運転士育成にシミュレーター
運転士育成にシミュレーター 04/23 16:50

3年後に迫った九州新幹線鹿児島ルートの全線開通に向けて、運転士を養成するためのシミュレーターが、JR九州で初めて、北九州市に導入されました。

これがJR九州が導入した、新幹線運転シミュレーターです。

前方のスクリーンに映し出されるのは、九州新幹線鹿児島ルートで現在、開通している新水俣〜出水駅間の線路。

周囲の風景まで、忠実にコンピューターグラフィックスで再現しています。

さまざまな気象条件のもとでの運転のほか、人身事故や地震の発生など非常事態も体験できます。

この運転シミュレーターは、3年後に九州新幹線鹿児島ルートが博多まで全線開通するのを前に、新幹線の運転士を養成するために導入されました。

JR九州は、これまで、JR西日本の施設を利用して研修をしてきました。

新しいシミュレーターを使った研修は来月から始まり、鹿児島ルートの全線開通までに60人から80人の新幹線運転士を養成する予定です。