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“底なしの裏金” 平松市長に議会の厳しい声

 調査を締め切ったはずなのに、いまだにボロボロと出てくる大阪市の裏金問題。21日、市議会の特別協議会が開かれ、平松市長が議員から厳しい追及を受けました。

 大阪市は先月10日に、全庁調査の結果として2億8千万円の裏金を公表しました。

 しかし、各部局が「もう裏金はありません」と誓約書まで書いたにも関わらず、その後も新たに発覚するなど、これまでの3度の調査で裏金の総額は6億4千万円を超えました。

 五月雨式に裏金が出てくる事態に議員からも厳しい意見が相次ぎました。

「あの短い期間で本当に調査できたのか、絶対できているわけがない。調査がきちっとなされていないのに誓約書を書かせた市長も悪い」(自民党・大西宏幸議員)

「その通りです。しかし、市民の皆様に不適正な金の流れを解明するには通らなければならない道」(平松市長)

「これは(裏金の)定義がコロコロ変わるし、何度も言うけど、(裏金)を出そうとしている職員が出すタイミングを失っている。勘違いしないでください。まだまだ隠れていて言わない職員がたくさんいる」(自民党・大西宏幸議員)

「まだ自信をもって、これで全部とは言えませんが、本当に重い荷物(裏金)を下ろしてほしいと私は職員に申しましたので、(今までの調査結果は)それに答えてくれた数だと思う」(平松市長)

 協議会では、このほかにも教育委員会の給食担当の部署が裏金として業者に預けていた5,000万円のうち、2〜300万円分をパソコンや事務机など、関係のないものに支出していたことも明らかになりました。

 今月中に最終結果をまとめるとしている平松市長。

 今度こそウミを出し切れるのか指導力が問われています。

[22日1時20分更新]

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