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警察署のトイレから飛び降り死亡 任意聴取中の男性

2008年04月23日10時37分

 茨城県日立市本宮町4丁目の日立警察署で22日午後8時55分ごろ、窃盗容疑で任意で事情聴取中だった大阪市のアルバイト男性(30)が4階トイレの窓から飛び降り、約17メートル下のコンクリート面に転落した。男性は頭を強く打ち、まもなく死亡した。

 日立署によると、同日午後6時半ごろ、日立市の携帯電話販売店から「盗まれた携帯電話を店に持ってきた客がきている」と110番通報があった。同署は男性を含む4人組を同署に任意同行し、別々に取り調べていたところ、男性が「トイレに行きたい」と要求。署員が付き添い、トイレの外で待っていたところ、中で物音がした。トイレ内をのぞくと、ちょうど男性が窓から飛び降りたという。同署は「任意の事情聴取なので、トイレ内まで付き添わなかった」としている。

 4人が持ち込んだ携帯電話は、同県高萩市の携帯電話販売店から22日に盗まれたとして被害届が出されていた。

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