2008年4月22日 18時48分更新
博多港に配備されている警察の警備艇「げんかい」が老朽化にともなってより高性能な新しい船に更新され、21日、記念の式典が行われました。
博多港の岸壁で行われた式典には、警察や博多港の関係者などあわせて20人が出席しました。
福岡県警察本部の田村正博本部長が警備艇に乗り込む警察官を前に、「安全安心のまちづくりに向け海上の治安維持にまい進してほしい」と呼びかけました。
このあと、田村本部長ら5人が新しく配備された「げんかい」の前でテープにはさみを入れ就航を祝いました。
新たに配備された「げんかい」は全長18メートル、重さ21トンで、最高速度が時速78キロとこれまで使われていた「げんかい」に比べて2倍近い速度が出るほか、エンジンが電子制御になるなど性能が大幅にあがっています。
博多港にはげんかいなど3隻の警備艇が配備されていて、警察は密輸や密航などの警戒や災害や海での救助活動などに警備艇を活用しています。