岡山放送局

2008年4月21日 18時45分更新

地域の安全安心で意見交換


地域で防犯や防災に取り組む住民の代表が集まって、高齢者や子どもへの支援などについて話し合う会合が岡山市で開かれました。
岡山市で開かれた会合には、市内の各地域で防犯や防災に取り組んでいる町内会などの住民の代表およそ70人が参加しました。

会合では、岡山市の担当者が、災害時に1人暮らしの高齢者の安否の確認や救護をすばやく行えるよう、民生委員などが、高齢者の自宅を同意を得た上で調査し、必要な情報を町内会などに提供する計画を説明しました。

また、地域と学校が協力して子どもの育成に取り組む計画も説明され、地域で積極的に子どもたちと挨拶を交わすことや、多くの人が参加できる地域の行事を活発化させるよう参加者に協力を求めました。

これに対して参加者からは、「地域の住民だけではなく、企業にも協力してほしい」などといった意見が出されました。
岡山市では、今後、住民向けに防犯や防災、それに福祉や環境をテーマにしたセミナーを行い、地域の住民の活動の幅を広げていくことにしています。