ラサで僧侶400人拘束 チベット混乱続く2008年04月21日18時43分 【香港=奥寺淳】米政府系のラジオ・フリー・アジアは20日、中国チベット自治区ラサ北部にあるセラ寺で18日に僧侶400人以上が武装警察に拘束されたと報じた。青海省や甘粛省などでも僧侶らが拘束されており、混乱が続いている模様だ。 18日午前2時ごろ、四十数台の車両でセラ寺に乗り付けた武装警官が僧侶を拘束。当局が中国国旗を掲げ、ダライ・ラマ14世を批判するよう要求したことなどに対し、僧侶が抵抗したためという。ラサの旅行会社職員は「市内の寺院は封鎖されて地元の人も入れない」と話している。 また、甘粛省甘南チベット族自治州夏河では14日、僧侶約200人が拘束され、数日後に釈放されたという。また、青海省では歌手でテレビ演出家のチベット人女性が今月初旬に逮捕された。チベット女性が抱える問題などを海外に発信していたという。 PR情報この記事の関連情報国際
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