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善光寺:聖火リレーに合わせチベット暴動犠牲者の追悼法要

聖火リレー当日に行われる善光寺の追悼法要について説明する「平和を願う僧侶の会」の若麻績敬史代表(中央)。左は「チベット問題を考える長野の会」の野池元基代表=長野県庁で2008年4月21日午後2時6分、兵藤公治撮影
聖火リレー当日に行われる善光寺の追悼法要について説明する「平和を願う僧侶の会」の若麻績敬史代表(中央)。左は「チベット問題を考える長野の会」の野池元基代表=長野県庁で2008年4月21日午後2時6分、兵藤公治撮影

 長野市内で26日に予定されている北京五輪聖火リレーに合わせ、中国チベット自治区などで起きた暴動での犠牲者を追悼する法要がリレー当日の朝、国宝・善光寺の本堂で営まれる。主催する市民団体が21日、記者会見で明らかにした。在日チベット人も参加する見込み。

 追悼法要は、市民団体「チベット問題を考える長野の会」(野池元基代表)など2団体が主催し、善光寺の僧侶ら有志でつくる「平和を願う僧侶の会」(若麻績=わかおみ=敬史代表)も協力する。

 若麻績代表は「国や宗教などの差異を超えた平和な世界の実現を訴えたい。国籍を問わず行いたい」と開催理由を説明し、追悼法要はチベット人だけではなく、中国人らも対象にするという。

 追悼法要は26日午前6時半、本堂前に集合し、同7時から本堂で、同団体などが現地の報道などを通じて把握した犠牲者60人以上の名前を読み上げて弔うという。

 野池代表は「非暴力で、平和的に活動を行いたい」と語り、法要後には、新たに決まった出発・点火式会場や沿道などで「チベットに自由を」などの横断幕を掲げる方針。【藤原章博】

毎日新聞 2008年4月21日 20時29分(最終更新 4月21日 20時40分)

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