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NY原油、終値も120ドルに迫る 史上最高値更新

2008年04月23日10時18分

 【ニューヨーク=丸石伸一】22日のニューヨーク商業取引所の原油市場は、国際指標となる米国産WTI原油の先物価格が一時、1バレル=119.90ドルまで上昇して取引途中の史上最高値を更新し、初の120ドルの大台に迫った。終値も前日比1.89ドル高の119.37ドルで、史上最高値を塗り替えた。

 産油国ナイジェリアで石油関連施設が武装勢力に攻撃されたと伝えられるなどして、供給不安が拡大。閉幕した国際エネルギーフォーラムで、具体的な価格安定策が示されなかったことも買いの材料になった。

 一方、22日のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均の終値が同104.79ドル安の1万2720.23ドルで、2日続落した。

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