中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

硫化水素発生させた大学生逮捕 愛知県警、自殺を志願

2008年4月23日 20時51分

 愛知県警常滑署は23日、ドラッグストアの店舗に併設した屋外トイレで硫化水素を発生させ、トイレ付近にいた男性会社員(26)に吸わせたとして傷害容疑で、同県常滑市の大学1年生の男(18)を逮捕した。

 同署によると、男は「インターネットで硫化水素を使った自殺がはやっているのを知り、自殺してみたくなった」と供述、容疑を認めているという。

 調べでは、男は17日午後5時50分ごろ、同市内のドラッグストアで入浴剤と洗浄剤を購入。店舗横のトイレ内の個室で混ぜ合わせて硫化水素を発生させ、トイレ近くにいて硫化水素を吸った男性会社員に3日間の傷害を負わせた疑い。

 硫化水素を発生させた後、放置して逃げており、「死ぬのが怖くなった。誰かが巻き込まれても構わないと思った」などと話しているという。

(共同)

 

この記事を印刷する

広告