや当事者が正当せいを主張するなぞ論外だと思うし勝ち負けが
軍の正当や住民の正当なぞ戦時の阿鼻叫喚のなかで論じられるものでしょうか。
2008/03/28 20:59
阿比留さん
不当判決というか、「命令があったか、なかったか」という肝心の事実について判断していない、という事だと思います。
単に「軍の関与を認める」という事であれば、例の検定前の教科書でも「認められていた」事ですから、ここであえて言う必要はないと思います。
この判決は「逃げた判決」だと思います。
本来当然、原告の勝ちだと思います。
大江さんは「裁判長は沖縄ノートを良く読んでおられた」と言っていましたが、その「沖縄ノート」そのものが、現地調査をしないで、伝聞によって、間違った事が書かれている訳ですから、それを読んでも正確な判断が出来るわけがありません。
以前にもここに書きましたが、曽野綾子さんが「ある神話の背景」を書くために現地調査をした時に、それ以前に誰も現地に来た人がいなかったという事で、大江さんのインチキが暴露されたています。
彼は自分が「引用で書いた事を認めていません」
高裁では、弁護人は是非「曽野綾子さん」を証人として呼んで頂きたいと思っています。
2008/03/28 21:24
原告が勝てると思っていましたので、意外というほかありません。司法はけっこう左翼な人が多いのですが、左翼裁判官というものは、事実から目をそむけ、そして公正でも公平でもないということがよくわかります。
昨年の11万人でしたか員数虚偽の集会で、「私たちのおじい、おばあがウソつきというのか」と高校生が言ってましたが、このように間違ったことを子供に信じ込ませてはいけません。
2008/03/28 21:51
popo1234様
きょう、外務省の某氏とチベット問題について少し話す機会がありました。彼が言うには、「一枚の写真、一つの映像は世界の反応を変える力がある。中国人兵士が、チベットの子供を殴打するような場面が世界に流れれば、一気に流れは変わる。今のところ、それは流出していないが、中国がそれをやっていないはずがない」と。悪事はいつか露見する、複数の人が知る情報は、隠し続けることができない。ともに真実だと思っています。
2008/03/28 21:53
いらいざ様
日本人として悲しいのももっともですが、日本だからこそこんな判決があるのだろうなとも思いました。国内がこんな状態では、外国にはなかなか立ち向かえないなと。一つずつ、できることから改めていくしかありませんが。
2008/03/28 21:58
chamiyasue様
他国に向かって反論、反撃すべきは当然ですが、最近、私はそれよりも優先してまず国内をなんとかしなくては、という思いが強まっています。現実的に、世論を見方につけ、無党派層や中間層をどうやって説得するのか。実のところ、特にいいアイデアは浮かびません。
2008/03/28 22:01
norikyun様
こんばんは。この裁判長の論理展開を見ると、無理を承知で書いているような気がします。とすると、初めに結論ありきなのか、それとも、そうせざるをえないようなプレッシャーを感じていたのか、また別の話なのか。大阪地裁の話であり、なかなか東京政治部所属では、これまでの法廷の雰囲気などが伝わってこないので、こうだと言えないのですが…。
2008/03/28 22:04
char様
こんばんは。某先輩記者が「だれも関与の話なんかしていないのに。軍(隊長)命令があったかどうかの話だろう」と言っていましたが、判決はそのへんをはぐらかして、よく分からない理屈で大江氏の勝訴としましたね。こういう判決が続くと、司法制度そのものへの信頼感がますます揺らいでいく気がします。
2008/03/28 22:07
やせ我慢様
ご指摘の通り、メディアによるイメージ付けは懸念されます。この判決を利用したい人・勢力は目一杯そうするでしょうね。国民世論を説得し、味方につけるというのは、本当に簡単ではないと思います。私には良案は思い浮かばないので、ただ愚直に思ったことを書き続けるしかないと考えています。
2008/03/28 22:07
阿比留記者
東京は桜が早いですよね。 九段〜千鳥ケ淵の「かかって来んかい!」と言わんばかりの染井吉野を思い出します...散る頃に見に行きたいなぁ...
> ついでに琉球新報の社是を紹介します...
まあ、飽くまで彼等の思想信義に基づく「文化」であり「公正」ですから...
3/28朝日朝刊でチベットに侵攻した人民解放軍を「進駐軍」と表記していましたが、こういう姑息な文章表現で事実を歪めて行く手法は相変わらず有効なのでしょうかね? 多少、明日の朝日朝刊が愉しみだったりします(不謹慎か?)
> 村上正邦元労相に対する実刑が確定...
「ものづくり大学」の構想自体は悪くないし、時折目に触れる村上氏の主張もそう悪くないと感じるのですが...結局、どういった形で献金と国会質問の因果関係が立証されたのでしたっけ? マスメディアの「長続きしない好奇心」に振り回されたような気がするのは私だけですかね?
2008/03/28 22:16
阿比留様、こんばんは。
「命令した」と書かれている事へ対する訴訟で、その断定を避けて「軍の関与」に逃げ込んだことは、司法の自殺に他なりません。
この裁判長の思想傾向を言われる発言が見られますが、その前に、この人の日本語能力が、問われるでしょう。全く、論理的でない判決文です。
つまり、職業的能力が、低いのです。
その程度の言語能力で得た判決に喜んでいる被告は、作家としての能力もまた、
低いと言えますね。
ノーベル文学賞は、この程度の言語能力でも与えられるものなら、
日本人の過半数は、もらえる資格があるでしょう。
2008/03/28 22:18
kleinekatze様
大江氏に関しては、芳しくない話もいろいろと聞きますね。この沖縄ノートをめぐっては、曽野綾子氏が大江氏に忠告しようとしたところ、一切聞き入れなかったと、何号か前の月刊WiLLで読みました。>まったく嫌な世の中になったものです…。いずれ、潮目も変わるだろうとは思っているのですが…。
2008/03/28 22:52
阿比留様、ご無沙汰しております。
私も今日の判決には、怒り心頭です。
初めから結論ありきの裁判だったような気がします。
数年前の、稲田朋美氏が弁護した「百人斬り裁判」を思い出します、あの時は、被告にとって都合の悪い原告側の陳述書は、ことごとく裁判官に無視されたと稲田氏は怒っていましたが、今回も同じような事になりそうですね。
私はもともと司法には不信感を持っていましたが、それが今回の件で更に強くなると共に、裁判官の質に疑問を感じます。
なんか、この国はおかしいです。
2008/03/28 23:02
阿比留さん、こんばんは。
原告側が「原告らによる自決命令は住民の遺族が戦後に補償を受けるため捏造された虚構」と主張した場合、この「捏造された虚構」を認めさせるだけの立証が課されてしまいます。この裁判長は、原告側のその証言の証拠が不十分であって、「捏造」があったと認められないと判断した。 その背景に当然『集団自決に関する学説の状況、文献の存在』が重~くあり(左派傾倒であれば尚更)、ノーベル賞作家の大先生に「敗訴」を突きつける勇気もなく、【疑わしきは罰せず】の立場をとったわけです。所詮地裁の裁判官は、注目されていればされている程、踏み込んだりはなかなかしないものですから… 阿比留さんがアップしてくださった証拠以外に、どんな証拠を提出したのか。それらが何故不十分だったのかということが、高裁の争点になるのでは。真実や正義は、時に法の前で無力になります。
こういう「弱者」側に立証責任が課され、証拠不十分という判決がでると、法とは誰のためにあるのかという思いを抱きます。本当に裁判員制度は来年始めるのでしょうか?
2008/03/28 23:03
なんだか東京裁判の弁護側による証拠提出に対する反応みたいだな(笑)
立場が信用できないから却下、客観性がないから却下、精神状態に問題があったと言う証言があるから却下、連合国を侮辱したから却下
それぐらい低レベルな言い分だってことだ。
この司法屋、戦時法廷か?
韓国人ののむひょんも、この裁判官も、東京裁判の左翼裁判官もまあ、バカの考えることはみな同じ、とはいうものの、エセリベのやることって、みんな似てるね(笑)ある種の共通した精神体質を持ってんだね、あれは。
2008/03/28 23:24
To やまかんむりさん
>国内の反日勢力の広さ深さに今更ながら驚きます。 アメリカの占領政策は大成功だったのですね。
>
>私はもう、間に合わないところまで侵食されているので、ほとんど日本の立ち直りは無理だと思ってます。 立ち直れるとすれば、一気に国民が危機感に立つときでしょう。それは支那の沖縄占領だと思います。その時点で憂国のリーダーが現れるかどうかに日本の将来がかかっています。
裁判長が反日勢力ということですか?
全く意味不明のコメントですね。
2008/03/28 23:24
阿比留さん、こんばんは。
無党派・無関心の自分がこの層の考えを代表しているとは思ってませんが、素直な感想です。
日本の長い歴史の中の第二次世界大戦ってごく短いもので、自分はもう消滅時効か時効取得としか考えてません。
外国から色々言われたところで何とも思わないし、そんなに過去の日本が嫌いだからいまの日本人も嫌いなら死ぬまで嫌ってろ!って、面と向かって中国人に言った事もあります。
無党派を味方につける一つの方法として、阿比留さんがいままで書いてきた事をそのまま続けてもらうことで、自分のような無党派は確実に仲間になると思います。
先祖がどんな思いで玉砕したなんて、自分は阿比留さんのブログ見るまで知らなかったし、知れば素直に感謝とか尊敬の念を抱きます。
判決でどんな結果になろうが、左翼や扇動して喜びたい人達が何言ったってこの気持ちは変わらないし、左翼がネガティブな感情を押付ければ押付けるほど「あんたらだけが勝手に嫌ってりゃいいじゃん」ってしか思わないのが無党派かな?って感じです。
過去の事を美化することなく、いい事も悪い事も全部含めて先祖に感謝するって左翼以外の日本人なら結束できると思うし、左翼なんて論破したり相手したりするだけ無党派は争いに関わらないようにしようって感じで無関心になるもんだと思います。
2008/03/28 23:46
「捏造」と決めつけたのは沖縄タイムスではなく、照屋昇雄氏です。
捏造したとされているのは、軍命であって照屋昇雄氏の証言ではありません。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200705261300_04.html
文章を読むときに、先入観が強すぎるのではないでしょうか?
まさか、冷静に読んでも、沖縄タイムスが「捏造」と決めつけたと考えるほど、日本語の読解力が無いわけじゃありませんよね?
「謝罪や訂正の申し入れ」をするべきなのは阿比留さんであって、沖縄タイムスは「謝罪や訂正の申し入れ」を受けるべき立場にあります。
2008/03/29 00:03
阿比留様
昨日のエントリーで官僚答弁に「残念」「がっかり」ということでしたが、裁判官も同様。
世間の常識とは離れた、よくわからない理屈で「のらりくらり」と誤魔化され、はぐらかされて、裁判官の良心とか独立とか言って開き直られてしまう。
新憲法を基本とする法体系の上に立つ司法機構は、官僚以上に保護され、硬直した戦後レジームの産物といえます。
日本では裁判に正義を求めるという考えが強いですが、それこそがレジームの温存につながります。
裁判や裁判官というものが、大したものか、冷静にみて、もっと論議をすべきと思います。
本件をはじめ、もっと政治に活力があれば、裁判に頼らなくてもよい事例はたくさんあるのですが…。
2008/03/29 00:14
当事者の文献も揃った照屋氏の証言より、かなり間接的な被告側の資料のみを採用とは到底納得できない事ですね。
当然、控訴されるんでしょうが時間がかかるので、それまで左側の言いたい放題になるんでしょうね。教育への影響も心配です。
2008/03/29 00:39
阿比留 様
本当にそうですね。
日本人て なんて 自国を貶めたい人や 自虐的な人が多いのでしょう。
私の父を含め、大人は子供の前で 事あるごとに だから日本人はだめなん
だ、ていう言葉を 昔も今もよくつかっています。
これはある種 日本の文化なのでしょうか。
でも今の日本は 誇れない・・・か。
>hanausagi様
> その本は知りませんでした。ご紹介ありがとうございます。
2008/03/29 01:24
こんばんは。
原告らの主張に沿う照屋昇雄の発言は・・・採用できず…っておかしいですね。・・・主張に沿う・・・って、わざわざ入れる必要は感じないです。
利害関係があるとも思えない、最も現場に近い人の発言を聞かないのは、公正とは思えないです。
最初に答えがあって、何とか公正さを言葉で装った感じですね。裁判長は裁判官と言うより、政治屋みたいな胡散臭さい判決出しているようですが、事実はどうだったのか?そこを明らかにするのが裁判と思っていていいのか不安になりました。
2008/03/29 01:38
阿比留様
>明日の紙面に載る産経の主張(他社の社説に相当)は、「問題判決」としているようです。
まあいくらでもほかの「問題」はあるでしょうから
そう気を落とさずに(笑)
2008/03/29 01:53
To いらいざさん
横レスすいません。
>私の父を含め、大人は子供の前で 事あるごとに だから日本人
確かにそんな人多いですね。
しかし、日本の文化だとは思いません。
戦前でもそう言う人はいたようですが、その場合、自分たちを叱咤激励する意味合いだったのではないでしょうか。
ところが今は、まるで自分はその日本人に入っていないかのように、けなしていると感じます。
戦後の占領期から、悪かったのは国と軍であって、国民では無いという分断政策が取られました。
推測ですが、この分断策がそのまま、教育やメディアで続き、自分と日本をまったく別個のものと捉える人が多くなったのではないでしょうか。
戦争でも教育でも、あるいは政策にしろ国民として関わっているはずなのに、まるで部外者のように冷笑する人たちは、どうにも信用できません。
2008/03/29 02:27
2008/03/29 04:49
実は併買している某紙(こういうときのためにわざと取っている)では一面がお祭状態でまあ被告側の支援者の喜ぶ姿がカラーで紹介されていて・・・「何で?」と悲しくなって、産経さんを見たら、案の定、冷静な書き方で。
よくよく見ると、某紙の記者さんもさすがに100%被告側に立つのは気がひけたのか、「疑問も残る」という見解もあわせて書いてはありました。
夕刊を読んだ直後、ニュース記事に関連付けをしようと思いましたが、イザ!さんにはそれがなく、「あっ!」と今さら気づいて、阿比留さんのところで書き込みをさせていただくものです。
一縷の望みをつなぐなら、「所詮は地裁判決」ということですよね。
今までに、こういうの、何度も見せられていますが、2審以降で覆されていることも多いですよね。
ただし、あの人たちの宣伝には何審であろうが関係なく、そういう判決が存在した時点で、材料にされますが。
地方裁判所の場合、「手を焼く問題(=政治問題やそうなりそうなもの)」には思考停止をする傾向があるようですね。
結局、うるさそうな側を立てておいて、「あとは高裁や最高裁で・・・」と。
最近の例でいえば、扇町公園の住民票裁判なんて、まさにその例だと思います。
2008/03/29 05:23
1950年 「鉄の暴風」発行(集団自決は軍命)
1952年 戦傷病者戦没者遺族等援護法 施行
1955年 照屋昇雄氏、旧軍人軍属資格審査委員会臨時委員
(戦傷病者戦没者遺族等援護法を適用するため集団自決は軍命とした)
2008/03/29 06:59
parkmount様
>日頃の清廉潔白で誠実という仮面がはずれ、修辞論に終始して逃げを打つなど、老獪を晒すようで、哀れな事です。 …それを文学者だから文学的レトリックを遣うのが当然であるかのように言ってかばう人もいるようですが、他者に意味が通じない文学的表現とやらを称揚してどうするのかと不思議に思います。
2008/03/29 07:03
やまかんむり様
>支那の沖縄占領…そういう事態が起こらないためにも、日米同盟の双務性を高めて米国に対する発言力を増し、日米同盟をより堅牢なものにしなければならないという趣旨を込め、先日、福田政権になってすっかり忘れられている集団的自衛権の記事を書いてみました。でも、国会がガソリンだ日切れ法案だとわいわいやっているので、当分掲載されそうにありません。
2008/03/29 07:08
カムカム様
おはようございます。確かに、一般的に裁判官が歴史問題に詳しいとはあまり思えないというのは私も同意見ですが、まだ上級審に期待はしておこうと思っています。いろいろと不合理・不条理なことばかりですが、諦めてしまうと、事態はさらに悪くなりそうですし。
2008/03/29 07:10
でんちょ(cyber-bird)様
>今の裁判は、世論の声の大きい方に引きずられていく傾向が強いように思います。…そうですね。国会もそうですが、司法の場もそうであるように思います。民意と言えば聞こえがいいのですが、その民意とは、単に左派勢力の代弁だったりもしますし…。
2008/03/29 07:37
ちょこ様
今朝の産経では、牧野克也記者が「司法の使命 放棄」という解説記事で、こう手厳しく書いていました。《軍の関与や責任論に議論をすり替えた大江氏らの政治的主張を採用した形で、疑問符がつく判決だ。公正な目で真実を見極めるべき司法の使命を放棄したに等しい》…政治的な自らの主張を裁判に反映させようという裁判官が、いかに多いことか。
2008/03/29 07:41
honest326様
裁判は、戦争や戦場の実態、歴史とは何かを問うような場所ではないと思います。自決を強制したと一方的に書かれた隊長らが、事実はそうではないと訴えたのですから、それを軍の関与の問題にすり替えた判決がやはり不当である、そういうことだと思っています。>軍の正当や住民の正当なぞ戦時の阿鼻叫喚のなかで論じられるものでしょうか。 …これは、裁判の争点とは関係はあっても、本題ではないし、そもそも裁判で認定されるような話ではないと私も思っています。
2008/03/29 07:46
yoshi18様
ご指摘のように、裁判官は「逃げた」のでしょう。そして、「書籍に記載された自決命令はただちに真実と断定できない」としながら、どうしてさらに逃げた判決を書いたのかを考えると、やはり、左派マスコミや左派勢力からのプレッシャーがあったのではと考えてしまいます。いずれにしろ、争点をずらし、逃げた判決は「不当」であると言っていいように思います。
2008/03/29 07:48
koku様
沖縄の地元紙は、その11万人説というだれがどう考えてもおかしい数字を繰り返し書き続け、既成事実化を進めています。歴史がどのように歪められた形で固定化されるかの見本を見るようです。
2008/03/29 07:51
一閑様
村上氏の裁判(高裁)では、村上氏に賄賂を渡したとされる当事者(故人)が、検事にそう言えと指示されていやいやそう述べたが、事実はそうではなかったと証言しました。この時点で、この裁判の土台が根本的にぐにゃぐにゃになったはずなのに、その証言は確か証拠採用されませんでした。私は、司法はこうした判決を繰り返し、自ら司法への信頼を失い、自分のクビを締めているような気すらします。
2008/03/29 07:56
RAM様
おはようございます。そもそもノーベル文学賞なんて、そんなにありがたがるものではないですよね。私も若いころは「飼育」だとか「死者の奢り」だとか、大江氏の作品を数冊読みましたが、もっと多くの人に読まれ、日本人の心に深く刻まれた作品を書いてきた作家など、いくらでもいるでしょう。>ノーベル文学賞は、この程度の言語能力でも与えられるものなら、
日本人の過半数は、もらえる資格があるでしょう。 …さすがに、ここまでかどうかは分かりませんが(笑)。
2008/03/29 08:02
2008/03/29 08:05
産経新聞読者でこの判決に怒らない者は極稀でしょう┐(´ー`)┌
怒らない者は、そもそも産経新聞を買いませんし。
大嫌いな朝日新聞のはしゃぎっぶりが目に浮かぶようです(^_^メ)
でも、地裁のおかしな判決は良くある事ですのでそんなに
失望していませんが大江健三郎の名誉毀損性を証明する事
が難しくなりましたな。
今回は酒呑童子を大江山に取り逃がしたって事で
忠犬つかって「追跡」ですなあ(次の裁判)
ま、とりあえずは敵に傷を負わせたのですから。
敵もさるもの、大悪党とあっては簡単には召し捕れません。
2008/03/29 08:28
t3f783様
こんにちは。この国のおかしさと危うさ、いろいろな歪みに多くの人が関心と問題意識を持ち、そういう視点で政治を見てくれたら、国会も今のようではないのだろうなと思います。現在は、物事の真贋や本質とはかかわりなく、どんなイメージを持っているかで、だいたいのことが判断されているような…。
2008/03/29 08:31
さくらの こころ様
こんにちは。私は、もともと裁判員制度に慎重な見方をしていましたが、昨日の判決を受け、先輩記者の一人は「いま裁判員制度があったなら、あの法廷での議論をみてこんな判決は出なかっただろう」と言っていました。裁判員制度の対象となるような裁判だったかどうかはともかく、なるほど、とも思った次第です。
2008/03/29 08:33
kinny様
>この司法屋、戦時法廷か?
>エセリベのやることって、みんな似てるね(笑)ある種の共通した精神体質を持ってんだね、あれは。…笑わせてもらいました。まったく、どうしようもありません。この滑稽さを笑い飛ばしたいところなのですが、それが社会にこれだけ大きな影響を及ぼしているのをみると、うーん。
2008/03/29 08:38
empty様
こんにちは。>無党派を味方につける一つの方法として、阿比留さんがいままで書いてきた事をそのまま続けてもらうことで、自分のような無党派は確実に仲間になると思います。…しょっちゅう、くじけそうになっている私には、大変有り難いお言葉でした。感謝します。このブログにしても、社内では「趣味でやっているのだろう」などと言われ(まあ、そういう部分もあることはあるのですが)、ともすれば気力が萎えそうになるのですが、empty様のように言っていただけると、頑張ろうという気になります。
2008/03/29 08:55
阿比留さま
靖国神社に拘るkuekwaです。久し振りに投稿させて頂きます。
今回の訴訟の件、わずかな期待はあったものの、やはり予想どおりの判決だったと思います。
この手の裁判では、原告は初めから圧倒的に不利な立場にあります。大江氏が「軍命令はあった」と無責任に言いっ放しているのに対し、原告側は「無かった」ことを証明しなければならないからです。ご存知の通り、「無かった」ことの証明は「悪魔の証明」であり、殆ど不可能です。
また、判決は、大江氏が「軍命令があった」と思ったとしても、相応の事情があるのならば名誉毀損はなりたたないというスタンスです(本当にあったかどうかは必ずしも問題ではない)。おそらく、高裁・最高裁でも原告は勝てないでしょう。
問題は、保守がいつも後手に回っていることです。大江氏が無責任に発言するのに対し、裁判で争っても勝ち目はありません。結局、地道な言論活動で論破していくしかないでしょう。裁判官も所詮は、官僚です。無難な判決を出して出世したいのです。
官僚に何かを期待するのは、もう、やめた筈ではないですか?
2008/03/29 09:34
阿比留 様
裁判に正直全く期待してませんでしたから、別に驚きませんでした。司法のような「(間違った)権威の塊」は原告被告どっちの権威を守った方が自分らに有利であるかよく分かっていらっしゃるようで。
例の「百人斬り訴訟」が事実上の「最高裁判例」となってしまったのでしょうね。その手の訴訟で現在一般に言われている見解を覆す判例は一切認めないと言う事なのでしょう。その点で言えば、上級審を期待するのは正直ムダ、貴ブログを含むその他の言論活動で世論から変えていくしかありません。
2008/03/29 10:02
economist様
>本件をはじめ、もっと政治に活力があれば、裁判に頼らなくてもよい事例はたくさんあるのですが…。 そうですね。ただ、政治が活力を持つも持たないも、有権者の対応と選挙での審判次第でもあのますね。現在の政界は、まさに戦後レジーム派が主流とポストを押さえ、大きな顔をしています。
2008/03/29 10:04
いらいざ様
日本にはだめなところも、よくないところもたくさんあるでしょうが、だからと言って、自ら貶める必要はありませんね。絶対評価ではだめさが目立っても、相対評価なら、かなりいい国であるのは間違いありませんし。
2008/03/29 10:07
viwa様
こんにちは。この裁判長がどんな人でどんな背景があるのかは知らないので、うかつなことは言えませんが、出された判決はやはり納得がいかないものです。構造的な問題もあるのかもしれません。
2008/03/29 10:27
nihonhanihon様
>ただし、あの人たちの宣伝には何審であろうが関係なく、そういう判決が存在した時点で、材料にされますが。…苦笑されられました。その通りですね。今後、判決がどのように利用され、社会に影響を与えていくのか、面倒ですが注視していかないといけませんね。
2008/03/29 10:36
阿比留さん
すみません、本題から少しそれてしまいますが、昨今続く判決をみていると、裁判員制度を導入しても一般人の主観を排除させ、従来とおりの立証責任と【疑わしきは罰しない】を押し付けるのではないかと懸念しています。陪審員ではなく裁判員であり、量刑まで判断させるわけですから『主観』をどこまで認めるか…
>「いま裁判員制度があったなら、あの法廷での議論をみてこんな判決は出なかっただろう」
そうですね、一般裁判員の『主観』を採用していれば… 本件は裁判官が故意的に『主観』をねじ込んだ可能性も否めませんしね。
やはり根本的な解決が必要であり、保守が「歴史の事実」を世論に浸透させ左派の言論(洗脳)活動を論破し、教科書も含め自虐史観を葬りさらなければいけませんね。そこでまた、ではどうやって?という大きな課題ですが… なかなか保守一丸になれないのが、目前の課題です。
2008/03/29 12:28
>照屋氏が昭和27年10月から援護事務に就いていたことが分かりますが、
写真には一九五四年十月十九日とありますから、昭和29年10月ではないのですか。
2008/03/29 14:25
abusan様
確かに、地裁では変な判決がよくありますね。功名心にかられたり、弁護士になる前に名前を売っておこうとしたりするのでしょうか。>敵もさるもの、大悪党とあっては簡単には召し捕れません。…そうですね、相手は悪の巨塊ですから。
2008/03/29 14:29
kuekwa様
保守派の地道な言論活動が、保守文壇にとどまっていて、なかなか広がりを持てずにいるとつくづく思います。雑誌では、正論、諸君、WiLLなどはよく売れていて、論座や世界はあんまり売れていないようですが、保守系雑誌が売れていると言っても、たいした数字ではありません。そして、読む人はだいたい固定化されているようです。だから、保守派の中では当たり前すぎる大前提のような議論が、一般国民には知られておらず、通用しなかったりするのだと思います。このギャップ、断層をどうやって埋めていくか、なかなか悩ましいところです。
2008/03/29 14:32
ever様
>原告被告どっちの権威を守った方が自分らに有利であるかよく分かっていらっしゃるようで。…痛烈な皮肉ですね。ですが、そういう部分はあるだろうと私も感じます。言論活動の継続は大切ですが、何か外圧のようなものがないと、なかなか物事が進展しない歯がゆさも感じています。
2008/03/29 14:35
さくらの こころ様
どういう状態になれば、世の中が正常化へと向かうのか、社会がまともになるのかは、おそらくもう分かっていることだと思うのです。問題は、そのためにはどうしたらいいのか、どうやったらそっちの方向へと物事を回転させていけるのかという点で、近道が見つからないどころか、まともな道筋さえうまく描けないということにあるような気がします。結局、回り道のようでも、地道に一人ひとりができることをやっていくしかないのでしょうが…。
2008/03/29 14:36
ブリオッシュ或いは出べその親方様
すいません、またやってしまいました(数字に本当に弱く…)。ご指摘ありがとうございます。訂正しておきました。ちなみに、私は先日、初めてブリオッシュというものを食べてみました。 ブリオッシュ或いは出べその親方様のハンドルネームの由来(?)を、ぜひ一度食べなければと思い…。
2008/03/29 16:09
阿比留様ご苦労様です。
大江健三郎は、日本政府からの文化勲章の授賞を断っています。
天皇陛下から授与されるのが嫌なんですね。ところが、彼は、矛盾した行動をとっています。ノーベル賞はスウェーデン王立アカデミーから授与されるものですから、国王の権威を背景にしています。彼は、日本の皇室には反対しても北欧の王室には賛成のようです。
その点を突かれると「私はスウェーデン市民から授与されたと考えています。」と、逃げています。
そんなに皇室が嫌なら、かつて大江自身が憧れていた「地上の楽園」朝鮮民主主義人民共和国に帰化すればよろしいです。北に帰化すれば、北朝鮮初のノーベル賞受賞者ですから、英雄ですよ、大江さん。
大阪の川にゃ
2008/03/29 16:35
2008/03/29 20:08
阿比留瑠比様
ありがとうございます。
その言葉は ほっとします。
アメリカ映画でよくみる場面に
国を誇りにし、プライドをもってる言動が あります。
賛否は別として あれ たまに、ちょっぴり うらやましいな、て思う。
日本人も もうちょっと まず自国を愛して 応援して欲しいな。
いちばん大きい意味での 家庭なのだから。
子供たちが 無条件で 親を慕うように。
親は 子を守るためには 無条件で 体をはるもの。
国側も 国家と国民の利益と安全のために 体をはる、と信じたいけど。
2008/03/29 20:14
いらいざ様
故坂本多加雄学習院大教授が、愛国心について説明した際に、人はその良心が優れているから愛するのだろうかという問いかけをしていました。そうではなく、欠点があろうと、特に優れているように見えずとも、親は親であるから愛するのだと。祖国に対する愛情とはそういうものだろうと納得しましたが、まして日本はいろいろと誇るべき点をたくさん持っている国だと思います。>国側も 国家と国民の利益と安全のために 体をはる、と信じたいけど。…国と国民は、本来は対立概念ではなく密接不可分というか、実質的に同一であるぐらいのものであってほしいと思います。しかし、国という概念、実体を嫌い、否定するような政治家が国民によって国会議員に選ばれている現状では…。
2008/03/31 14:12
照屋証言ですが、赤松隊長が玉井村長と相談し「自分(赤松)が自決命令を出した」旨の書類を旧厚生省に提出したとのことですが赤松隊長が自分が自決命令を出したと他のどのような場でも言っていません。赤松隊長は逆に1968年から死ぬまでずっと「自分は自決命令を出していない」と言いつのっている文献しか存在していませんがこれはどうしたことでしょうか。
また、照屋証言だと1980年赤松隊長の死後、玉井村長も気の病で後を追ったようになっていますが渡嘉敷村のホームページだと玉井村長はその後も生存していたようです。これはどうしてでしょうか。
詳しくはhttp://tree.atbbs.jp/pipopipo/index.php?all=133
を参照して下さい。
2008/03/31 14:24
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貶められる日本~沖縄集団自決訴訟 [伊豫のダビィンチコード(不思議系…]
おはようございます。 ks02@不思議系ワンダラーです。 大江氏の沖縄ノートによる名誉毀損に関する裁判の第1審は原告の訴えを全て棄却するという残念なものであった。 原告は直ちに控訴した。 日本を貶め、日本及び…
by 阿比留瑠比
福田首相演説・新聞記事の「控…