東京都江東区潮見2のマンションに住む会社員の女性(23)の行方が分からなくなっている事件で、警視庁が不明直後から実施していたマンション住民への聞き込み作業がほぼ終わったことが分かった。全150戸のうち約130戸については捜査員が居室に立ち入り、屋内を確認したといい、警視庁は残った部屋についても調べを進める。
調べでは、女性は18日午後7時半ごろに仕事先から戻り、姉に帰宅を知らせるメールを送信したことが判明している。しかし、その後、マンションの防犯カメラには女性の姿が映っていない。警視庁はマンション内に女性が残っている可能性があるとみて、居室やベランダなどを調べている。
警視庁によると、住民はいずれも捜査に協力的で、部屋への立ち入りを拒否する人はいないという。【川上晃弘、佐々木洋、古関俊樹】
毎日新聞 2008年4月21日 14時29分