http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2008/04/23/0400000000AJP20080423004800882.HTML
権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日大使は23日、韓日関係において最も強調する部分だとしながら、「未来が良くなれば過去の誤ったこともある程度許すことができると思う」と述べた。
外交通商部で開かれた記者懇談会で権大使は、対日貿易の赤字幅が縮めば韓国の痛みも小さくなるのではないか、未来に可視的な結果が見え始めれば国民の気持ちにも余裕ができるのではないか、との考えを示した。
独島領有権問題や日本の政治家の靖国神社参拝、教科書の歪曲(わいきょく)問題、従軍慰安婦問題など、日本との敏感な歴史問題に対しては、「あらわにするよりは胸にしまい、国益に合うことは何かを考えなければならない」とした。しかし、忘れてはならず、無かったことのように、屈辱的にはしないとも強調している。権大使は日本に留学した経験があるが、若いころは日本に対する考えが相当荒かったと振り返った。ふびんな心情が強いとしつつも、一方では過去史解決のために努力し、また一方で実質的に国益に合う道に進むという2つを並行すべきとの見解を示した。