T U B U Y A K I .

*日々のつぶやき場。
*お兄ちゃん属性に嵌る傾向有り・
*守橋(世間一般の腐がつくヲタ)

ん、そういや

2008-03-15 | 色ンな感想。
 
少し前に、史実の宗さまとこじゅ関連の書籍を読みましたよ。


正確なタイトルはどっちも覚えてないんですが(鳥頭)、宗さまのは彼が周囲の人々に出した手紙のその種類と内容に関してと。
こじゅのは史実に基づいたなんだろ…あれは、なんていうジャンルだ…えーと、自叙伝?みたいな??
っつっても他の人が書いたから自叙じゃなくって、あ、そうだ!人物伝か!
むしろ偉人伝でもいい。
『伊達政宗を奥州筆頭にした片倉小十郎景綱のナンタラ』みたいな思わず胸ときめかざるを得ないタイトルでした^^^^

って、どっちもかなり内容が期待されていたのですが。

結局なんとなく不完全燃焼に終わりました。
宗さまのほうはこじゅに宛てた際に己を印として認めた、かの有名な「まさ」とか、こじゅへの宛て名が「片こ」だったとかっていう話は一切なく。
ていうか小十郎の「こ」すら触れられてなく、件の書物では後年宗さまが年若い恋人(男)へ送った言い訳めいた(恋人の二心を疑ってしまったことへの侘び状みたいな)手紙まで紹介してたのに、なんで一の股臣とまで言われたこじゅと交わしたであろう手紙についてはチラとも記載されてなかったのか…

それともあれか。
いわゆる、門外不出ってやつか。

こじゅの方は、なんせ大事な大事な主君から押し頂いた文は須らく丁重に扱わねばならず、子々孫々末代までの家宝として受け継がねば!とばかりに大事に大事に保管してるのかしらね。
数百年の時を越えて現在に至っても。
んで宗さまのほうはといえば、私信がほとんど占められていた紙面を誰か第三者に覗き見られるなんざアンビリーバヴォーだZE!ってことで、これまた密かに隠し持っていらっしゃるのかしら。
数百年の時を越えて現在に至っても。
いわば二人の愛の証。
だからめったな席では公開すら憚れると。

なるほど、そういうことですね。

すげえ納得しました。
まさしく”愛”という名のもと以外に説明のつかない深い心の交流。
いやはやごちそうさまです^^^^^^


…しかし宗さまはやっぱりちょっぴりオステリーなところがあったようですね。
その為政も、手紙を伺う限りは極端というか……うん、魅了される人間はとことんそんな彼の虜になっていっただろうし、一度でも相容れないと思えばお仕舞いまで平行線を辿ることになる、とか……そんなB型人間っぽい特徴が僅かなりとも窺い知れたから、当方としてはそれなりに満足しましたよ・
この本には。


そして、もう一冊、こじゅについて書かれた方だけど…
これは、寝て起きてから気力があればまたぶつぶつつぶやいてみようかと思います*
では!
 


追記(3/15)
寝て起きてモソモソしてまた寝て起きて、つまりは↑より二日経って追記はじめまーす・(長い前置き)

こじゅについて書かれた書籍のほうは元々あまりないのか(そりゃ、独眼竜で名高い宗さまに比べれば…涙)、地元の一番デカイ図書館ですぐに借りられたのがこれだけだったのですが、なんていうか……うーん……不完全燃焼。
なんか、章ごとに分けてこじゅの軌跡を辿ってくれていたのは嬉しいンですが、いずれの章もすっごい駆け足で、もう事実をそのまま網羅しました、人物の心象?何それ。オイシイの?ていう具合だったから…史実としてこじゅが活躍した時代の背景や勢力関係等はよくわかったかもしれないけど、当方が最も望んでいた宗さまとのアレやコレな描写はほとんどなく……うん、モエには程遠い内容でした。

てか、↑のような理由で、途中から飛ばし飛ばしでしか読まなかったんですけどね。

あ〜やっぱモエを追求すんならゲームと同人誌関係しかないのかなあ…
どなたかお勧めなモエ書籍とかないものか。。。
ファンサイトを回ってくるしかないかな…


あ、でも、同人関連で知った知識(障りになると思い煩い宗さまの幼少期にその爛れた右目をこじゅが抉り出したとか、宗さまにまだ御子がいらっしゃらないのに自分が先に子供をもうけることはできないと、妊娠に喜ぶ妻の前で堕胎を命じたとか)がちゃんと書かれてたのはすげえ嬉しかったですよ**

惜しむらくは、こじゅが身罷った際に三日三晩泣き崩れた末、墓を暴かれないようその亡骸を一本杉の根元に埋めたというエピソードがなかったことかな。
事実、現在白石市(@宮城県)では今や立派に成長した姿で見事な存在感を示しているその杉を一般公開して見ることができるし、、、

どうせ史実しか追うつもりがないのなら、そういう小話をふんだんに挿し込んで欲しかったですね^^
 

ともかくも、不完全燃焼ではあったけれど、一方で同人の凄さをも改めて実感させてもらった二冊でした^^^^
 
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