前エントリでも書いたことですが、昨日は私にとって残念の判決が二つありました。一つは沖縄集団自決訴訟で作家の大江健三郎氏らが勝訴した件であり、もう一つはKSD事件をめぐる最高裁判決で、一時は参院のドンとまで呼ばれた村上正邦氏の実刑が確定したことです。今朝、村上氏に電話して「残念でした」と伝えたところ、さすがに気落ちした様子で「国家権力にはかなわん」と語っていました。
私は、よく耳にする「権力」とは、一体何であるのかとときどき考えます。特に、ジャーナリズムについてはいつも「反権力であるべきだ」という言い方がされ、確かにそれは一理はあるのですが、そもそもマスコミ自体が権力化している中で、ときに空しく響く言葉でもあります。新聞社のトップが、実質的に首相を誕生させたり、ときには大部数をかさに着て政治家を脅かしたりしているわけですから。また、メディアが自作自演する「空気」が、世の中の動きを方向付けていくこともあるのだし…。
それはともかく、昨日は、軍命令は集団自決した住民に援護法を適用するために創作されたと証言した照屋昇雄氏について、昨年書いた記事を紹介しました。そこで、本日は、昨年12月17日に照屋氏に対して取材した際の一問一答を照屋氏の言葉通りに掲載しようと思います。このインタビューは、主に「沖縄の言論」に対するもので、直接今回の裁判にかかわるものではなかったことと、テープはとっておらず、私がその場でメモをとった範囲なので全文とはいかないことをあらかじめお断りしておきます。
《私 沖縄タイムスは照屋さんのことを「捏造」証言の元職員と書いたが、沖縄タイムスから取材はあったのか
照屋氏 とんでもない。私には聞きにきません。あの記事は、どこからか、「照屋さんの話は捏造だと書いた記事がある」と聞いた。その後、いろいろと分かったが、裁判で被告側が出してきた私の証言が捏造だとする証拠文書はどんなものか。職名がなく、伏せられているし、全部庶務係となっている。あんな書類の作り方はないんです。被告が出してきた書類の方が捏造ではないかとの疑問がある。
私 沖縄タイムスはその後、訂正やお詫びはしたのか
照屋氏 やりませんよ。新聞は記事でウソを言って頭からやりこめる。私は援護課、社会福祉事務所…と異動しましたが、当時そこに在籍した人に聞けば、私が分からない人なんていないでしょう。私は主任(旧軍人軍属資格審査員)をしていたのだから、知らない人はいない。逆に、沖縄タイムスが、私の話は捏造だという記事で出してきたKの証言が捏造です。彼は高校卒業後、謄写版刷りのアルバイトをしていました。それがね、私たちが極秘で行った問題(※集団自決を軍命令だったことにして援護法適用を申請すること)を耳にしていた、ということがおかしい。局長ほか数名しか知らんのに。
私 ちょっとその間の経緯を説明してもらえますか
照屋氏 確か、昭和26年に本土で特措法ができ、27年に南西諸島にもカネを出そうとなった。その処遇規定の中に、取り扱い要綱があり、22項目があった。戦死した者、スパイ嫌疑でやられた者、部隊から脱走したとされたが、実は脱走ではなくて突撃したもの、道案内…。その中で、集団自決という問題が出てきた。また、軍務に服せない16歳未満の取り扱いの問題と。
渡嘉敷、座間味の集団自決が問題になり、私らはこの人たちを法律の中に適用するかしないかが大変だった。適用範囲にはめ込むのに苦労した。適用するしないの調査が僕の仕事だった。最初は認められなかったが、次第次第に拡大され、責任ある上司の「命令」があれば適用できるとなった。それが問題でね。私も昭和29年か30年ごろ、一週間渡嘉敷に泊まって調査した。
戦時は島民は究極の人間の心理状態にあった。あんな小さな島を千数百隻の船が囲み、1万2、3000人の住民を3万人の米軍が包囲した。それは精神状態は異常になる。赤松隊長はそれを落ち着けようとして、敵の姿が見えないところに住民を誘導している。
私は調査で、住民一人ひとりから「(自決の件は)お父さんがやったのか、お母さんが死のうと言ったのか、隊長が命令したのか」といちいち聞いた。沖縄には死んだらお墓で一緒に、という文化があるしね。本当に隊長の命令があったのか尋ねたが、そう答えた人は一人もいない。これは断言するよ。
私 照屋さんは、赤松隊長は立派な人だと言っていますね
照屋氏 十字架を背負うというのは、彼の行為のことだと思うよ。実は渡嘉敷の村長は私の友人だった。彼とも話し合い、「隊長が命令したという一言があれば、8000人~9000人の島民が全部、援護金をとれる」ということになった。だから、赤松隊長は神様なんだ。それで村長が赤松隊長から一筆もらった。昭和31年1月15日の閣議に出さないといけないから持ってこいと厚生省からは言われていた。間に合ってよかったねと、村長と二人でお祝いしたよ。
私 そうした照屋さんの経験を地元紙は取材し、話も聞きにこないと
照屋氏 (大江氏の沖縄ノートが引用した)沖縄タイムス刊の「鉄の暴風」は、本土に対する「沖縄をほったらかしにして…」という感情もあって、悪いやつらが流言飛語で流したことがもとになったんじゃないか。あの本の著者の一人はサイパン帰りで、サイパンで見た話とミックスしたのではないかと思う。その「鉄の暴風」を盗作して話を大きくした大江氏は、裁判でかけて罰するべきだと思うよ。沖縄タイムスは、自分たちの本(の正当性)を守るために、沖縄県民100万人以上に、今も誤解を与え続けているのだと思う。》
…直接関係はありませんが、最初に書いた村上氏が平成16年の年末に送ってきた挨拶文には、次のように書いてありました。
《今年から控訴審が始まりました。去る十月の公判では、KSD元理事長の古関忠男氏が「一審では不本意ながら、事実を曲げて、虚偽の証言を行いました。このままでは死んでも死にきれません。真実は一つです」と、検事調書と一審での証言を根底から覆す証言を致しました。ようやく真実の光が差し込んできたと感じております》
しかし、この古関氏の証言はなぜか裁判では重視されず、村上氏は検察が当初に描いた絵図通りに実刑に服することになりました。司法には司法の論理があるのでしょうが、あまりに分かりにくく、かつ納得がいかないことが多いとつくづく感じます。私は警視庁を担当していた時代、ある証券会社の顧問におさまっていた元検事に名刺を渡したところ、「産経のあの記事(証券会社の飛ばし事件を報道)はなんだ」と手ごと名刺をはたき落とされたことがありますが、その後、記事が正しかったことが証明されました。まあ、法の番人なんて、マスコミがろくでもないのと同じくらい、ろくでもないのかも知れませんが。
※追記 さて、せっかく気持ちいい天気の休日なので、おまけです。さきほど某都立公園に行ってきたので、そこで撮った写真を掲載します。私は最近は桜づいているので…。ほぼ満開状態でした。
この公園からは、なぜかお城のような建物も遠望できました。さて、これはどこの何でしょう?
また、次のような生き物もいました。このグニャグニャ感は、私の今の心象風景に近い、かな。ガラスに映った人影なども一緒に写ってしまいましたが。ただ漂っているだけなのに、いくら見ていても飽きない不思議な生き物です。
自宅の近所では、こんなもの(私は卵とじにして食べるのが好き)がありました。春もまた、いつのまにか通り過ぎていくのでしょうね。4月になれば、あっという間にゴールデンウィークですが、福田首相は連休中に予定していた訪露も決まらず、連休明けの中国の胡錦濤国家主席の来日も、まだ中国側から正式な返事が来ないので日程が固まっていません。諸外国としても、当然、日本の政治情勢を見ているでしょうから。分かりやすい言葉で言うと、足元を見る、というやつですね。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/trackback/526561
2008/03/29 10:38
おはようございます。
いつも貴重な情報、ありがたく拝見させていただいております。
昨日は大江裁判、村上正邦元議員への裁判結果、ともにがっかりさせらました。
国の為、国民の為に働かれていた方々への思慮不足な司法判断、まことにもって残念です。
ここは我慢のしどころ、今後も間違ったことには声をあげていきましょう。
2008/03/29 10:41
陪審員制度を描いた米映画名作に「12人の怒れる男たち」があり主人公の人権感覚の鋭さに感動したことを覚えています。
司法の堕落を防ぎ冤罪を出さないためには凶悪犯罪に限らず陪審員制の導入を積極的に推進すべきだと考えます。
2008/03/29 11:05
マスコミが世論なる物を作り、マスコミが操作してると思います。
巧みに世論なる物を操作しながら、結局は世論を牛耳ってしまう。
要するに、国家を思い通りに操る、それをねらっているのではと思います。
マスコミ独裁です。民主主義を悪用してるのです。
民主主義も、人が人を支配するシステムの、一つの手段に他なりません。
よって、民度が高くなければ、有効に機能しません、本来は国民のレベルアップの為に、在るべきマスコミが、特定のイデオロギーや野心などで、歪められているのが、日本であります。そして、これも戦後レジームの一つであることが問題です。
世論とは、正しいということが前提です。「正論」です。産経はそうなのかな。
2008/03/29 11:13
こんにちは、いつもご苦労様です。
貴重な資料有難う御座います。
照屋氏にしろ赤松隊長にしろ、良かれと思ってした行為ですよね。
本音と建前を上手に使い分ける昔の日本人の良い面ですね。
それが何故現地の人々に(例え噂としても)伝わっていないのでしょう、
とても話せる環境では無いとも聞きますが、今ひとつのの勇気があれば
人の情に訴える事も可能だったのではないでしょうか。
後年慰霊祭に訪れた赤松氏に対し、「赤松帰れ」のシュプレヒコールは残酷すぎます。
2008/03/29 12:02
照屋さんの証言、ありがとうございます。
私には、軍命令があったという人と、この証言を論理的に比較して判断する材料がありません。
その上で感じるのは、照屋さんの証言が持つリアリティです。
その時に、どんな理由でどのように何をしたか、話の流れが非常に分かりやすく、納得できるものです。
翻って、テレビなどで見る「命令はあった」という人の証言は、「命令がなければ死なない」「手榴弾が使われたんだ」などなど、断片的なものばかりに思われます。
その種の書籍を読んでいないので、勉強不足なのでしょうが、どこでいつ誰から命令を受け、手榴弾を渡されたのかという具体的な証言を見ていません。
要は、ただ感情に訴える悲惨さを強調するばかりで、リアリティを感じられないのです。
ただの感想に過ぎませんが。
2008/03/29 12:07
阿比留 様、
おはようございます。
裁判員制度を導入するのであれば、日本の司法がどうあるべきか、何を目指すのかをもっと国民に説明する必要があるように思えます。 そして、一般裁判員になる有権者は勿論のこと、高校、大学でも模擬裁判などを頻繁に行い、周知を徹底すべきでしょう。あまりにも準備不足で危惧しています。
本件もまた、上告棄却理由で『虚偽の証言をした』ことをなぜ信用できないのかを、もっと踏み込んで国民に説明すべきでしょう。これが「迅速な裁判」にただ拘り「本質」を追求しない判例となり、また司法に対して信頼を欠く結果になったように思います。政治家を有罪にすることだけが、司法の責任だという勝手な思い込みの正義ですね。
2008/03/29 12:13
やせ我慢さん、
横から失礼します。
>翻って、テレビなどで見る「命令はあった」という人の証言は、「命令がなければ死なない」「手榴弾が使われたんだ」などなど、断片的なものばかりに思われます。
今回の件では、被告(大江氏)側は「命令はあった」ということを『信じる』に足る証拠を用意するだけでよく、「命令はあった」自体の立証責任はないのです。そこで裁判長も「命令はあった」のか否かの本質から逃げれたわけです。
2008/03/29 12:22
沖縄タイムス、琉球新報、大江健三郎に共通するのは、現場に行かず、当事者に話しも聞かずに、自分の都合によい二次情報、三次情報をつなぎ合わせてストーリーを創作する。
いまならさしずめパソコンの前に座ってネットで検索しただけで書いているようなもの。しかも過ちが明らかになっても潔く非を認めて謝罪するということがない。
報道機関としては完全に失格であり、作家としての大江健三郎は卑怯者。ノーベル文学賞の権威を失墜させたという意味でも歴史に名を残すだろう。
気になるのは、赤松大尉のお陰で援護金を受け取っておきながら、「赤松帰れ」と言った人はまさかとは思うがいないよね?。万が一いたとしたら、恩を仇で返したわけで、徹底的に糾弾されてしかるべきだと思う。
2008/03/29 12:22
To さくらの こころさん
>今回の件では、被告(大江氏)側は「命令はあった」ということを『信じる』に足る証拠を用意するだけでよく、「命令はあった」自体の立証責任はないのです。そこで裁判長も「命令はあった」のか否かの本質から逃げれたわけです。
そのようですね。
この裁判を離れても、照屋氏や他の否定派の人たちの証言は、その状況や感情がありありと想像できるのです。
しかし、命令を肯定する人の証言では、なぜか悲惨さしか想像できない。
このリアリティが無いという感想は、集団自決に限らず、南京・靖国などなどでも感じます。それを、より多くの人に伝えるすべはないものかと、考えてしまいます。
2008/03/29 12:28
阿比留瑠比様
いつもお疲れ様です。本題から外れますが、私が絶対に信用できぬ悪人顔としている人物が2人居り、写真や映像を見ると不愉快になります。小沢一郎、大江健三郎各氏です。大江健三郎氏は数回実物を見かけましたが、真っ暗なご表情、眼をそらします。嫌な顔とかねてより思っておりました。小沢氏は政治家というより、何とか組の「若頭」みたいで昔から信用でぬと勝手に思っていました。
対照的な表情で、鋭い眼をそらさぬ方が故吉村昭氏でした。パーティで一度お目にかかっただけですが、大江氏とは正反対の好印象でした。私がそう感じただけで事実とは無関係です。ただ、老人の印象は正確なこともあります。個人的な昔の記憶を書きお詫びもうしあげます。くれぐれもご自愛のほど。
2008/03/29 12:36
>法の番人なんて、マスコミがろくでもないのと同じくらい、ろくでもないのかも知れません
裁判所とは、みんなで嘘を言い合う場所なのです。その嘘の中で一番力の強い嘘が判決になるのです。裁判所は決して真実を明らかにする場ではありません。
このことに阿比留さんもお気づきになられましたか。
2008/03/29 13:45
阿比留さん
貴重な情報有難うございました。
照屋さんは渡嘉敷に泊まって調査して、住民一人一人から「本当に隊長の命令があったのか尋ねたが、そう答えた人は一人もいない。これは断言するよ」と言っていますね。
曽野さんも、直接聞いたが、誰も隊長の命令だったと言った人はいなかったと書いています。
一体、この裁判長は何を調べているのでしょうか。
調べる能力や判断力がなければ、裁判官を辞めるべきだと思います。
また、沖縄や左翼の偏向した考えに押されて、的確な判断が出来ないようであれば、裁判官を辞めるべきだと思います。
いずれにしても情けない裁判官ですね。
こういう人を税金で養っているとは、税金の無駄使いですね。
2008/03/29 15:03
enomochi27様
こんにちは。KSD事件では、小山孝雄元参院議員も有罪になりました。罪状が実際どうであったかは、私は詳しく知りませんが、この人は国会で教科書問題や歴史認識問題を熱心に質問し、また勉強していました。一度行ったことのある議員宿舎内の様子も質素そのものでがらんとしたものでした。政治とカネの問題、またその追及、立件のあり方とはと、当時、いろいろと考えさせられたのを思い出しました。
2008/03/29 15:06
sys4osbj様
従来、私は裁判員制度には慎重だったのですが、硬直した司法判断に風穴を開けるためには、あるいは有効なのだろうかと考え始めました。これは、もっと勉強してみないと、簡単には結論は出せませんが…。ちなみに、筒井康隆氏の短編に「12人の浮かれる男たち」(だったと思います)があり、陪審員たちが無実の人をよってたかって有罪にするという内容でした。うーん。
2008/03/29 15:41
亜細亜大臣様
マスコミが結果的に世論を誘導したり、歪めたりしているのは事実ですが、ではマスコミ総体として意思があるか、本当に意図があるのかというとそれはないので余計に始末が悪いところがあります。ただ、何となく占領体制から続く既得権益を守り、今まで言ってきたことを否定せずに正当化したい、自分達のやってきたことは正しかったと信じたい…という程度の各社バラバラの思惑が、なんとなく流れを決めているような…。
2008/03/29 15:45
norikyun様
こんにちは。>それが何故現地の人々に(例え噂としても)伝わっていないのでしょう…。それは当然、お年寄りは事実を知っているでしょうし、下の世代にもある程度は伝わっているでしょう。そのシュプレヒコールの件はよく知りませんが、地元以外の人によるものかもしれません。また、赤松氏の命令がなかったと認めてしまうと、それまでもらってきた遺族年金を返還しなければならないのでは、という心配(誤解)もあったかのように聞いています。
2008/03/29 15:51
やせ我慢様
>要は、ただ感情に訴える悲惨さを強調するばかりで、リアリティを感じられないのです。…実のところ、数十年前の話は、たとえ当事者であろうとすべてを覚えているはずがなく、また、後年に知識としてインプットされたものが自分が実際に見聞したもののとごっちゃになっていることもあります。私は平成7年にのべ100人以上の戦没者遺族にインタビューし、それぞれ何時間もかけて話を聞いたのですが、自分自身のことであっても人間の記憶というものはあいまいで、あとで文献その他で確かめないと頼りにならない部分があるなと感じました。ですから、ある対立する議論があるときに、どちらかが絶対どうだとはなかなか言えないのですが、しかし、客観的に見てどちらがより真実に近いか判断がつくことは当然あるわけです。ご指摘のように、集団自決の問題では、「伝聞の伝聞」のようなものが真実の仮面をかぶって独り歩きしている例が多いように思います。
2008/03/29 15:55
さくらの こころ様
こんにちは。>政治家を有罪にすることだけが、司法の責任だという勝手な思い込みの正義ですね。 …これについて言えば、例えば村岡元官房長官(私は名刺を渡したぐらいでほとんど知らないに等しい人ですが)の例も、永田町で本当にあの人が有罪だと思っている人は、まずいないと思います。派閥の常識、政治家の力学、献金システムその他から言って、村岡氏だけが有罪で、青木氏や野中氏は不問にされているという現状は、「検事は政治を少しでも知っているのか?」というぐらい不自然です。だれかをスケープゴートにして政治家を捕まえたというポーズをとるために犠牲にされたのではないか、という疑いがぬぐえません。一罰百戒か何か知りませんが、そういうやり方で本当にいいのか…。
2008/03/29 15:59
軍命だったということで、遺族の方が受け取っている年金は、年額196万円だそうです。
地方で暮らす場合、持ち家さえあれば充分に食べていける金額です。この年金が孫の代まで払われるそうですから、とても手放せないでしょう。
イデオロギーを別にすれば、軍命があったという遺族には明らかな利害関係があり、逆にそうでないという人たちには、守備隊長ら以外では、特別な利害関係がありません。
この両者を同一に見るのは、おかしいと思っています。
2008/03/29 16:18
照屋さんの証言は賞賛に値するものです
敬意を覚えます
さぞかし、周りの反発もあった事でしょうが・・・
司法の限界と言うか既存の常識の影響と言うか
或いは思考教育の影響と言うか・・・
証言の数だけで決めた?
そうとしか思えません
それならば中国の「ダライラマ勢力による独立活動」などの主張を認める事になってしまいます
数さえ多ければ正論は封殺できると言うのであれば
日本の司法は政治、常識に余りに囚われ過ぎ
司法の独立を謳う?
冗談でしょうw
あくまで公正、公平、厳正でなければ結局、自らの信用を失っていくでしょう
裁判官個人の思想信条が大いに影響している面もあるのでしょうが・・・
2008/03/29 17:52
「集団自決」は「太平記」に培われた日本人の精神風土に定着した「深層心理」に由来するとブログに書きかけましたが、消えました。
何か見えない妨害電波があるのでしょうか。
「太平記」には熊倉幕府滅亡のとき、
六波羅探題北条仲時以下 432人。
九州探題北条英時以下 340人。
熊倉幕府執権北条高時以下 870余人。
そのほか、楠木正成など数多くの「集団自決」の事例があります。
戦前の国民文学とも言うべき「太平記」が日本人の日常生活の中で大きなウエイトを占めていたことを、敗戦までの時代を知らぬ人たちには、当時の「空気が読めない」のでしょう。
「集団自決」を「軍命令」とするサヨク史観や外国の宗教団体の圧力に負けたのだと思います。その中に日本人が介在していることは悲しいことですが。
まさしく「日本人の敵は日本人」と知りました。
最高裁までの道は遠くとも「日本人が日本人を知る」機会となることを願わずにはいられません。
2008/03/29 18:14
文京シビックセンターで行われた「外国人参政権法案阻止決起集会に」に出て、今戻りました。定員100人前後の部屋に180人近くが参加するという盛況ぶりでした。
集会は平沢勝栄氏、松原仁両国会議員のほか、地方議員五人、言論人八人が激励の言葉や意見表明し、決議文を採択して三時間余りの熱気に満ちた会となりました。
印象に残っている発言だけ紹介します。
・福田首相も小沢代表も人権擁護法案、外国人参政権に賛成で、これでは反日翼賛会だ。このまま行けば日本のチベット化、21世紀の華夷秩序だ。(西村幸裕氏)
・外国人参政権は朝鮮人は露払い、本命はシナ人です。既に日本で同じくらいになっている筈。チベットは軍事侵攻から人口侵略だったが、日本は逆で人口侵略が既に始まっている。(酒井信彦元東大教授)
このほか、産経3月20日の「日本よ」で石原都知事が移民について言及したが、これに対する批判が二件。国家基本問題研究所の桜井よしこ氏提案の特例帰化制度に対する批判も二件ありました。
当然、この会はなしくずし的に帰化制度が簡易化されている動きにも疑問を呈していまして、強硬派です。お馴染みのメンバーがそろい踏みといった感がありました。
2008/03/29 20:01
hanausagi様
>いまならさしずめパソコンの前に座ってネットで検索しただけで書いているようなもの…。しかも、自分に都合のいい情報だけを恣意的に取り出し、そうでない話は聞く耳持たない、目をつぶるですね。うーん、というよりも、最初から結論ありきで異論は一切無視するという姿勢は、もっと悪質かもしれません。
2008/03/29 20:04
hoihoihoi様
あまり人の顔のことを言えた義理ではないのですが、自分のやっていることを心のどこかで恥じている、つまり恥ずかしいことをしている人の顔には「恥」の刻印が浮かび上がっているように感じます。かつて、中国の主張のままに小泉元首相の靖国参拝を批判した経済界の重鎮、K氏とか、今は参院のドンにおさまっているK氏とか、そんな印象を持っています。
2008/03/29 21:50
沖縄在住の方のブログを見ていると、沖縄がいかに地元マスコミにより言論封殺されているかわかります。集団自決に関して、軍命令ではないという証言や証拠は封殺され、常に軍命令ありきで偏向報道されているといいます。「日本の名誉と教科書を守る」沖縄学生調査団報告では8割の沖縄県民が照屋証言自体知らなかったといいます。また、NHK那覇放送局は裁判判決日を前にしてこのような偏向報道を行っています。
「手榴弾を全戸に配布」元軍曹手記
http://www.worldtimes.co.jp/special2/oki_nhk/080320.html
2008/03/29 22:23
阿比留様、こんばんは。
以前にも書きましたが、「お前達は自決しろ」という「命令」が、
論理上成立し得ないことを、何故、みんな、無視するのでしょう。
「いやだ」と言ったら、どうなりますか?
同じ結果(落命)でしかないわけでしょう?
子供でも、分かるはずですよね。
NHKの報道でも「関与」を巡って争われた、などと嘘を言っていますが、
「関与」については、誰も否定はしていません。
「軍命令」があったかどうか、を、巧みにすり替えています。
あれは、心中と同じ心理が、大規模に働いたものでしかあり得ず、
「命令」されて死ぬことは、おかしいでしょう。
そして、その様に追いつめたのは、日本軍ではなく米軍であり、
沖縄の方々は、その洗脳教育下に長く居られた、と言うことです。
これも、以前に書きましたが、サイパンでの、米軍の残虐行為がなければ、
沖縄での、このような問題も、起きなかった可能性を、
何故、みんな、考えようとしないのでしょうか?
2008/03/30 02:03
阿比留記者
> ...ある証券会社の顧問におさまっていた元検事に名刺を渡したところ、「産経のあの記事(証券会社の飛ばし事件を報道)はなんだ」と手ごと名刺をはたき落とされたことがありますが...
一般のビジネスマンなら、こんな幼稚なパフォーマンスはやりませんね。
ヤメ検の弁護士ならお得意の「法的措置を臭わせた抗議文面」をつき出すのが筋ってもんだろうし...こういう「国家権力」と「自己の能力」をはき違えた官吏がはびこる現状が最も厄介なものなのかも知れませんね。
3/29朝日社説は期待通り「軍関与」が主題で、文科省批判のおまけ付きでしたね。
本来の争点たる「自決命令の有無」と「大江健三郎の著書による名誉毀損」についてはろくに言及無しという点で確かに判決内容に沿った社説ですな...♪
佐藤優著「国家の罠:第五章」で、担当検察官が「裁判所は結構世論に敏感なんだ...」と量刑について語るくだりが有りますが、裁判官の世論判断用の情報源がマスメディアだけ(しかも反日系)なら非常に危険であると考えますが、如何なもんでしょうか?
2008/03/30 06:03
判決がひどすぎるのであまりめだちませんが、徳永弁護士など原告側の弁護士のやり方にも相当問題があったように思います。具体的な法廷でのやりとりを詳しく知っているわけではありませんが。要するに光市母子殺害事件における安田弁護士と同じように弁護士自身のキャンペーンと、肝心の依頼人の利益の確保がごっちゃになっているケースのように思われます。
安田弁護士の場合は「死刑反対」というキャンペーンが強すぎて、実際の弁護理由も無理なでっち上げでは無いかと疑われていますが、徳永信一弁護士も「集団自決に軍の関与は無かった」という趣旨のキャンペーンを裁判途中にマスメディアに書いているようです。多分、これは裁判官の心象を相当悪くしただろうということは素人でも分かります。裁判官は非常にプライドの高い人種で、世論を盛り上げて判決に影響を与えようという行為を嫌いますから。梅沢、赤松両氏の名誉回復を裁判において行うことが第一であれば徳永弁護士はもう少し慎重であるべきでは無かったでしょうか。
<徳永信一弁護士は「軍が関与したという事実をもって、隊長2人が自決を命令したという名誉棄損表現を免責するのは論理の飛躍だ。裁判所は逃げたという思いを禁じ得ない」と述べた。>
ということですが、そういう愚かな判決を引き出してしまった責任のいくばくかは、この弁護士自身にもあるように思います。
隊長2人が自決命令を出していない、という事実関係を中心に法廷戦術を進めていけば、もう少し勝つ可能性はあったように思います。事実、判決の日流れたテレビインタビューで梅沢氏は「部下が住民に自決を命令したとすればそれは私の命令に対する違反だ」と答えていて自分以外の軍人が自決命令を出した可能性を否定していません。今までの弁護士の方針とは違う発言です。
判決後に弁護士と原告が同席しなかったということは原告が判事はもちろん弁護士にも不信感を持っているあらわれでは無いでしょうか?
大江氏や岩波側はもちろん、それに反対する側もいたずらに梅沢、赤松両氏を政治的思惑で振り回して欲しくありません。特にご高齢の梅沢氏を見ていると痛々しくてなりません。
2008/03/30 07:09
ブリオッシュ或いは出べその親方様
今になって初めて気付いたというわけではありませんが…。もともと、弁護士についても、依頼人が真実を述べているかどうかにかかわらず、技術的に有利な判決に導こうとするわけですし…。まあ、とは言っても社会には必要な存在ではあるのだろうとは思っていますが、立派な職業だとか、そんなことを思ったことは一度もありません。
2008/03/30 07:12
yoshi18様
国民の納税者意識は、もっと高まっていいと思います。税金の無駄遣いと言えば、やはり地方公務員のトンデモ手当や厚遇問題、やる気のない仕事ぶり…などと、その背後にいる自治労の問題をつい連想してしまいます。
2008/03/30 07:20
やせ我慢様
軍命令がなかったと言うと「非県民扱い」されるという沖縄で、実名で照屋氏のような証言をすることの重さも、指摘されてしかるべきだと思います。照屋氏にその点を聞くと、「自分のことはもういいが、家族のことが…」とお孫さんのことなどを心配していました。
2008/03/30 07:24
take8様
これも以前、紙面で書いたことですが、いま80代の沖縄の人が言っていました。仲の良い同年輩の会合では、「軍命令はなかったね」「いれは遺族年金のためにそういうことにしたんだよね」といった話はよくあったそうです。しかし、それを表に出そうものなら、見ず知らずの人からまで強硬な抗議を受けるのでみんな口に出せないと。>あくまで公正、公平、厳正でなければ結局、自らの信用を失っていくでしょう…。これは、私もそう思います。
2008/03/30 07:37
To 阿比留瑠比さん
> 軍命令がなかったと言うと「非県民扱い」されるという沖縄で、実名で照屋氏のような証言をすることの重さも、指摘されてしかるべきだと思います。
その通りだと思います。
照屋氏に何のメリットがあるでしょう。
一時、メディアに取り上げられても、ずっと暮らす地元で批難されるデメリットを考えれば、私などとても出来ません。
勇気ある人が貶められる、歴史ではよくあることです。
しかし、それを眼前にして見過ごす事は出来ません。
それにしても左翼と呼ばれる人たちの、中傷攻撃は酷いものです。
無関係ですが、チベットとの隣に日本があればどうするかと考えてしましました。TBさせて頂きます。
2008/03/30 07:58
qendo18kai様
そうですね。集団自決はサイパンでもテニアンでもありましたね。テニアンでは、私もバンザイクリフを実際に見て、生き残りのご婦人からも当時の様子を詳しい聞きました。悲惨さ、残酷さを直視することと、何でも軍のせいにすることがイコールであるはずがないと思っています。
2008/03/30 09:25
hanausagi様
決起集会のご報告、ありがとうございます。ただ、こういう集会がおなじみのメンバーだけでなく、どんどん新規参入があるようであれば、もっといいのになと思いました。
2008/03/30 09:27
tamago様
NHKはこの沖縄の問題に関しては、常に一方的な「偏向報道」を続けていると思っています。ひどいものです。…まあ、この問題についてだけではないか。
2008/03/30 09:37
To 阿比留瑠比さん
>どんどん新規参入があるようであれば、もっといいのになと思いました。
あっと、訂正です。お馴染みのメンバーは主催者側の顔ぶれで、参加者はこれだけ多かったのですから新しい方が増えていると思います。
見逃したのですが報道2001で内閣支持率24%って言っていたような?。いよいよかな(^^)。
2008/03/30 10:23
RAM様
こんにちは。>「関与」については、誰も否定はしていません。「軍命令」があったかどうか、を、巧みにすり替えています。…慰安婦問題における強制連行と関与のすり替えと同じパターンですね。やれやれ。>何故、みんな、考えようとしないのでしょうか? …それは、彼等の目的が本当のことを知ることにはなく、日本と日本軍を貶めることにあるからでしょう。彼等に道理を求めても仕方がありません。
2008/03/30 11:45
qendo18kai さん>>
太平記の時代は、幕末や戦国時代と違ってTVドラマで余り取り上げられません。(昔NHKで一度だけありましたが)。
もっと扱ってほしいものです。
さいとうたかをさんが漫画「太平記」を出しています
ゴルゴ13も日本の皇室を愛していることが分かります?
2008/03/30 14:51
一閑様
私はこの元検事の根拠なく他者を見下すような特権意識を感じました。俺の言っていることは正義なんだ、何にも分かっていないお前らは黙っていろ、というような。これは小さな個人的体験であり、それを一般論として語るのは無理があるかもしれませんが、何人か知っている検事には、そうした似通った雰囲気を感じることがあるのも事実です。>佐藤優著「国家の罠:第五章」で、担当検察官が「裁判所は結構世論に敏感なんだ...」と量刑について語るくだりが有りますが…。社会一般、特にネットの世界では朝日新聞はよく嘲笑の対象となる存在ですが、法曹会や教育界、テレビのワイドショーなどではいまだにある種の権威として扱われている部分があります。困ったものですね。
2008/03/30 14:55
tomikyu08様
>判決後に弁護士と原告が同席しなかったということは原告が判事はもちろん弁護士にも不信感を持っているあらわれでは無いでしょうか?…私は東京政治部所属なので、大阪地裁で行われた裁判のそうした詳細については分かりません。ですから、これについてコメントすることはできないのですが、今まで取材した中で、特に弁護士に対する不満・批判は聞いたことがなかったのですが…。やはり、あまり知らないことについてはこれ以上書けません。
2008/03/30 14:58
やせ我慢様
>それにしても左翼と呼ばれる人たちの、中傷攻撃は酷いものです。…そうですね。実に陰湿なものを感じます。人間には、自分は安全地帯に身を置いて、他者を攻撃して喜ぶような嫌な攻撃性が備わっているもののようです。それは、教育によって克服できる分は克服すべきだと思いますが、道徳教育そのものまで否定してきたのが戦後日本のありようですからね…。
2008/03/30 15:00
hanausagi様
いや、私は主催者側の顔ぶれについて言ったのでした。というのは、先日も某保守系有力議員から、「勉強会などをやるときに講師に呼ぶ顔触れが固定化してしまてつまらない、新たしい人を開拓して新鮮な意見を聞きたいのだが、なかなかいい人が見あたらない」と聞かされていたものですから。でも、参加者に新しい人が増えているのなら、それはそれでいいか。
2008/03/30 15:06
To 阿比留瑠比さん
こんにちは
あいにくの雨の日曜日になってしまって、折角の満開の桜も泣いているかのようですね。さて照屋昇雄氏のことですが、前のエントリーに質問のコメントを差し上げましたが、
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/525680/allcmt/#C604778
お答えは全くありませんでしたね。
照屋昇雄氏は、センセーショナルな産経スクープ記事として登場し、一時は歴史教科書の検定にも大きな力となりました。それほどまでに世間に影響を与えながら、裁判所には「産経新聞の記事」と「辞令の写真」が提供されただけですね。
ご本人はお元気で、チャンネル桜のビデオや番組にも出演し、阿比留瑠比さんのインタビューにも元気に答えているのに、なぜ法廷で堂々と証言なさらなかったのでしょうか? 法廷証言にかわる陳述書の提出、という方法もありながら、それすらしておりません。
原告団のどなたかが猛反対でも下のですか? 沖縄のマスコミが取材にこないから照屋さんの証言が沖縄では伝わらない、と阿比留さんは12月の記事で強調したそうですが、百歩譲ってそれがホントだとしても、裁判の公判廷という絶好の場があったではないですか? それをみすみす拒否したのはなぜなのでしょうか?
照屋さんが証言台に立とうとしたのを原告弁護団が承認しなかったとしたら、阿比留瑠比さんはそれに乾坤一擲、抗議の声をあげなくてはなりませんね。(つづく)
2008/03/30 15:19
(承前)
そうですね。
徳永さんをはじめとする原告弁護団が、照屋昇雄さんをまともな証言者として扱わなかったばっかりに、産経新聞の判決予告記事のなかに照屋さんの「て」の字も現れなかったり、『それでは不味い!』と、阿比留さんが慌てて必死になって照屋発言を巻き返し的に報道しても、すべて法廷外のことですから、勝利には絶対結びつかないOB打(アウトオブバウンズ)として、空を切るばかりですね。
しかし、しかしどうでしょうか?
徳永さんをはじめとする原告弁護団が照屋さんをまともな証言者として取り扱いたくなかった何がしかの理由があったかもしれない、ということを阿比留さんには申し訳ありませんが、私は今のところ否定しきることができません。
(つづく)
2008/03/30 15:36
(承前)
たとえば、今日のエントリーにある阿比留さんが示した「事実」です。かなり心もとないようにも聞こえます。
1、「被告が出してきた書類の方が捏造ではないかとの疑問がある。」
こりゃ、照屋さんご自身が法廷で証言として実証しなければ説得力がありません。
2、「私は主任(旧軍人軍属資格審査員)をしていたのだから、知らない人はいない。」
阿比留さんが示した動かしがたい証拠写真によれば、照屋さんは「臨時職員」を拝命してわずか半年で主任になり、その1年後に配置転換になったのでしたね。
3、 「私は調査で、住民一人ひとりから「(自決の件は)お父さんがやったのか、お母さんが死のうと言ったのか、隊長が命令したのか」といちいち聞いた。沖縄には死んだらお墓で一緒に、という文化があるしね。本当に隊長の命令があったのか尋ねたが、そう答えた人は一人もいない。これは断言するよ。」
渡嘉敷島には1000人からの島民が居ます。そのひとりひとりからそうした話をわずか1週間で聞き出すことなんか、ほんとうにできたのでしょうか? 島民から選ばれた人の話をきいたというならわかりますが、照屋さんが「そう答えた人は一人もいない。これは断言するよ。」と断言する以上、あくまでほぼ全員にきいたのですよね。ありえるのでしょうか?
4、「赤松隊長はそれを落ち着けようとして、敵の姿が見えないところに住民を誘導している。」
あれあれ、照屋さんはそのとき赤松隊長には会ってないはずです。赤松隊長のことは一体誰が話してくれたんでしょうかね?
(つづく)
2008/03/30 15:41
「沖縄ノート」は1970年
「ある神話の背景」曽野綾子は1971年
だそうです。「沖縄ノート」が書かれたときに命令による自決が常識であったのだとしても、「ある神話の背景」が出た以上は、大江氏としては、事実を調べて対処するべきでした。ところが事実よりも自分の妄想が大事とばかりに放置していたのですから、1971年以降は名誉毀損にあたると思います。
2008/03/30 16:13
(承前)
5、「私も昭和29年か30年ごろ、一週間渡嘉敷に泊まって調査した。」
そういえば、渡嘉敷島現地調査の時期が照屋さんの言葉として伝えられたのは、私の知る限り、この阿比留さんの私的ブログが初めてです。情報公開は歓迎です。
でも、「昭和29年か30年ごろ」って、とうてい本人にしか知りえない記憶とはいえません。だってそれは『辞令』の期間の全てなんですから。せめて、春だったとか、夏だったとか、長男が生まれそうなときだった、とか、照屋さんでしか思い出せないような借り物ではない記憶を、敏腕記者の阿比留さんは聞き出せなかったのですか?
6、「実は渡嘉敷の村長は私の友人だった。彼とも話し合い、「隊長が命令したという一言があれば、8000人~9000人の島民が全部、援護金をとれる」ということになった。」
それは、照屋さんが県の援護課職員ではなくなった福祉課職員時代に、玉井村長が友人だから特別に頼まれたということですか? では偽文書は休日に作成したのでしょうね。
初耳です。照屋昇雄さんが涙を流しながら語っているビデオ(チャンネル桜配信)の内容とは全く違います。
7、「それで村長が赤松隊長から一筆もらった。昭和31年1月15日の閣議に出さないといけないから持ってこいと厚生省からは言われていた。間に合ってよかったねと、村長と二人でお祝いしたよ。」
年末に偽公文書を作って、年があけたら渡嘉敷島の玉井村長の下に持ってたら、玉井村長は兵庫県の赤松隊長のところに馳せ参じ、一筆貰っって沖縄にもどってきた。それが県(当時は琉球政府)を通じて厚生省に提出され、1月15日の閣議に間に合った。ということですか? 沖縄がまだ日本国ではない時代に、速達郵便を使ったって、そんな早業はむりではないでしょうか? いずれにしても閣議に掛ける文書としては拙速の窮み。
信憑性はほんとうに大丈夫ですか? 阿比留瑠比さん。
当然、ちゃんと裏を取ってから公表したのですよね。もし万が一、照屋さんの勘違いだとしても、責任は新聞記者であるあなたにありますよ!
(つづく)
2008/03/30 16:27
(承前)
さあさあ、
「昭和31年1月15日の閣議」というキーワードがようやく出てきました。それが、適格者審査の最終決定ということを照屋さんも阿比留瑠比さんも、ついに主張しました。
だとすれば、照屋さんがビデオの中で言っている東京で開催された「適格者審査の会議」。それも昭和30年の年末以前のことになります。
その席に赤松隊長も出席し。彼は、茅誠司東大総長(物理学者)の説得に動かされて「私が命令したことにしましょう」と、感動的な発言をしたそうです。ビデオのここんところでは、私も思わず貰い泣きしました。
さて、今日阿比留さんの記述を得て冷静に。。。
そうしたシュチュエーションが歴史上ほんとうに可能だったのでしょうか?
「オキナワビョウ」で有名な茅さんが昭和30年以前のそうした会議に列席して焦点となる発言をするとかが。
ここまできて私は、
照屋昇雄さんを証言席に立たせなかった原告弁護団の理由がわかるような気がしてきました。照屋証言の全ての裏が取れなかったので、反対尋問に耐えられるかどうか危ぶんだのではないか。
阿比留瑠比さん、あなたが記述したことはを、全ての裏を取って説明してください。これが私の杞憂に過ぎないことを早急に証明してくださるよう御願いします。あなたの新聞記者生命に賭けて。
(以上)
2008/03/30 16:51
To 阿比留瑠比さん
>いや、私は主催者側の顔ぶれについて言ったのでした。
そういえば今日の日比谷野外音楽堂で開催された「日本を守ろうー在日特権・外国人参政権・人権擁護法案に反対する国民大集会」の出席の先生方もお馴染みといえばお馴染みでしたね。
会場に行ったらあの「禿頭」がいたので、アチャー出席者確認すれば良かったと後悔しました(でも今日はまともな話でした)。
こちらの集会の終わり頃には別のグループが近くをデモっていたのですが、これも保守系とか?。なんで一緒に出来ないか、さくらのこころさんの指摘が重みをまします。
私は寒さで風邪を引きそうだったのでデモはパスして帰ってきました。今、熱燗飲みながら書いてます(^^;。
2008/03/30 16:57
koku様
「ある神話の背景」が出版されて以降、多くの書籍、論文は強制自決の記述を変更したり、削除したりしたそうです。その中で、大江氏は頑なにそれをしなかったと。特に何の根拠があるわけでもなさそうなのに。
2008/03/30 16:58
hanausagi様
>私は寒さで風邪を引きそうだったのでデモはパスして帰ってきました。今、熱燗飲みながら書いてます(^^;。 …ご自愛ください。私はのちほどビールを飲もうと思っています(笑)。
2008/03/30 17:22
>強硬な抗議
それがもし沖縄県民の評価を下げる事になってもやるべきか?
私としたら当然だとは思いますが、躊躇する所です
面と向かってお前らの親は「嘘吐き」「卑怯者だ」と言い難い・・・
ですから事実の追求を求めるのですが、
裁判所は判断を避けてしまいました
できれば高裁、最高裁で事実の認定が正しく行われる事を
2008/03/30 17:30
take8様
これは以前にもコメント欄で書いたことですが、沖縄の某自治体の議員は以前、基地問題などで地元紙の論調と違う主張をしたところ、その地元紙の記者に「先生は私たちと意見が違うのですね。記事に書いて(社会的に)殺してあげますよ」と面と向かって言われたと話していました。県内では、そういう物言えば唇寒し、という状況にあるのですから、他所で行われた裁判ではもう少しそういう圧力の影響を受けない判決が出れば…と期待します。
2008/03/30 19:39
To 阿比留瑠比さん
先ほどは申し上げませんでしたが、
「実は渡嘉敷の村長は私の友人だった。彼とも話し合い、「隊長が命令したという一言があれば、8000人~9000人の島民が全部、援護金をとれる」ということになった。」
これは本当に照屋昇雄さんの言葉なのでしょうか? 本当に渡嘉敷島のことなのでしょうか? あまりにもかけ離れた数字「8000人~9000人の島民」とは一体、何島のことでしょうか?
先ほどは、急いでこのエントリーをお書きになった阿比留さんの別記憶との交錯なのか、それとも数字を多めにしたかったのか、おそらく単純ミスではないかと思い指摘を控えました。おついでのときに訂正を御願いします。
2008/03/30 20:56
hanausagi さん、阿比留 さん、
横から失礼します。
>出席の先生方もお馴染みといえばお馴染みでしたね。
保守の人材不足ということですか? 本当に保守派はマイノリティになってしまっているのでしょうか? それとも『保守』というレッテルを貼られたくない、強い主張はしたくないという『事なかれ主義』が作用しているのでしょうか? 日本の軸が左傾しているのか、軸そのものがなくなってきているのかと、疑問が次から次へと湧いて止まりません。 一晩中かかるかも(笑)
>これも保守系とか?。なんで一緒に出来ないか、さくらのこころさんの指摘が重みをまします。
恐縮です。 『保守』は頑固で柔軟性が乏しく分裂してしまうけど、左派はアメーバー(単細胞)で柔軟だからまとまるってことでしょうか? こだわりのない人達をまとめるのは簡単ですよね。
>今、熱燗飲みながら書いてます(^^;。
日本酒、久しく飲んでいません。ワインでも飲みます。(笑)
2008/03/30 21:12
さくらの こころ様
> 本当に保守派はマイノリティになってしまっているのでしょうか? …歴然とマイノリティーだと思います。これでも、10年前よりは随分マシになってきたと思いますが、まだまだ少数派なのが現実ではないでしょうか。
2008/03/30 21:28
見よ!住民、兵卒達を無念の死に追いやりながら、自分だけは助かりたいという悪魔の欲望の結果、今も生き長らえるこの老骨を。
それでも足りずに、名誉を回復せんと画策して、壮大な嘘までつく。当時、将校は身体も頑健な上、悪賢い奴が多かった。
戦後の大会社起こしや、悪をやり過ぎて捕まった連中には、元将校以上の軍人が多かった。病院でも巨悪の架空診療などの水増しで、病院を大きくして、やり過ぎて閉鎖された病院も、元軍医将校が多かった。
そもそも、8~90歳もの超高齢者の証人たちの、それも5,60年前の記憶にどれほどの確実性があると言うのか。その点、大江氏の資料中心の調査のほうに軍パイがあがる。反大江氏サイドの言っている事は、例えるなら、数十年前、真実、凶器として使われた白刃が、人知れず、地中に埋まったまま、酸化されて変質、大変貌を遂げ、今になって、《人々は、誰が見てもこれが凶器として使用された筈はない、いや、絶対にない》と言うというにも等しい。
人間90才にもなれば、老化による変質、病気による変質が一切ないと善意に解釈したとしても、その記憶を司る中枢というものは、長い間に、そうでない事を望む願望から、いつの間にか本人も気づかぬうちに少しずつ変質したりもする。勿論、数十年間の間、自分に嘘を付き通せるし、その嘘も次第に上手くなっていくこともあることは、言うまでもない。
私は、旧軍部の無能で非科学的な首脳達に、命令され無駄に死んでいった全ての兵卒達の無念を、決して忘れない。われ等が今も涙するは、無数の玉砕せられた兵卒や自決させられた住人達の無念である・・・自分達だけ生き残ろうとした将校クラスの連中のゴタクではない。
途中で止める歩の良い選択肢も多かったのに、無能かつ非科学的、非合理的な、馬鹿げた神国主義の馬鹿者ドモが、日本を原爆投下と悲惨な全面降伏に導いた。
多くの住民や兵卒だけが玉砕させられたのに、この将校や側近だけ、何故生き永らえているのか? それは・・・
無数の住民、兵卒達を平気で死に追いやろうとも、自分だけは何とか助かりたいという悪魔の欲望に、最後の最後に取り付かれた結果であり、生きた証拠である。
2008/03/30 21:45
nnanami様
人の記憶があいまいでときに信用できないということは、他の方へのコメントでも記しました。しかし、利己的でダメな将校もたくさんいたのでしょうが、将校=悪というのはどうかと思いますし、一般論と個別の例とは一緒にできないと思います。また、>大江氏の資料中心の調査…これもよく分かりません。
2008/03/30 21:46
To さくらの こころさん
横レスすいません。
>左派はアメーバー(単細胞)で柔軟だからまとまるってことでしょうか? こだわりのない人達をまとめるのは簡単ですよね。
左派がまとまりやすいのは、嘘の論理を使っているからだろうと思います。
靖国にしろ君が代にしろ、反対する論理はどうでもいいのです。目的は別ですから。だから対立など生まれません。
ところが、勢力争いになれば、人殺しだって平気です。
それにしても、長文を書く方には皮肉も通じないようで。
2008/03/31 02:33
お忙しいところ底辺も仕分けございません。お邪魔いたします。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/525680/
上記前回のブログと今回のを拝見させていただきました。
やはり今回の裁判長は「上に行かせた」ような気がします。
照屋氏側の穴が多いので、そこがかなり指摘されていると思います。
誰が見ても勝てる資料、もしくは相手の資料を「誰が見ても捏造」だとわかる資料、なども少なすぎたのではないでしょうか。
今回の裁判長は、「高裁のときは、これらの穴を完全に生め、完璧に逃げ場をなくして勝て」とサジェスチョンをくれたのではないか?
と愚考いたします。
一度、判決文と補足など全文と、資料などを照合してみたいと思いますが、、、、私には、できないでしょうねw
2008/03/31 03:56
unimaro様
>やはり今回の裁判長は「上に行かせた」ような気がします。…うーん、どうなのでしょうか。私も担当外で大阪地裁の法廷でのやりとりは、伝え聞くしかなかったのですが、もう少し原告に有利だという風には聞いていたのですが…。
2008/03/31 06:23
To 阿比留瑠比さん
数字の訂正はいまだ無いようですね。
読者同輩の皆さま
私は尋常ならざる数字は一ヶ所だけかと思いこみ、先ほどは控えめな物言いをしてしまいましたが、それは、読者同輩の皆さまには申し訳ないことでした。見逃しがありました。
>1万2、3000人の住民を3万人の米軍が包囲した。それは精神状態は異常になる。赤松隊長はそれを落ち着けようとして、敵の姿が見えないところに住民を誘導している。
まさか?
私もいまさら仰天しています。
現地調査に入った人の数字だと信じるから、阿比留瑠比さんも手拍子で思い込んでしまったのでしょうか? 何年何月も同じ信憑性水準なのでしょうか。
とはいえ重ねて申し上げますが、ひとから聞いた話を裏をとらずに記事にするのは、書いた記者さんに責任があることもお忘れなく。
2008/03/31 09:12
To さくらの こころさん
>保守の人材不足ということですか?
ちょっと言い方が悪かったかも知れません。保守系の言論人は多いし、保守的な考え方の人も多いはずです。
小林よしのりの戦争論が76万部も売れてなお増刷中ということで、若い世代に対する影響力はもの凄いものがあります。
ただ、ご指摘のように保守層は組織化されていませんので、行動力という点ではお金で組織的動員を図る左翼に勝ち目がありません。
そこに風穴を開けつつあるのが政治ブログランキングで二位のせとさん、三位のよーめんさん、あるいは主権回復をめざす会、外国人参政権に反対する会のどの連合体なのです。
彼らは自らの行動をビデオで撮影し、YouTubeなどのサイトに映像をアップしているので次第に共鳴者を増やしつつあります。以前は集まっても数十人だったものが、最近では単位が一桁代わってきました。
朝日新聞への街宣、抗議の模様は週刊新潮にも取り上げられたくらいです。抗議にタジタジの宣伝課長という具合に。
で、行動する保守の主催者という意味で「お馴染みのメンバー」という表現をしたのですが、ポジティブな意味だったことをご理解下さい。最近は若い地方議員のメンバーも行動を共にするようになりましたので、今後が楽しみです。
2008/03/31 12:37
コメントにレスをお許しください。
>>さくらの こころさん
>軸そのものがなくなってきているのかと
戦後に「(国民の心の)日本の軸」をほぼ封印され、バブルで人心を崩壊され、何か残っているものがあるでしょうか。
たまたま物陰にいて爆風から逃れたような方々がどうにか残っている、というような状態に見えます。
他国の民には「当たり前の物欲主義、バブル」でも、戦後社会で精神を全く鍛えられなかった今の日本の民には心の悪の核爆弾に匹敵したのではないでしょうか。
一部の見る目のある外国人は、なぜ日本人がこれほど変わったか不思議でしょうがないと思っているのではないでしょうか。
風邪に全く耐性が無きゃ、風邪でも命を失いますよね。
失礼しました。
2008/03/31 15:38
hanausagiさん,
いつも丁寧な回答ありがとうございます。
>ちょっと言い方が悪かったかも知れません。保守系の言論人は多いし、保守的な考え方の人も多いはずです。
えぇ、そう感じています。世論も保守を待望しているからこそ、小泉内閣(保守本流ではありませんが…)から、安倍内閣へと圧倒的な支持があったのでしょう。ポジティブ過ぎるかもしれませんが…
>
>ポジティブな意味だったことをご理解下さい。最近は若い地方議員のメンバーも行動を共にするようになりましたので、今後が楽しみです。
はい。ポジティブ思考回路の持ち主ですので、ご趣旨理解できます。私は、安倍氏が小泉流戦術(政策ではありません)で強いメッセージを発し続け「敵」が何かを明示していたら、世論はずっと支持していたのではと愚考しています。残念ながら、今の世論はシュプレヒコール系に親しみがありすぎで、「自民党ぶっ潰せ、郵政民営化」というフレーズは共鳴できても、「美しい国日本、戦後レジームからの脱却」は… 今後の保守派の活動を期待するとともに、どうすれば?の答えを見つける努力をしようと思っています。
2008/03/31 16:39
<いろいろな点で紳士的に対応しすぎた事が皆、裏目に出たので、支援する会としてはその点の反省もあります。>
(中略)
<今回、まともな審理を避けて、逃げた深見裁判長は深く後悔する事になるでしょう。>
以上、沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会のホームページからの抜き書きです。気持ちはよくわかりますが、これから控訴審を闘う原告を支援する公式HPに載せるフレーズとしてはいささか乱暴ではないでしょうか?
本音や、身内での会話ならともかく、今後の裁判を考えればマイナスになると思います。個人の感想ブログではないのですから。
阿比留様から注意してあげられるものならしてあげた方が今後のために良いかと、おせっかいながら考えます。
2008/03/31 16:48
tomikyu08様
>阿比留様から注意してあげられるものならしてあげた方が今後のために良いかと、おせっかいながら考えます…。原告団を直接取材したことはなく、そういうルートは持っていませんが、仮にそういう機会があれば、tomikyu08様のようなご意見があることを伝えようと思います。
2008/03/31 20:04
unimaroさん、こんばんは。
レスありがとうございます。
>戦後に「(国民の心の)日本の軸」をほぼ封印され、バブルで人心を崩壊され、何か残っているものがあるでしょうか。
私はまだ根っこのようなものが、残っていると信じています。真っ当な陽の光さえあたれば、また「日本人」は再生すると信じているから、私達のような在外邦人が、光を遮っているものに外から一つでも穴をあけようとしているのでは?
>風邪に全く耐性が無きゃ、風邪でも命を失いますよね。
そうですね。日本は無菌の温室栽培状態ですから… 潔癖症に陥ってて、くしゃみ一つで皆な感染してしまう勢いかも。まずは菌を認識して対処法をみつけ、除去するか免疫力をつけ強くなるかですね。学習能力、応用能力の高い日本だから、菌に強くなることができると思います。ポジティブすぎですかねぇ
2008/04/08 08:33
ここの人々が人権問題について造詣が深いことには関心いたしますが、「国境無き記者団」の行動については分けて考えるべきですね。
無知な私には、シーシェパードと同じに見える。
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