四川で16歳少女、犠牲か 17公館に攻撃と中国【北京21日共同】インドに拠点を置く非政府組織(NGO)チベット人権民主化センターは20日、中国四川省・アバ県で16日に起きた暴動で23人が死亡し、この中に16歳の少女が含まれていたと発表した。同センターは、14日のチベット自治区ラサの暴動発生以来、各地のチベット民族の死者は少なくとも70人に上ると述べた。 一方、中国外務省の秦剛・副報道局長は20日、国営通信新華社を通じて声明を出し「チベット独立派」が中国の在外公館を襲っていると非難、これまでに、欧米などにある17公館が攻撃を受けたと述べた。 中国当局は20日、新華社を通じ、アバ県のデモ隊への発砲で負傷者が出たことを初めて認めたが、これまで抗議参加者に死者が出たことは確認していない。 同センターによると、死亡した少女は地元の学校の学生。当日数千人が「チベット独立」などを叫んでアバの街をデモ行進した際に警察が発砲し、死亡した。 |
【共同通信】 |
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