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鶴岡医療過誤訴訟:病院側、争う姿勢--地裁 /山形

 生まれた乳児が、担当医のミスで重度の脳性まひになったとして、両親らが鶴岡市の産婦人科医院「すこやかレディースクリニック」を運営する医療法人レスポアール(鶴岡市)を相手取り、約1億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の初弁論が22日、山形地裁(片瀬敏寿裁判長)であった。病院側は処置は適切だったとして全面的に争う姿勢を見せた。

 訴状によると、06年2月、母親が病院で出産する際、胎児が羊水内に排出した胎便を気道まで吸い込み仮死状態だったため、病院は口の中の羊水を吸引した。しかし、気道の奥まで吸引しなかったため、乳児は低酸素脳症により重度の脳性まひの障害が残った。

 病院側は答弁書で「病院に運ばれた時間が遅く、既に手遅れだった」などと主張した。【細田元彰】

毎日新聞 2008年4月23日 地方版

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