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4月20日のながさきニュース
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長崎新聞
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外国からの漂着ごみ120袋分回収 対馬の海守ろうとボランティア
| 海岸に大量に漂着したごみを回収するボランティア=長崎県対馬市上県町女連 |
外国から大量のごみが流れ着く国境の島・長崎県対馬。「大量のごみを何とかしよう」と、環境保護団体「対馬の底力」(長瀬勉代表)が十九日、清掃活動に乗り出し、地元小中学生やお年寄り、各地域の市民団体など島内外からボランティア約八十人が集まった。
対馬では近年、漂着するごみの中に、韓国語や中国語が記された針付き注射器などの医療系廃棄物、異臭を放つ液体入りポリ容器の漂着が目立つようになり、「環境汚染につながる」として深刻な問題になっている。
「対馬の底力」は昨年九月、三十、四十代の若手が中心となり、特定非営利活動法人(NPO法人)として発足。漂着ごみの分別・リサイクルによる雇用創出と地域活性化を目指している。参加者は上県町女連の海岸で百二十袋分のごみを回収した。
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