顧問先に資産隠し指南、強制執行妨害の罪に問われた安田好弘弁護士に逆転有罪判決
オウム真理教の松本 智津夫死刑囚や、光市母子殺害事件の弁護人として知られる、安田好弘弁護士(60)が、顧問先の不動産会社社長らに資産隠しを指南したとして、強制執行妨害の罪に問われた事件で、東京高等裁判所は23日午後、逆転有罪判決を言い渡した。
安田被告は、松本 智津夫死刑囚の主任弁護人を務めていた1998年、顧問先の会社の債権回収にからんで、差し押さえを逃れるために資産隠しを指示したとして、強制執行妨害の罪に問われている。
1審の東京地裁は、2003年に無罪判決を言い渡し、検察側が控訴していたが、東京高裁は23日午後、1審判決を破棄し、罰金50万円とする逆転有罪判決を言い渡した。
(04/23 14:11)