オープニングアクト
今日、室蘭文化センターでのコンサート「natural songs」にオープニングアクトで出演するみのや雅彦師匠を見に行ってきた。
今日は、法事やお参りのスケジュールが忙しい日曜日で、さらに地元では「ハーフマラソン大会」で市内あちこちで交通規制で回り道を余儀なくさせられたり、「枕経」も入ってしまい、どんどん室蘭のコンサートへの「気持ちの距離」が遠くなり、挫けそうに……
でも、何とか間に合った(^-^)v
午後3時30分開場、午後4時開演のコンサート。
しかし、師匠自身もMCでおっしゃっていたけど、「オープニングアクト」なんてカッチョよく言ったって「前座」なのである。
そして今日は、その「前座」の意味をハッキリと思い知らされた。
午後4時になり、会場アナウンスがあり、ライトが消え、いちばん最初に師匠が出てくるものと信じていた。
しかし、そうではなかった。
まだお客さんが完全に入場していない3時55分くらいに、いきなり会場アナウンスで師匠が紹介され、ライトも消されない中、師匠が登場。2曲披露して10分ちょいで師匠の出番は終わり、そこで初めて会場アナウンスが「開演に先立つ諸注意」を言い、ライトが消え、コンサートが開演した。
だから、「前座」と「本編」はハッキリくっきりと分けられていた。
これが「前座」という意味か……
でも、
師匠は限られた時間の中で、「羽幌より」と「空」をキッチリ歌い、見事なMCでお客さんの笑いも誘い、輝いていた。
「デビュー26年選手が前座をつとめます!」 ……そんな師匠が大好きです。
コンサート本編では南こうせつ、尾崎亜美、遠藤賢司、ムッシュかまやつのビックネーム四人が、それぞれ有名曲などで素晴らしいエンターテイメントを繰り広げていた。
でも、師匠に会いに来た僕は、前座と本編の「線引き」を考えていた。アンコールにすら出演者としてステージに呼ばれないのだ。
帰りに退場するお客さんでいっぱいのロビーに出ると、師匠が「サイン会」をしていた。たくさんの人が並んでいた。
もっともっともっともっと、師匠をたくさんの人に知ってほしい……
遠巻きに師匠を見つめ、見えてないけど師匠に一礼をして、僕は会場を後にした。
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