最終更新:2008/04/24 00:51

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長野市の聖火ランナー正式発表 出走順は第1走者・星野監督以外明らかにされず

26日に長野市で行われる聖火リレーのランナーの正式発表が行われた。しかし、第1走者の星野仙一監督以外、出走順は明らかにされなかった。
23日、中国・北京で8月8日に行われる北京オリンピック開会式のチケットが記者に公開された。
チケットには、メーンスタジアムの通称「鳥の巣」が描かれていて、偽造防止のため、特殊なライトを当てるとオリンピックのマスコットキャラクターが浮かび上がる。
さらにICチップも埋め込まれていて、中国側は「偽造は非常に困難」と自信を示した。
一方、聖火リレーが3日後に迫った長野市で聖火ランナーの正式発表が行われた。
しかし、安全面の理由などから、第1走者が星野仙一監督であること以外、出走順は一切公表されなかった。
市の実行委員会は、会見で「第1走者は野球日本代表監督、星野仙一さんです。有名なランナーの走行区間を発表することで、観客がその区間に集中することとなり、不安定な要素が考えられることから、ランナーの走行区間は発表しないことにしました」と発表した。
萩本欽一さんは「困惑しているけど、走る予定にしています」と語った。
一般ランナーの高橋さん(37)は「(妻から)もし襲われたら、そのときのことは考えなさいよと言われて、そこで戦うのか、逃げるのか、その判断を事前に考えておきなさいよと」と語った。
黒岩 隆さん(44)は「開放された中で走らせてもらいたい。結局、人垣みたいになって見えないですもんね、聖火自体が。見ている人が申し訳ない」と語った。
各国では、聖火に対する妨害行為が相次いでいて、長野でも不測の事態に備え、聖火ランナーの両側を警察官が取り囲むことになる。
このような状況で走ることについて、黒岩さんは「火は絶対とぎれさせないようにしないと。それが一番の使命だと思います」と語った。
一方、東京・港区の寺院では、チベットの平和を願う集会が開かれ、騒動の渦中で命を落としたチベットの冥福を祈る四十九日法要が行われた。
長野を前に、聖火は23日、オーストラリアの首都キャンベラに到着した。
聖火の火種は、聖火防衛隊に守られていた。
聖火ランナーを務める競泳のイアン・ソープさんは「オリンピックを前にして、人々をエキサイティングさせるのが聖火リレーだ。この聖火リレーは世界中で続けるべきだ」と語った。
こうした中、チベット支持派は、シドニーからキャンベラまでおよそ300kmを徒歩でデモ行進し、中国大使館前でチベット問題の解決を訴えた。
緊張感が高まる中、ルートの沿道には警備の柵が設置された。
しかし、柵は腰ほどしかなく、乗り越えようと思えば乗り越えることができる。
オーストラリアの聖火リレーは、日本時間の24日午前8時前にスタートする。

(04/23 18:05)


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