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「博多新ごぼう」品質良好で出荷/福岡・JA筑前あさくら【九州・沖縄】
掲載日:08-04-19
【福岡・筑前あさくら】JA筑前あさくらごぼう部会は、今月上旬から「博多新ごぼう」の出荷を始めた。今年産は、昨年秋の高温、干ばつの影響で出荷が例年に比べ約10日遅れているものの、長さも十分で形も良く、品質は良好だ。副部会長を務める筑前町の平田孫久さん(52)も収穫作業に追われている。
「博多新ごぼう」は短根で香りが強く、やわらかいのが特徴。同部会では、春と冬の年2回収穫を行う。春の収穫期間は4月から約1カ月間と短く、貴重な風味豊かな味わいが人気だ。出荷は主に関東や県内の市場へ向けて5月中旬まで続く。引き合いの強い2L、Lを中心に15トンを見込む。
平田さんは「部会員全員がエコファーマーで、減農薬・減化学肥料栽培に努めている。旬の味覚を楽しんでもらいたい」と話す。