「…おれは、”びちゅう”がいい」
「は…?」
「”びちゅう”が、おれの”もりやく”になってくれ!」
「な、なんと…」
何の忌憚もなく、堂々と下された宣言のその中身を解する前に、何よりも目の前の幼な子と在りし日のあの方のお姿とが、ひどく重なって見えて…
俺を、二の句が告げないという状況に、久しく陥らせた...
***
戦国BSR・小十郎&?
史実の宗さまには9人の男の子のお子さんがいらっしゃったようで、そのお子たち一人一人にもきちんと傅役がいたのなら、誰が決めてあげてたのかなーと。
それこそかつては輝宗さま(宗さまのお父上)が宗さまと小十郎とを引き合わせたように、今回も、ご父君に当たる宗さまが探してあげてたのかなーと。
でも9人もいるんだから、なんだかんだとタイミングを逃してはなかなか決めてあげられないお子も、いたりしたんだろうか?とか。
だとしたら傅役が決まるまでその子の周りにいるのは侍女ばかりで、公私に渡って支えてくれるような成人男性はいなかったのかなあ、とか。
それでそのお子は有り余った元気と、自分にだけいつまでも傅役を付けてもらえないことからくる拗ねからとで、悪たれ一歩手前のやんちゃ坊主になっていたりとか。
で、ある日、いつものようにやんちゃしては側付きの侍女を振り回していたところ、たまたま軍議か何かに赴くために登城していた小十郎に拿捕されて。
そこでご本人の様子や、侍女の話を聞くうちにどうやら傅役の不在が問題の根本に在るようだと判明し、差し出がましいようだが、もしよろしければ備中(小十郎に対する敬称)が大殿(宗さま)にそれとなく話を通してみても宜しいか?、みたいなことを進言して。
で、初めて間近で仰いだ家臣の重鎮に、よもやこんな礼を尽くされるとは思いもよらず(お子は成人前の末子の9男さまを希望。それこそ小十郎と初めて引き合わされた宗さまぐらいの年頃^^)、目を白黒させつつも力強く頷く、と。
でも、お子の脳裏には既にひとりの男の姿が…
さて、数日後、早速何人かの候補が決まったようだと、忙しい宗さまに変わって、小十郎自らが報せに来た時に、思いもよらない↑のような展開が、待ち受けていた…という…
妄想にカ ン パ イ ★
な、設定が脳内に渦巻いた結果でした。
それで、その場にたまたま通りかかった宗さまが偶然にもそれを聞いてしまって、ならぬ!小十郎は今も昔も当然これからも、わしのものじゃ!!と大人気なく幼な子の希望を一刀両断しつつ、しかし…さすがはわしの子よの…小十郎に目をつけるとはなかなかやりおる…とかなんとか、変なところで出る血の繋がりに感心するといい……
た、楽し過ぎる…^^^^^^^
追加:
”びちゅう”というのは、史実の小十郎に対する敬称のひとつ?で、”片倉備中守(びちゅうのもり)”と、後年では呼ばれていたらしいです。
実子(長男、重長)に”小十郎”の名を譲り受けた後は、宗さまからの手紙も”かた小”から”かた備”になったそうです。
かわいすぎるvvv
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ*
今更ながら、歴史ってのはモエの宝庫ですな!^^^^^