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ダライ・ラマ14世、パリ名誉市民に 市議会が決定

2008年04月22日11時42分

 【パリ=国末憲人】パリ市議会は21日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と、中国の人権活動家、胡佳氏に名誉市民の称号を贈ると決めた。中国が反発し、パリでの北京五輪聖火リレー妨害を機に高まった反仏感情をあおる可能性がある。

 ダライ・ラマを名誉市民とする案はドラノエ市長が提案。「(ダライ・ラマと中国との)対話を促進するのはパリ市の義務だ」と説明した。全会一致で採択されたが、野党の右派が欠席。与党社会党の一部も欠席し、反対の意を示した。

 AFP通信によると、市議会各派には事前に、名誉市民の称号授与を避けるよう求める書簡が配られた。出どころは不明だが、書簡には在仏中国大使館のレターヘッドが使われていたとされる。

 胡佳氏を名誉市民とする案は与党緑の党が提案した。パリ市の名誉市民にはこれまでミャンマー(ビルマ)の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんらが選ばれている。

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